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2019.03.19【大阪】

梅田経済新聞

大阪中津の「キタの北ナガヤ」でパンイベント 個性的な店が一堂に

 築年不詳の長屋を改修し、昨年6月にオープンした大阪・中津の商業施設「キタの北ナガヤ」(大阪市北区中津1)で3月23日・24日、イベント「パンとそれにまつわるエトセトラ」が開催される。

 会場は長屋の裏手にある幅約30メートル・奥行き約3メートルの庭。各日約20店が参加し、パンやサンドイッチ、スコーン、ベーグル、カヌレ、ジャムなどを販売する。福岡や京都、守口市、高槻市などから個性的な出店者が集まる。

 23日は、女性店主が作るかわいらしいスコーンが話題を集める福岡のパン工房「ベッカライキュイソン」や、自称「流しのコーヒー屋」中村新さんが開くコーヒー店「Stop & Go」など23店が並ぶ。

 24日は、守口市・大日の住宅街で天然酵母のベーグルが人気のパン店「杢キリン」、高槻市の養蜂家が作る蜂蜜漬けしたカカオやナッツ、ドライフルーツの店「SANDY.HONEY」など22店が出店する。

 イベントは、同施設を運営するBatonshipのコーディネーター・眞田真実さんが、ギャラリー「アトリエ2F」(中崎町)の催し「パンと珈琲」を参考に発案した。「ギャラリーが閉まると聞き、この催しをなくすのはもったいない。引き継がせてもらう感じで続けたい」と企画した。

 眞田さんは「皆、自分なりのこだわりを持った人ばかり。顔が見える個性的なパンを楽しんでほしい」と話す。会場ではアコースティックギターや三線、民謡などの音楽ライブも開催する。

 「一説には築100年以上」(眞田さん)という木造の長屋8軒を改修した同施設は、1階に店舗・ギャラリー8区画、2階に宿泊施設4室を構える。延べ床面積は約422平方メートル。年間5回程度のイベントを予定しており、昨年11月の初イベント「秋の露地庭市」では2日間で1000人以上が来場した。

 開催時間は11時~17時。入場無料。
(梅田経済新聞)