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兵庫県

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パンを楽しむ美食の足し算

2020.10.06

フランス食文化の達人に聞く、パンとマスタードのマリアージュ

vol.25 フランス食文化の達人に聞く、 パンと「マスタード」のマリアージュ 紹介してくれた人 日仏商事株式会社 Bon'ap! 林 公子(はやし きみこ)さん 2020年4月日仏商事入社。前職の接客業からヨーロッパでの生活を経て、「日本とフランスの架け橋となる店を目指す」という同社のコンセプトに共感。日仏商事初の小売部門となるアンテナショップ「Bon'ap!(ボンナップ)」の販売スタッフに。お客様とのコミュニケーションを大切に、日々の業務に携わっている。 RECOMMENDED COMBINATION おすすめの組み合わせ フランスの伝統的製法のまろやかなマスタードと、ブリオッシュのリッチな味わいのハーモニー マスタードは、フランスの食卓に欠かせない調味料です。パンやサンドイッチはもちろん、肉・魚・卵料理、サラダやソテー、煮込みなど毎日のさまざまな家庭料理に添えて使われています。日本の和辛子はからし菜の種をすりつぶして水などで伸ばして作られ、辛味をより引き出す製法です。これに対し、西洋のマスタードはからし菜の種をすりつぶすまでは同じですがその後、ワインやワインビネガーで練って作ります。塩やはちみつ、香料を加えることもあります。辛味はそれほど強くなく、酸味や甘味など味のハーモニーを楽しむ調味料です。 今回ご紹介するマスタードは、「オルレアン式」という昔ながらの自然発酵によるワイン […]

ニッポンのブーランジェ

2020.07.07

ダンマルシェ朝霧台店 中市 晃成氏

“焼きたて、揚げたて、つくりたて”の味 ここにしかないパンを届けたい vol.37 ダンマルシェ朝霧台店 中市 晃成氏 明石市、神戸市エリアで10店舗を展開するダンマルシェ。明石市郊外の住宅街にある朝霧台店は、平成16年にオープン。朝霧台店の自慢は、本場スペインの職人が組み上げた石窯。その石窯で焼き上げたハード系パンや、食パン「大地」を求めて多くの常連客が車でやってくる。天気のよい日は外のテラス席で“焼きたて、揚げたて、つくりたて”のパンを味わうのも楽しみのひとつだ。 3つの「たて」と材料にこだわり ダンマルシェではパンは“焼き立て”、ドーナツ類は“揚げたて”、サンドイッチなどは“つくりたて”の新鮮な美味しさにこだわり、1日に3~7回の“3たて”商品が売場に並ぶ。また店舗内で生地から焼き上げまでの工程を一貫して行うスクラッチベーカリーであることにも、誇りとこだわりを持っている。手間も人手もかかるが、お客さまがいつ訪れても満足できるように、毎日職人たちが愛情を注いでパンづくりに取り組んでいる。 材料へのこだわりもダンマルシェならでは。小麦粉は安定した味が提供できるようカナダ・アメリカ・オーストラリア産の良質な粉に、国産小麦・フランス産小麦などをブレンド。ダンマルシェの看板商品ハード系食パン「大地」には、高野山の湧き水「金水」と温泉水「銀水」をブレンドしたミネラルウォーター「月のしずく […]

