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2021.01.05【愛知】

名駅経済新聞

名古屋タカシマヤでチョコの祭典 入場制限、オンライン販売など対策講じて開催へ

 チョコレートの祭典「2021 アムール・デュ・ショコラ~ショコラ大好き~」が1月15日、ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)で始まる。

 前年の売上高32億円以上、来客数100万人以上を誇る人気イベント。今年は、10階にメイン会場、7~9階にサテライト会場を設け、初登場19ブランドを含む約150ブランド、約80種の限定商品を含む約2500種類を販売する。ブランド数と販売種類数は前年とほぼ同じ。

 10階メイン会場は、午前と午後で入場客を分け、異なる方法で入場制限を行う。午前(開店時間から正午)はローソンチケットの「事前予約による入場」で、「日時指定入場券」(無料)持参者のみ入場できる。人気ブランドの「オードリー」「パティシエ エス コヤマ」の入場は、「日時指定入場券」の各専用入場券が必要。「日時指定入場券」の予約受付第1弾は1月8日10時からで、入場期間により予約受付期間が異なる。

 午後(12時30分ごろ)からは、会場の混雑状況に応じて「当日発券の入場整理券による入場」で、入場には「当日入場整理券」が必要(12時30分ごろからの入場を確約するものではない)。整理券記載の番号をスマートフォンなどで確認できる。「当日入場整理券」の発券は、開店から11時まで=同店3階ローズパティオ、11時以降=3階・9階ローズパティオで行う。

 予約方法や入場についてなど詳細は同イベント特設サイトで確認できる。7~9階のサテライト会場は入場制限を行わない。

 毎年、先着順の整理券配布で販売していた数量限定商品は、ネットで事前販売する。販売期間は1月8日~2月7日。店頭で受け渡す。そのほか今年は前年と比べ約4倍の約200種類をネット販売する。期間は1月15日~2月3日。

 同店広報担当者の犬飼奈津子さんは「コロナ禍で、どう開催するのかを何度も検討し準備してきた。入場制限の実施、整理券配布商品のオンライン事前購入制、オンライン販売の充実など、さまざまな対策を講じて開催。これまでとは異なる形での開催となるためご不便をお掛けすることもあるかと思うが、ぜひ皆さまには感染防止にご理解・ご協力いただきながら、楽しんでいただきたい」と話す。

 19の初出店ブランドは三國清三シェフが手掛ける「メゾンミクニ」、店舗を持たず兵庫県養父市にアトリエを構える「ル フルーヴ」、東京・銀座の高級鉄板料理店「うかい亭」から誕生した「アトリエうかい」、同イベントでデビューする長野・軽井沢の「ハニープラント」の国産蜂蜜を使った新ブランド「100エーカーの森」など。そのほか、「クラブハリエ」「アッシュ チョコレート ワールド」「シェ・シバタ」「MAISON CACAO」「ヨロイヅカEC」など人気ブランドも出店を予定している。

 シェ・シバタの柴田武シェフは「(新型コロナの影響で)自由が少なくなった今だが、アムール・デュ・ショコラを1年間、楽しみに待っておられたお客さまは多いと思う。私たちも1年掛けて、この日のためにチョコレートを開発してきた。年に一度の甘い楽しいひとときをぜひ皆さまに楽しんでいただきたい」と話す。

 開催時間は10時~20時。2月14日まで。
(名駅経済新聞)