おいしいニュース

この記事は、各地の食に関するニュースで、みんなの経済新聞ネットワークが提供しています。みんなの経済新聞ネットワークは、各地のビジネス&カルチャーニュースを配信するニュースサイトによるネットワークです。

2018.06.12【滋賀】

びわ湖大津経済新聞

南草津に猫のいるパン店 猫の肉球見える一部透明のトンネルも

 猫のいるパン店「ベーカリーカフェ ねこ日和」(草津市野路8、TEL 077-565-6227)が6月1日、オープンから3カ月を迎えた。

 ガラス張りの猫部屋で生活する3匹の猫が、パンを買いに来たお客さんを出迎える。天井には猫専用のトンネルがあり、一部が透明になっていて猫が通る姿を見ることができる。

 料理と猫が好きで猫のいる飲食店の開業を考えていたオーナーの北中小百合さんは、パン職人の掛村隆之介さんに出会い、「こんなにおいしいパンを皆に広めたい」とパン店をオープンすることに。衛生面に考慮してガラス張りの猫部屋を設置。構造上、猫のトイレが厨房(ちゅうぼう)を挟んだ反対側になったので、天井にトンネルを作ることになった。「せっかくなので見えるようにしようと一部を透明にした」という。下からトンネルを通る猫の肉球を見ることもできる。
 バゲット(250円)は石窯のフランスパン専用オープンで焼き上げ、アンパン(150円)のあんや総菜パンの総菜も手作り。食パンに猫の肉球の焼き印を施し、クリームパンを「ねこのおてて」(140円)と名付けるなど、猫にもこだわった。近くに大学があり、学生が多く、総菜パンも充実。焼きそばドッグ(150円)やサンドイッチ(200円)は午前中に売り切れることも。

 購入したパンは店内で食べることができ、猫柄のソファーや猫雑貨に囲まれて、ガラス越しに猫を見ながら味わえる。

 北中さんは「猫が自由に遊べるように遊具を作って、ストレスがかからないようにした。居心地がいいようで、夜も家に帰りたがらないので、猫は店で生活している。猫に会いに来て、おいしいパンを味わってほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は9時~21時。月曜定休。
(びわ湖大津経済新聞)