ニッポンのブーランジェ

2020.05.19

パンプキン 湯井 信一氏

お客さまに喜ばれる、 やさしくて日常に溶け込むパン vol.36 パンプキン 湯井 信一氏 兵庫県三田市を拠点とするパンプキンは、自然豊かな三田の食材を生かした惣菜パンや食パン、菓子パン、ケーキなど、常時100種類以上が並ぶ地元の人気店。オープン以来、毎日でも食べ飽きないやさしいパンを届けるため、スタッフ一丸となって取り組んでいる。 季節にあわせた新作パンも次々と登場する、選ぶ楽しさのあるパン店の2代目である湯井信一専務は、パンづくりはもちろん、業界の課題解決にも意欲を燃やす若きリーダーだ。 オープンから26年、地域とともにあるお店 三田市の神戸電鉄「横山駅」から、歩いて7~8分の場所にあるパンプキン本店。25台収容の広い駐車場には、パンを求める人たちの車が次々と入ってくる。ここは関西で人気のベッドタウン・三田市の中でも自然豊かな旧市街にあたる。三田市はレストラン、ケーキ店、ベーカリーなど、評判の店が集まるグルメな街。そこで長年愛され続けているのが、パンプキンだ。 お店は朝7時からオープンしていて、朝は仕事前にランチ用のパンを購入する人で、午後には子ども連れでも安心のイートインスペースでおしゃべりを楽しむママたちで賑わっている。ケーキやプリンなども人気で、天気の良い日には店の外のテラス席で気持ちよく過ごせると、地元の人たちの憩いの場となっている。 創業と阪神淡路大震災 兵庫県内の大 […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2020.05.12

ビストロ×ベーカリーならではの豪快ブランチ

vol27 ビストロ×ベーカリーならではの豪快ブランチ LE BOOZY(ルブージー) 兵庫県 神戸市 三宮から新神戸方面に歩いて約10分。街の喧騒から少し離れた神戸北野に佇む「LE BOOZY」は、ボリュームたっぷりの豪快な肉料理が評判です。朝10時からのブランチタイムでは、夜とはひと味違ったパンを使ったメニューが楽しめます。コンセプトは“いろいろな国の朝ごはん”。モーニングでもなくランチでもない、休日の朝、いつもより遅い時間にゆっくり食べたいちょっと贅沢な朝ごはんです。 だからリピートしたくなる! 全メニューを制覇したくなる、個性豊かな“いろいろな国の朝ごはん” ビストロ「LE BOOZY」のブランチは、ディナーメニューで提供する肉の端材やソーセージやハムなどの加工品と、隣接する姉妹店のパン屋さん「THE BAKE」で焼き上げたパンを使った、ボリュームたっぷりの肉×パン料理。それぞれの専門店の“美味しいところ”が見事に融合し、オリジナリティあふれるメニューを味わうことができます。 「LE BOOZYの肉もソースも、THE BAKEのパンもすべて手作りにこだわって、いちから作っています」というオーナーシェフの小林元気さん。パンはもちろん、ハムやソーセージ、ベーコン、パテなど肉の加工品もすべて自家製です。2016年に「LE BOOZY」をオープンしました。店の外装も内装も、小林さん […]

パン屋さんからのお知らせ

2018.08.29

食材にこだわったパンづくりをしています - gnome(ノーム)

酵母は、自家製のレーズン酵母やライ麦からおこした酵母、イーストの3種類を使用し、パンの種類によってブレンドしたり、使い分けたりしています。小麦粉も国産や北米産など10種類以上からパンにあわせてブレンド。カンパーニュは、4種類の小麦粉と3種類の酵母をブレンドしてつくっており、当店ならではの風味豊かな味わいに仕上がっています。大きいサイズになっているのは、外はカリッと中はしっとりやわらかい食感に仕上げるためです。 また、野菜は農薬や化学肥料を使わず、動物性の有機肥料も使わず、植物性の素材だけで堆肥から手づくりした農地で露地栽培した野菜をつくっている丹波の「峰松農園」さんから取り寄せています。 たまごは、平飼いや広々としたケージでストレスなく育てられた鶏から生まれた丹波の「芦田ポートリー」さんのものを使っています。 このように丁寧につくられた食材は、食材の生命力に驚かされるような味わいです。手間暇かけられた食材をつくってくださる農家の方々への敬意もこめて、大切に使わせていただいております。そんな食材のもつ力強さも噛みしめていただければ幸いです。

