ブレッドスタイル ソプラノ
パン屋さんからのお知らせ
2018.04.12
「地域密着」をモットーに、パンを通じて恩返し
寝屋川出身、シェフの宮田です。大学時代にドンクでアルバイトしたのが、パンづくりとの出会いです。はたちの時にバックパッカーとしてアジアを横断。各国のパンを食べ比べ、その違いに興味を持ちました。帰国してから、自分なりに「あの味を再現したい、お酒とパンを出すバールをやりたい」と、パンづくりを学ぶためそのままドンクに就職。大学時代から通算10年間働きました。
27歳で事業計画を立て、ずっと準備をしていたのでドンクを退社してわずか3ヵ月でお店を開きました。大学の商学部で学んだ知識も役立ちました。
シェフとして毎日のパンづくり、店舗経営のほか、カフェ、レストランのプロデュースやコンサルティングなど、ほぼ休みなく活動していますが、職人としての自分を鍛えることも忘れていません。ベーカリーJAPAN CUPに参加し、2014年関西大会優勝、2015年日本大会第4位になりました。
2005年のオープンからずっと、この場所でパンを焼いています。実は開業して数年間は厳しかったんです。そんなとき保育園や学校の先生方が、おやつ用にパンを買いに来てくれたり、イベントに呼んでくれたりして、ずいぶん支えられました。大阪市内に進出しないかという話もありますが「地元の活性化に貢献したい」という思いがあって、これからもここで頑張っていきたいと考えています。夏ごろには、寝屋川市駅前にベーカリーカフェをオープンする予定です。
2018.04.12
パン屋にとどまらない展開1 事業展開
私は現在、株式会社Wonder Eyesの代表取締役として、スーパー内のベーカリーの顧問、国立病院でのメニュー提案、京丹後市の障害者事業所でのお菓子づくり(生産性の向上と技術改善)、さらに個人レストランやカフェなど7軒の経営コンサルタントなどをしています。
本業のパン屋をやりながら、経営セミナーなどに参加して、人脈を増やしてきました。居酒屋、美容室、ナイトクラブなど異業種の経営者と交流し、運営の仕組みを学びました。コラボした企業からご縁がつながって、大学病院や介護施設と一緒にいろいろな取り組みをしています。
今年の春から、大学院生になり、人間の動作を研究しています。手の動きや力の強さなどを数値化したシステムをつくり、それを活用して一人前のパン職人を2~3年で育てられるようにしたいと考えています。インターネットを使えば、海外にまで広げられるので、人材育成や雇用促進にも役立てると思います。また障害者の働く場をつくるためにも、役立てられるのではと期待しています。
忙しい毎日ですが、最終的には海外で仕事をしたいという夢に向かって頑張っています。日本はすでに飽和状態。海外でパン職人の育成や店舗展開を行い、世界中の人々に喜んでもらいたいと思います。
2018.04.12
パン屋にとどまらない展開2 商品開発
ソプラノの厨房は、いつも大忙し。職人は私を含めて5人です。金~日曜の午前中は、店で販売するパンづくり、それ以外の曜日はレストランなどに提供する、大口注文のパンを焼いています。
当店が得意なのは和総菜を使ったパンの数々。煮物や山菜を入れたり、梅干し、塩こんぶ入りのパンなどユニークなものが揃っています。お客さまにも「変わったパンのある店」と認識していただいているようで、塩こんぶ入りのカンパーニュは定番になりました。メニューは随時変えているのですが、主にお酒を飲んでいるときに思いつくことが多いですね。
今年の秋を目処に大手ドラッグストアから、機能性パンを発売する予定です。糖質制限、食物繊維、血糖値を下げるパンを開発しました。一番苦労したのはパンのレシピではなく、健康効果を確かめるデータを集めるために、たくさんの協力者を探すのがたいへんでした。けれども、このパンを食べて一人でも多くの方に、元気になってもらいたいですね。
営業時間、販売商品、価格等に変更がある場合もございます。詳しくは店舗にご確認くださいますようお願いいたします。
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