おいしいニュース

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2017.05.25【福岡】

小倉経済新聞

小倉駅ビルに「ベーカリーバル」 100種以上のパンとアルコール

 小倉駅の「アミュプラザ」(北九州市小倉北区浅野1)1階に5月23日、「ベーカリーバル・グランドアムール」がオープンした。運営は岩本商事(赤坂海岸7)。

 元の店舗から西側に約30メートル移動し、アルコール類も提供するようになったことから軽食のメニューを充実させ、「バル」の名称を加えた。同ビルを運営するデベロッパー「小倉ターミナルビル」が、「このエリアの食のイメージ充実を図りたい」とフロア計画を明かしたことに応じたもの。店舗面積は約28坪、席数は21席。

 サンドイッチなどの食事系、バゲットなどのハード系、ベーコンチーズなどのスナック系のパンを毎日約100種以上幅広くそろえる。「ミートソーススパゲティ」(480円)や、「マルゲリータピザ」(500円)、「エビとエリンギのアヒージョ」(680円)などの軽食も提供する。

 同社の本業は水産加工業で、2004年にパンの製造小売りへ異業種参入し、現在4店舗を展開している。同店では本業を生かした「あじ干物のディップ」や「南氷洋クジラ赤身の刺身」(以上380円)など特徴あるメニューが並ぶ。

 市内で特徴ある野菜作りをする農家から野菜を仕入れ販売するほか、それらの野菜を使った「地元野菜パワーサラダ」(480円)なども提供している。

 ドリンク類は、ワイン(赤・白380円~580円)、「ザ・プレミアムモルツ生」(480円)、ハイボール(380円~450円)などのアルコールのほか、コーヒー、アイスティー(以上180円)、「カボス&柚子(ゆず)サイダー」(280円)などのソフトドリンクも。

 営業本部長の岩本大志さんは「乗車までの時間調整や待ち合わせなど、駅を行き交う人々のニーズをくみながら、メニューを臨機応変に試していきたい。パン屋らしく、パンを原料としたビールの開発も視野に入れている」と話す。

 営業時間は7時~23時。
(小倉経済新聞)