パン屋さんからのお知らせ

2018.07.24

手作りのやさしさと安心を大切にしたパンを作ります - アン・シャーリ

かつて料理教室やパン教室を地元で主宰していた際に、教室で作る家庭的な味わいのパンがいつでも買えるベーカリーをとの生徒さんからの要望を受け、高砂市民病院近くの静かな住宅街に、この店をオープンしました。32年前のことです。以来、「小さなお子様からご高齢の方まで、みなさんに安心して食べていただけるパン作り」をモットーに、夫婦二人でこの小さなベーカリーを切り盛りしてきました。 私たちが作るのは、パン作りの工程において保存料などの添加物を一切使用せず、良質の小麦粉や材料を厳選したパンや焼き菓子。調味料や油脂類をたくさん使えば、それだけ人間の味覚に訴えかけ、印象には残りますが、毎日食べるものとしては体への負担も大きくなり、何より食べ飽きてしまいます。そうした考えから私たちは、砂糖や油脂類をできるだけ控えめにしよう、そして、シンプルな味わいを大切に素材の味を引き出すことを心掛けようと考えました。 毎日食べるものだからこそ安全で安心できるものであってほしい。そして、みんながほっとできるやさしい味で、笑顔がこぼれる美味しさであってほしい。開業時から32年間、その思いは変わりません。これからも夫婦二人で楽しみながら、体力の続く限りパンを焼いていきたいと思います。(オーナーシェフ 粟野哲郎)

パン屋さんからのお知らせ

2018.03.15

一層式のドイツ窯で焼き上るからこそのおいしさ - フロイン堂

フロイン堂が開店したのは、昭和7年(1932年)のことです。当初は、今も神戸にある「フロインドリーブ」のオーナーの奥様と親戚関係であったことから、その支店としてオープンしたのがはじまりです。もう独立していますが、窯は大正10年ぐらいに誕生したものをルーツとする、「フロインドリーブ」のドイツ窯を完全にコピーして造ったものを受け継いでいます。 現代では希少な一層式の窯で、最初に窯の中で火をくべて温め、その余熱でパンを焼くというスタイルのものです。現在は温度計が付き、薪ではなくガスを使用していますが、そのスタイルは変わりません。レンガ窯であっても多くは二層式で、下から火をくべて温めるというスタイルのものが主流であるなか、貴重なスタイルを残したものになっています。 ただし、二層式と異なり、次のパンを焼くには再度温めなおさないと焼けないため、次々とパンを焼けないのが難点です。でも、大きな窯なので、食パンなら一度に50本は焼けます。しかも、味わいは軽く、老化しにくいパンができあがるのが特長です。なかでも食パンは軽く、口どけのよい味わいになっているので、ぜひ、違いを味わっていただければ嬉しいです。

パン屋さんからのお知らせ

2018.03.06

1978年よりパンをつくり続けて - トミーズ 三宮店

トミーズが神戸市の魚崎にパン屋を開店したのは、1978年のことです。その後、本店とは別に三宮店が誕生したのは、20年ほど前になります。当初は「ドラゴンパン」という店名で、刺身バーガーや海老バーガーなど、今とは異なる商品展開をしていました。 しかし、阪神大震災を経験し、店名を「トミーズ」に改めて再スタート。小さな店舗ですが小さな窯を備え、焼き立てのミニクロワッサンだけを販売するようになったのです。現在は、お客様のご要望でミニクロワッサンだけでなく、あん食をはじめとする各種食パンのほか、サンドイッチや惣菜パン、菓子パンなど、豊富に取り揃えています。 そして、魚崎本店やこの三宮店ほか、JR三ノ宮駅東口から高架下沿いに歩いて1分くらいの場所に「三宮東店」が、JR六甲道駅の北側にある六甲本通商店街の入り口近くに「六甲道店」もございます。三宮店の多くのパンは、三宮東店で主に製造されているため、フレッシュなパンばかりです。三宮店は、場所柄、通勤通学途中のお急ぎの方やショッピング帰りのお客様が多いため、すばやくパンをお渡しできるようにも気を付けています。駅からも近いので、お気軽にお立ち寄りいただければ幸いです。