おいしいニュース

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2016.06.20【東京】

三軒茶屋経済新聞

世田谷・松陰神社前にクラフトビールとパンの店 「ぐっすり眠れる夜」コンセプトに

 世田谷・松陰神社前に6月6日、クラフトビールとパンの店「good sleep baker」(世田谷区世田谷4、TEL 050-7128-3201)がオープンした。

 国産クラフトビールと手作りパンが主力の同店。店主の小林由美さんは「仕事帰りに開いているパン店があまりなく、あっても種類が少ないと感じ、帰宅時間に焼きたてのパンが買える店を目指した」と話す。

 店内にはビールだるを設置し、国産ビールを常時3銘柄そろえる。たるが空くごとに「待機だる」と呼ばれる別の種類のたるを開ける日替わりシステムで販売する。自身もビール好きという小林さんが、おいしかった銘柄や飲んでみたい銘柄を提供するという。

 その日のビールと待機だるの銘柄は、同店のSNSページで随時発信する。「『そろそろ待機だるが空くかな』と期待して店に来るのも楽しいのでは」と小林さん。

 「お酒に合うことを基準に考案した」というフードメニューは、「ラタトゥイユ」(500円)、「リブフランク」(700円)など。パンは、「パクチーベーコン」(300円)、「クリームチーズとバナナ」(250円)などを日替わりで用意し、ビールやワインに合う味を心掛けているという。「レバーペースト」(500円)、「海老バター」(600円)は自家製パンが付く。黒ビールで煮込んだドライフルーツを使った「黒ビールのフルーツケーキ」(500円)など、新商品も開発中という。

 店舗面積は24.8平方メートル。店内は立食スタイルであれば最大約25人までの利用に対応する。今後は屋外で食事ができるガーデンスペースを増設する予定という。

 小林さんは「店名の『good sleep』は省略すると『ぐっすり』。来てくれた人がその夜、ぐっすりと眠れるような、日常的なお店でありたい。仕事帰りの一杯をはじめ、翌朝食べるパンの購入にもぜひご利用いただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、平日・土曜=17時~翌1時、日曜=15時~23時。水曜定休。
(三軒茶屋経済新聞)