おいしいニュース

この記事は、各地の食に関するニュースで、みんなの経済新聞ネットワークが提供しています。みんなの経済新聞ネットワークは、各地のビジネス&カルチャーニュースを配信するニュースサイトによるネットワークです。

2014.11.14【兵庫】

尼崎経済新聞

尼崎・塚口にパン店「パンのフランス人」-イートイン対応、ラテアートも人気

 阪急・塚口駅北出口すぐにある「パンのフランス人」(尼崎市塚口町1、TEL 06-6423-8773)がオープンして半年を迎えた。

 今年5月にオープンした同店。1階が対面販売のパン店で、2階がテーブル30席のイートインカフェとなっている。

 シェフの細川明さんは高校卒業後、京都のパン店で働き始め、フランスでパン作りの修業をした後に同店の立ち上げに参加。「小麦本来のうま味を味わってほしい」と国産の北海道小麦を使用し、フランスの伝統的な製法で作るパンはモチモチとした食感が特徴。大量生産できないので、人気のあるパンはすぐに売り切れてしまうとのこと。

 パンの種類も食パン、バゲット、総菜系、菓子パン系、サンドイッチ、ラスクなど数多くそろえ、ドリンクはエスプレッソ(378円)、カプチーノ(540円)、ソフトドリンク(378円)、アールグレイ(432円)、ビール(486円)、ワイン(410円)など約20種類を用意する。気軽にイートインスペースを利用してもらうために朝はパン2個、サラダ、ドリンクがセットになった「モーニングセット」(518円)と、昼は日替わりのパン、キッシュ、プチデザート、ドリンクをセットにした「ランチセット」(950円)も提供し始めた。

 店長の山本幸亮さんが作るカフェラテ(540円)はミルクでキャラクターやハートが描かれており、女性に好評を得ている。「対面販売の特徴を生かして商品の説明やおいしい食べ方の提案をすることができる」と山本さん。

 細川さんは「将来的にはワインなどのお酒に合うパン料理を提供するカフェレストランにしていきたい」と語る。「パン作りのスタイルを変えずに継続していくことが大事」とも。

 営業時間は8時~20時。月曜定休。
(尼崎経済新聞)