おいしいニュース

この記事は、各地の食に関するニュースで、みんなの経済新聞ネットワークが提供しています。みんなの経済新聞ネットワークは、各地のビジネス&カルチャーニュースを配信するニュースサイトによるネットワークです。

2018.10.10【広島】

広島経済新聞

広島で「パンフェスタ」 全国300種類のパンが集合、ご当地「袋パン」も充実

 そごう広島店(広島市中区基町)で10月10日から全国のベーカリーから300種類のパンを集めた「パンフェスタ」が始まった。

 同イベントは今年5月に同店が初企画した。初日は雨が降る中、開店と同時に客が売り場に駆け付け、昼には完売する店も。客単価は1,000円~2,000円で、1人当たり2~3店舗で数種類のパンを買い求める客の姿が目立った。今回は各店で販売数を増やし、欠品がなるべく起きないようにしたという。

 出店数は広島や全国のベーカリー23店舗。初出店のメゾンベーカリー(東京)には看板商品のクロワッサンを買い求める客がブースを囲うように長い行列を作った。とろけるクリームパンを販売するオーサムベーカリー(大阪)や栗抹茶クロワッサンなど数種類のパンを販売するブーランジュリオペラ(京都)など各店も正午には女性客を中心に購入待ちの列ができた。

 このほか、卵3個分の半熟卵と卵サラダを使った「パン工房フローベル」(奈良)のサンドイッチやベルビーチ(長崎)の佐世保バーガーなど実演販売も出店する。イートインスペースも設け、ドリンクやソフトクリームも販売する。ご当地「袋パン」も27都道府県から約60種類を取り寄せた。

 総務省統計局の家計調査・都道府県別パン消費ランキング(2015~2017年平均)によると、広島県は日ごろからパンを食べる住民が多く、消費量が高いエリアとされており、パン消費の高さから再びイベントを企画した。

 開催時間は10時~20時(最終日17時閉場)。今月15日まで。
(広島経済新聞)