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2018.05.23【大阪】

京橋経済新聞

大阪城公園、森ノ宮噴水エリアに新店続々 ベーカリーやスタバなど

 大阪城公園内の森ノ宮噴水エリア(大阪市中央区大阪城3)が整備され、飲食店など5店舗が順次オープンしている。運営は、大阪城パークマネジメント共同事業体。

 大阪城天守閣の年間入場者数を275万4千人と3年連続で過去最高を更新する中、大阪城公園のアクセスにも利用されるJR森ノ宮駅からすぐの同エリアが整備された。もともと緑地帯だったところを市民やランナーにはもちろん、観光客にも過ごしやすくした。

 同事業体の米田さんも「市民の憩いの場である同エリアの魅力向上により、既に整備した大阪城公園駅前エリアや本丸エリアなどとともに大阪城公園内の周遊性を高め、公園の魅力を来園者の方に伝えたい」と意気込みを語った。

 4月20日にはベーカリーショップ「R Baker(アールベイカー)」がオープン。緑に囲まれた店内では自家製天然酵母とこだわりの小麦粉を使用したパンを味わえる。5月1日には「スターバックスコーヒー」や、ロードトレインの運行状況を確認し、公園案内のパンフレットを入手できる「公園案内所」もオープン。5月31日には有料の子どもと家族のための屋内外の遊具施設「ボーネルンド プレイヴィル 大阪城公園」もオープンする。

 公園内の代表的な植物を見られる「ボタニカルショーケース」も5月中の開設を目指す。米田さんは「ソメイヨシノ、イチョウ、イロハモミジ、ハナモモ、ウメ、アジサイ、ウツギといった大阪城公園内にある代表的な樹木を集めている。それぞれの樹木の今の状態をここで見て、公園内の各エリアへ足を向けてほしい」と魅力を話す。

 営業時間は各店により異なる。
(京橋経済新聞)