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2023.01.12【宮城】

仙台経済新聞

太白区内23店で「パン巡り」 地域の名所・名物題材にしたオリジナルパン販売

 太白区の名所・名物を題材としたオリジナルのパンを期間限定で販売する「太白区パン巡り2023」が1月12日、区内のパン店や飲食店で始まった。

 新型コロナウイルス感染症の影響により町内会が活動を活発に行えない状況を踏まえ、「世代を問わず親しまれ、テイクアウトもしやすく、形や具材の自由度が高いパンにスポットを当て、地域活性化、まちの魅力発掘・発信を図りたい」と太白区の主催で昨年初企画したイベント。

 今回は「秋保パン食堂 コッペ」「海と畑のレストラン ぴぁてらす」「えとふぇ」「コティニベーカリー」「シベールの杜(もり) 富沢店」「天然酵母パン オフルニルデュボワ」「パンセ 長町店」「ビッグママ・おいしいパン屋さん」「ブリング」「ベーカリー ランコントル」「ポッケの森」「モナモナ 富沢店」「モンファヴォリ ベーカリー」「ヨークベニマル あすと長町店」「よつばベーカリー 長町店」「レピコロレ」など23店が参加。

 磊々峡や秋保温泉、野草園、太白山、八木山動物公園フジサキの杜、甘藷翁(かんしょおう)記念碑、太白太ねぎ、仙台三桜高校と仙台南高校の音楽部などを題材に、各店が開発したパンを販売する。ラインアップは、「磊々峡(らいらいきょう)トースト」「太白太ねぎのクロックムッシュ」「太白あんぱん」「おんせんパン」「野草エピ」「子ども大好き八木山ハムコーン」「ハーモニーマリトッツォ」など16種類。

 併せて、「太白区パン巡りフォトラリー」も展開。イベント対象パンと太白区の名所の写真を撮影し、応募フォームからエントリーすると、坪沼で取れたコメや秋保のそば、イベント参加店で使える商品券が抽選で進呈される。

 太白区まちづくり推進部まちづくり推進課の同イベント担当者は「区民の方にはより地元に愛着を持ってもらい、それ以外の方には太白区に来て名所や名物を巡ってもらうきっかけになれば。パンを片手に地域を巡り、お気に入りの場所を見つけてほしい」と呼びかける。

 2月12日まで。
(仙台経済新聞)