おいしいニュース

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2017.04.12【千葉】

船橋経済新聞

習志野台にパン店「かおりや」 湯種利用のもっちり食パンを売りに

 八千代市で幅広い種類のパンを販売している「リグビィ」が、北習志野駅からほど近いビアーレきたなら商店会の「リヨンメープル」跡に、もっちりとした食感の食パンを売りにしたパン店「かおりや」(船橋市習志野台2、TEL 047-404-6664)をオープンして1カ月が過ぎた。

 オーナーは香田憲一さん(43)。21歳から大手チェーン店や地元の名店などでパン職人として修業を重ね、15年前に「リグビィ」で独立。出入り業者の紹介で「リヨンメープル」撤退の話を聞きつけ、ほぼ居抜きの状態で引継ぎ、名字の「香」から「かおりや」と名付けた。店舗面積は厨房部分も合わせて約20坪。内装は引き継いでいるが、商品の陳列棚やレジなどはオリジナルにするなどして、客がパンを見やすく取りやすいようにした。

 店内には、最近話題の「湯種」製法による、もっちりとしたものも含め5種類程度の食パン、胚芽ロールやレーズンロールなどのベースパンをはじめ、総菜パン、調理パン、ハード系、デザート系など幅広いパン約100種を並べる。

 コッぺパンを充実させたという香田さんは「もともと商品としては多く用意していたが、昨今のブームに合わせてコッペパンだけ別メニューとして用意するようにした」と話す。

 そのほか、厚さ5ミリのベーコンを使って、ハンバーグに目玉焼きを挟み込んだボリューム感のある「北習バーガー」は、「せっかく北習志野に出店しているので地名を冠したものをオリジナルで作りたかった」と同店の目玉商品として力を入れている。

 営業時間は9時~19時。日曜定休。
(船橋経済新聞)