おいしいニュース

この記事は、各地の食に関するニュースで、みんなの経済新聞ネットワークが提供しています。みんなの経済新聞ネットワークは、各地のビジネス&カルチャーニュースを配信するニュースサイトによるネットワークです。

2014.06.18【東京】

相模原町田経済新聞

町田・玉川学園のフランス菓子店、ハード系パンを販売

 玉川学園駅そばのフランス菓子店「パティスリー・パクタージュ」(町田市玉川学園2、TEL 042-810-1111)が5月末よりハード系パン「パン・ドゥ・ミ」の販売を始めた。

 北海道産小麦とバターを100パーセント使用し、クロワッサンよりも少し甘めという同パン。価格は一斤360円。昼前に焼き上がると2時間ほどで売り切れになるという。パン・ドゥ・ミのほか、バゲットやカンパーニュに野菜やチーズなどをのせたオープンサンド「タルティーヌ」など約30種類を取りそろえる。

 「フランスのパティスリーはケーキだけでなくパンや総菜を扱うことが多い。オープン当初から、毎日食べることができるパンを提供したいと考えていた」とシェフ・パティシエールの齋藤由季さん。

 齋藤さんは23歳で渡仏し、2つ星レストラン「ル・ジャルダン・デ・サンス」のパティスリー部門などで4年間修行。帰国後、数店のパティスリー立ち上げに関わり、昨年3月に生まれ育った玉川学園で自分の店を開いた。

 同店はフランスの伝統菓子を中心に取りそろえる。「私が作るケーキはどちらかというと重厚。スポンジをたくさん使うロールケーキは扱っていない。小さくて値段が高いと思われがちだが、食べていただくと満足感は高いと思う」。都内で立ち上げた店よりも客からの反応は良いという。「客層は40代以上が多いが、夏休みに向けて親子で楽しめる料理教室を開く予定」とも。
  
 営業時間は10時~19時。火曜定休。
(相模原町田経済新聞)