まん福ベーカリー
パン屋さんからのお知らせ
2018.12.10
どんな粉でも、個性を活かして使いこなすのが本当のパン職人
私がパンづくりと出会ったのは、18歳のときのアルバイト。早朝5時からの仕事でしたが、手間ひまかけた分だけ返ってくる、ものづくりの楽しさとやりがいを知りました。その後、7年間「青い麦」で福盛幸一氏に師事。さらにいくつかの店で修業し、2011年4月にまん福ベーカリーを開業しました。
ちょっとわかりにくい場所で立地は良くないのですが、すぐ側に東横堀川が流れているのが気に入って決めました。もともと海が好きで、船舶免許も持っていますし、水辺にいると安心できるのです。店内にも漁に使われるガラスの浮き玉やランプを飾っています。
師匠の福盛氏からは、パンに対する考え方や生地への接し方を学び、それは今も忠実に守っています。毎日怒られてばかりでしたが、師匠への憧れと刺激しあえる仲間のおかげで頑張れました。
いつか私の店で勉強した職人が独立して、私を刺激する存在になってくれるのが夢ですね。朝から晩までの仕事はラクではありませんが、お客さまの声が何よりの支え。どんな粉でも材料でも、使いこなせる職人になることが私の目標です。
2018.12.10
ベーカリーの定番や惣菜パンを主力に、常時30種を並べています
店がオープンしたころの北浜は、川床のあるカフェが次々と開業し、若者に人気のエリアとなっていました。そこで自分が得意としていたハード系のパンを中心に焼いていました。けれど、しばらくすると客足が引いてしまって…。ならばと店名どおりに、お客さまを満腹にできるパンを提供することにしました。お客さまが本当に求めているのは、子どものころから慣れ親しんだ味なのではないかと。
定番で勝負するためには、他店との差別化が重要。やきそばドックのやきそばの量やあんパンのあんこが、他とはちょっとちがう。期待せずに買ったパンが美味しいほうが、インパクトが強いと考えたのです。
当店では季節限定商品も新商品もあまりつくりません。その代わりお馴染みのパンを毎日美味しく食べてもらうために、すべての商品の味を少しずつ変えています。少しずつ進化させていくことで、お客さまに飽きられず暖簾を守って来た老舗料理店のように、私も生地の風味や食感を調節、それに合わせて具材の味も変えています。自家製のほうが安くつくし、自分で味の調節ができますしね。これからもお客さまのニーズに合わせた、満腹になれるパンを提供していきたいと思っています。
営業時間、販売商品、価格等に変更がある場合もございます。詳しくは店舗にご確認くださいますようお願いいたします。
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