たま木亭
パン屋さんからのお知らせ
2015.12.06
職場環境を向上させ、パン職人の育成に力を注ぐ
建物の2階には、サンドイッチやクリーム類などを仕込む部屋や食品庫を備え、作ったものはエレベーターで1階にラクに運べるようにしました。スタッフは自然にこの環境に馴染み、パンづくりに集中できているようです。お客様に快適に買い物をしていただくのはもちろん、労働環境を改善したいという思いも強く持ち、今回のリニューアルを決意しました。気持ちよく働ける環境でパン職人を目指す人を広く受け入れ、一人前になるまで責任を持って教えていきたいと考えています。
2015.12.06
移転リニューアルしました
2015年7月、以前の店から徒歩3分の場所に移転し、リニューアルオープンしました。鱗のように木を張って味わいを出した2階建ての建物の1階が店舗です。入口から入ると、冷蔵用のパン、サンドイッチ、焼き立てパン各種が並び、バゲットや食パンなどを置くショーケースの横にはレジがあります。このように、すべてのパンを見た先にレジがあるという動線は以前の店と同じですので、常連のお客様には違和感なく買い物をしていただけることでしょう。店内にも木を多く用いて温かみを出しつつ、半円を描いた陳列棚はコンクリート製でクールさも兼ね備えました。船から作ったショーケースやシャンデリアなども、空間のアクセントになっています。以前の店よりも3倍以上は広くなり、ベビーカーを押しながらのご来店も可能です。駐車場は店を含めて5カ所に用意していますが、台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関でのご来店をお待ちしています。また、店は大きくなりましたが、常にお客様の立場に立ち、自分の身の丈に合った店舗運営をしていく、という考え方に変わりはありません。
2014.10.27
「おいしい」と喜んでもらえるように
当店は、例えば1つの素材に固執し、定期的に新商品を販売するといったパン屋ではありません。食べた人が心から「おいしい」と感じられるパンを作る。そのことだけを考え、常に試行錯誤を続け、一日何回も一生懸命パンを焼き続けています。締め切りを決めて無理に新商品を作ることはしません。そのときの最大の力が発揮され、お客様の気持ちになって食べて「これはおいしい」と思えるパンが生まれたとき、店頭に並べるようにしています。パンの種類をウリにはしていませんが、一つひとつ違う表情を持ったパンを取り揃えていますので、いろんな味や食感を楽しんでもらえるはずです。おいしいパンで人々に喜んでもらいたい——。私たちは、純粋にそのことだけを目指しています。
2014.10.27
若いスタッフに本当のパン作りを伝えていきたい
店長兼シェフの玉木潤です。京都センチュリーホテルに在籍後、ムッシュFでパン作りを学び、ドンク京都に入社。仁瓶利夫シェフがいらっしゃるドンクで10年間、無我夢中になって大量のパンを焼き続け、2001年に独立開業しました。私はパンを作りたいから作り続けています。本能がそうさせているので、しんどいからやめようと思ったことは一度もありません。パン作りは生活の中心で、私にとってはなくてはならないものだと言えます。ところで、かつての私もそうでしたが、パン職人を目指す若者の多くがフランスパンばかりに目を向けがちです。もちろん、フランスパンの生地は大事なのですが、そればかりに集中してしまうのは違うと思います。そこで、若いスタッフに「お客様がほしいのはフランスパンだけなのだろうか。もっといろいろなパンの存在意義を知り、ほかのパンも丹精を込めて作るべきなのでは」と語りかける日々。食べる側の気持ちを考えたパン作りを、次に続く世代へとつなげていきたいと思っています。
営業時間、販売商品、価格等に変更がある場合もございます。詳しくは店舗にご確認くださいますようお願いいたします。
おすすめキーワード
アクセス
RANKING
ピックアップパン
ピックアップパン屋さん