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2018.03.07【佐賀】

佐賀経済新聞

佐賀・多久で「春のパンまつり」 パンに特化して駅前の空き地活用目指す

 JR多久駅(多久市北多久町小侍)北口の空き地活性化プロジェクト「マルゴシデッキ」で3月11日、「まちなかマルシェ&ライブイベント 春のパンまつりvol.2」が開催される。

 多久駅周辺に広がる空き地を活用し、多久市内からの来場客に喜んでもらおうと開催される同イベント。市内にパン店が少ないことから、パンに特化したイベントにしたいと市内だけでなく県内の佐賀市、唐津市、伊万里市、県外の糸島からも出店を募った。昨年の第1回は、出店していた10店舗すべてのパン店が開始2時間で売り切れになったことから、今回は出店数を14店舗に増やした。県外から福岡県糸島からも1店舗初出店を予定する。

 会場の「マルゴシデッキ」は、空き地が多い多久駅前の継続的な活性化につなげたいと2015年に制作したウッドデッキ材を使った可動式の木造屋台で市民に参加型を呼び掛け製作したという。

 当日は、出店されたパン店を巡り各店舗で購入時にもらえるシールを5枚集めると数量限定のオリジナルグッズがもらえるキャンペーン、江頭勇哉さん池田隆臣さんなどのアーティストによるライブのほか、子どもたち向けに会場内にアスレチックを設置する。

 実行委員会の笹川俊一さんは「ウッドデッキ材で屋台を統一することで会場全体の雰囲気づくりにもなり、その珍しさから人も集まって駅前の賑(にぎ)わいづくりになるのではと考え、『マルゴシデッキ』を使うことを決めた。富永ボンドさんのボンドアートや店のシャッター、外壁に絵を描くウオールアートのように、多久は今『アートの街』として印象があるので、『楽しいパンのイベントがある街』としても、多久の魅力を知ってもらいたい」と意気込む。

 開催時間は10時~16時。雨天中止。
(佐賀経済新聞)