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2019.11.30【神奈川】

小田原箱根経済新聞

小田原城址公園 本丸広場で「パンまつり」 北条早雲公顕彰五百年事業と連携

 小田原で人気のパン店が集まる「第3回 おだわらパンまつり」が、12月7日・8日に小田原城址公園 本丸広場で開催される。

 人気のあるパン店が競いあう小田原地域。小麦などの原材料にこだわり、独特の製法を取り入れ消費者に支持されている店舗が多い。3回目を迎える今回は、「北条早雲公顕彰五百年事業」と連携し、会場を小田原城に移して行われる。

 「パン工房ジョイ」は、湘南小麦、南足柄きんたろう小麦、ユメカオリ小麦を使用して焼き上げた「大豆とひじきの食パン」と、「17種類の穀物パン」(共に1斤400円)を7日に販売する。パン工房ジョイの三浦昌弘さんは「どちらも香りと味が楽しめる自信作の食パン。既に問い合わせも頂いている」と話す。

 小田原のパンや焼き菓子などを紹介販売する「おだわらパンセレクションコーナー」が登場。セレクションは、Atelier Weizen SAE(アトリエ ヴァイツェン サエ)の神戸さえさんが担当。

 このコーナーに登場するのが、ナチュラル菓子工房「citron(シトロン)」の「三つ鱗(うろこ)クッキー」(1,000円)。小田原産の梅、かんきつなどを使い「北條五代」をイメージした5種のクッキーがセットされている。オーナーパティシエの大和田芳実さんは「北条の家紋、三つ鱗をモチーフにしたクッキーでリピーターも多く贈答品にも最適」と話す。

 開催時間は10時~15時30分(売り切れ次第終了)。
(小田原箱根経済新聞)