（ブリーズ バード カフェ アンド ベーカリー）
神奈川県鎌倉市
江ノ島電鉄で鎌倉駅から1つ目。江ノ電和田塚駅ホームの藤沢方向の出入り口の目の前が「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」の入口です。2021年7月に古い民家を改装してオープンして以来、地元食材を使ったボリュームのあるランチや高加水のもちもち食感のパンが人気です。
だからリピートしたくなる！
地域の繋がりを大切にする空間と
湘南食材を使ったボリュームあるメニュー
「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」は、鎌倉市由比ガ浜に昭和の時代に建てられた築30年ほどの一軒家をリノベーションして生まれたベーカリーレストランです。海辺の街らしい風を感じ、鳥たちのさえずりも聞こえることから、「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」と名付けられました。リノベーションでは、もともとあった古い梁と新しい木材を組み合わせたり、宮大工に依頼して印象的なカウンター席を設置するなど、気持ちのいい空間が作られました。壁のしっくいは近所の人たちに参加してもらって一緒に塗り、庭に立っていた梅の木の実で梅酒を作るなど、お店がオープンする以前からの暮らしやコミュニティを受け継いでいます。緑豊かな庭にはテラス席を用意していて、店内にも大きな窓からいい光が入ります。
料理はどれも本格的。「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」のランチは、まず大きなサラダ、メインは存在感たっぷりの肉か魚またはパスタ。そして自家製のパンはチーズのチャバタとふわパンなど、2種類が添えられます。さらに繊細なデザートにコーヒーと、圧倒されそうなボリュームと高いクオリティが特徴です。メニューはその時、手に入った地元の食材ありきで考えられています。湘南鎌倉野菜と呼ばれる近隣の農家が育てる季節ごとの野菜や、横須賀の海で取れた魚、近隣で育てられた肉を組み合わせ、地元の人も食べたことがないような食材を取り入れることもお店の方針です。横須賀で網にかかったマンタがお皿にのることもあるんだとか。シェフの片岡聖斗（かたおかきよと）さんは「『BREEZE BIRD CAFE & BAKERY』はボリュームがあってお得感があるという印象を持ってもらいたいんです」と話します。
入り口近くのカウンターに並ぶパンをテイクアウトするお客さんも続々とやってきます。材料は国産小麦のはるゆたかをメインに使用。ルヴァンやレーズンから起こした天然酵母を使ったパンは、いずれも高加水で長時間低温発酵。パンを専門とするスタッフが、幅広い年代の人に食べやすいよう、もちもちでしっとりした食感にこだわって仕上げています。週末のモーニングには、サラダやスープに店頭に並ぶパンから好きなものを選んで一緒にいただくことも可能です。
緑と潮風、鳥のさえずりに癒される「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」。お腹をペコペコにして訪れたいお店です。
おすすめのメニュー
MEAT LUNCH
湘南みやじ豚の炭火焼き
焼き茄子のソース3,000円（税込）
MEAT LUNCHのメイン、「湘南みやじ豚の炭火焼き 焼き茄子のソース」。湘南のブランド豚のグリルには、焼き茄子をピューレ状にしたソースと味噌を使ったソースを添えて。野菜もグリルでみずみずしさを閉じ込めています。サラダ、デザート、パン、コーヒー付き。
モーニング サラダ500円（税込）
土日祝日のモーニングメニューとして提供されるサラダ。内容は季節によって変わりますが、フライドエノキやアスパラのフリット、新鮮な生のとうもろこしなどが入って、食感や味のバラエティが豊かです。パンは別料金ですが、店頭から好きなパンを選んで一緒に食べるとボリュームも○。
ふわパン580円（税込）
湯種を使ってふっくらもちもちに仕上げたふわパンは「BREEZE BIRD CAFE & BAKERY」にとって食パンの位置付けのシンプルなパン。発酵を短めにして、クラムの密度を高めて食べ応えのある仕上がりに。「はるゆたかの香りをいちばん感じられるのは、パン表面のクラストの中でも側面にある焼き色の薄い部分です」とシェフ。
店舗情報
- 店名
- BREEZE BIRD CAFE & BAKERY（ブリーズ バード カフェ アンド ベーカリー）
- 住所
- 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-4-5
- TEL
- 0467-73-8055
- 営業時間
- ベーカリー 9:00～15:30頃
モーニング 土・日・祝のみ 9:00～10:30LO
ランチ 11:30～14:30LO
ディナー 金・土・日・月 18:00～21:00LO - 定休日
- 火曜・第2、4水曜
- URL
- https://breeze-bird.com/
※店舗情報及び商品価格は取材時点（2022年08月）のものです
