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2017.03.21【東京】

吉祥寺経済新聞

吉祥寺でパンの朝市「パンイチ!」 よつ葉乳業とコラボした限定ブースも

 吉祥寺・井の頭文化自然園近くのレンタルスペース「ニューロ吉祥寺」(武蔵野市御殿山1)で3月26日、パン店や焼き菓子店、コーヒー店が集まる朝市「パンイチ!VOL.15」が開催される。

 2014年に「パンを通して、いつもの生活の中にちょっと違う休日の朝を届けたい」と始められた同イベントは2~3カ月に1回、日曜に開催される。主催は共に子育てをしながらパン店を営む「パンのオオトヤ」のオオトさんと「中田ベーカリー」の中田さん。

 地元周辺の5店で始まり、現在はオオトさんの拠点である山梨のパン店を含む10店前後が出店。今回は主催の2店のほかに「雲雀(ひばり)の小麦工房」「気まぐれ酵母ぶんぱん」「Kaeru Bagel」「食パンのお店クリスベーカリー」「ル・カナール」「ロントモン」「然(ぜん)企画&パンテーブル」「go cafe and coffee roastery」が並ぶ。

 毎回テーマを設け、イベント会場でしか販売しない限定のパンが並ぶのも特徴。中田さんは「毎回同じパンが並ばないよう、ただパンが買えるだけの場所にならないように、楽しい仕掛けとして季節などに合わせテーマを決めている」と話す。

 15回目は「よつ葉乳業」とのコラボで「乳!乳!パン」がテーマ。各店が同社の牛乳やクリームチーズ、バターを使い、開催当日に合わせて作ったティラミスパンやクリームパン、レーズンフロマージュなどを販売する。

 今回初企画として、パン店やパンにまつわる情報を紹介するウェブメディア「パンめぐ」ブースも登場。「『おいしいパンのためならどこまでも行く』というパン好きの皆さんに『めぐりスト』になってもらい、ライターとしてパン店の魅力を伝えてもらうサイト。当日『めぐりスト』に登録すると先着で、パン店『365日』の元シェフが開いた『nichinichi』のオリジナルパンを進呈する」と中田さん。

 「3年目に入り、人と人とのつながりがより広がってきた。子育てをしながら自分たちの環境も変わっていく中で、パンを通して作り手と買い手が楽しくコミュニケーションできる場になれれば。イベントを通して吉祥寺を楽しくしていきたい」とも。

 開催時間は10時~14時。入場無料。
(吉祥寺経済新聞)