おいしいニュース

この記事は、各地の食に関するニュースで、みんなの経済新聞ネットワークが提供しています。みんなの経済新聞ネットワークは、各地のビジネス&カルチャーニュースを配信するニュースサイトによるネットワークです。

2018.05.15【埼玉】

大宮経済新聞

さいたま・見沼にベーカリー&カフェ 食べきりサイズの「ミニブレッド」など

 さいたま市の商業施設・ハレノテラス東大宮にベーカリー&カフェ「パーネデリシア」(見沼区島町、TEL 048-812-8606)がオープンして1カ月がたった。

 群馬県で1954(昭和29)年に創業し、メロンパン専門店「メロン・ドパーネ」などを展開するグンイチパン直営の同店。埼玉県熊谷市より南のエリア、商業施設での出店は今回が初めてとなる。

 毎日店で焼き上げるパンは約80種。オープン当初のためあえて少なめにしているが、今後は増やしていく予定。開店と同時に客が入り、パンが全て出そろう11時ごろは大勢の客でにぎわう。

 店を訪れる人に好評なのが、少人数でも食べきれるサイズの「ミニブレッドシリーズ」(367円)。ブルーベリーやショコラなど定番もののほかに、季節の食材を使った季節限定ブレッドを展開している。3種類のチーズを使った「コクうまチーズフォンデュ」(194円)は、林達也店長によると「焼きたてを待って買う客も多い」という人気の品。チョコレートの塊がパンの表面に見える「贅沢(ぜいたく)ショコラのチャバタ」(259円)は、3種類の食感の違うチョコレートをもっちりした生地と組み合わせた商品で、棚に並べるとすぐにトレーにのせる客も。そのほか、「辛口カレーパン」(183円)や「カリカリメロンパン」(162円)などの同社の定番人気商品も棚に並ぶ。

 市内から訪れた女性は「『塩ロールあんこ』が大好きで、毎日食べたいくらい。外側がパリッ、中がモチッとしていて、あずきの味もしっかりする」と、この日も同商品を購入。レジを担当した女性スタッフが「温めて食べてもおいしいですよ」と、新しい食べ方を提案していた。

 同店では焼きたてのパンをドリンクメニューと共に楽しめる28席のイートインスペースも用意。フレンチトースト専用パンを使った「パン職人の窯焼きフレンチトースト(仮)」など、パンの良さを味わえるフードメニューの提供も予定している。ガラス張りの壁面から外が見える明るいスペースで、同社の小此木大典さんは「メロンパンやクロワッサンをイメージさせるオリジナルカーテンや、照明など細かいところにもこだわって作った」と話す。店内のほか、隣接する外のテラスで食べることもできる。

 営業時間は9時~20時。
(大宮経済新聞)