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2014.12.16【東京】

デパチカドットコム

ドンク、「ガレット・デ・ロワ」限定販売-「リッチな味」のプレミアムタイプも

 ベーカリーブランド「ドンク」は12月27日(土)より、新年を祝うフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」を全122店舗で期間限定販売する。

 キリスト教の祝日「公現祭」にあたる1月6日に食べる「ガレット・デ・ロワ」は、クレームダマンドが入ったパイの中に一つだけ「フェーブ」が隠され、これが当たった人はその日王様・女王様として祝福を受け、1年を幸せに過ごせると伝えられている。最近は日本でもかなり親しまれ、占いを兼ねた新春の縁起いいスイーツと需要も高まり、多くの洋菓子、ベーカリーブランドも手掛けるようになった。

 同ブランドでは1965(昭和40)年1月に初めて商品化。風味豊かなアーモンドクリームをサクサクのパイ生地で包み、中にはオリジナルフェーブの代わりにアーモンド1粒を忍ばせている。別添えとなるオリジナルのフェーブは、同ブランドの紙袋のデザインを手掛けたフランス人デザイナー、クロード・ヴァレンヌさんのイラストを陶器製のプレートに描いたもの。パリの街中を歩く女の子のイラストで、昭和40年代に手土産用パン袋に使われていたという。紙製の王冠が付き、価格は2,160円(直径約20センチ)。販売は来年1月14日(水)まで。

 同ブランドではさらに、製法や素材にこだわった「プレミア ガレット・デ・ロワ」も同日より販売する。昨年初めて百貨店など7店舗限定で発売し、日本橋や大阪・梅田の百貨店では100台以上が売れたという。

 パイ生地はアンベルセというバターで生地を折り込む特別製法で仕上げ、ホロホロと崩れるような口溶けと軽い食感が特徴。パイ生地の中にはアーモンドとピスタチオの2種類のクリームを包み込み、切り分けると美しいマーブル模様が現れるよう見た目にも華やかさを加えた。甘みとコクのある生地にドライチェリーで酸味を加え、昨年同様、定番よりも「リッチな味」に仕上げたという。生地の中に入るフェーブの代わりに、こちらもアーモンド1粒を忍ばせた。

 今年は13店舗限定で展開し、各店店頭では既に予約を受け付けている。別添えのフェーブは、予約特典として太陽をデザインしたスペシャルフェーブを先着順に用意(数量限定のため無くなり次第終了)。そのほかは四ツ葉のクローバーをデザインしたコイン形のオリジナルフェーブを用意する。紙製の王冠が付き、スペシャルボックス入りで価格は3,564円(直径約20センチ)。
(デパチカドットコム)