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2015.05.03【東京】

深川経済新聞

清澄白河にブリオッシュ・コン・ジェラート専門店「Brigela」 日本初

 清澄白河に今日5月3日、ブリオッシュ・コン・ジェラートの専門店「Brigela(ブリジェラ)」1号店(江東区三好2、03-5809-8436)がオープンする。

 「ブリオッシュ・コン・ジェラート」とは、ブリオッシュにジェラートをはさんだ伊・シチリア発祥のスイーツ。「ブリオッシュ」とは、水の代わりに牛乳を加え、バターとタマゴを多く使った口当たりの軽い発酵パン。溶けてゆくジェラートをブリオッシュが包み込み、ジェラートの美味しさをゆっくりと楽しめるところが魅力。同店は日本で初のブリオッシュ・コン・ジェラート専門店。

 ジェラートのフレーバーは、全16種。その時々の旬のフルーツを使った6種類と、バニラ、ミルク、ラムネ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、チョコレートヘーゼルナッツ、コーヒー、ヨーグルト、キャラメルナッツバニラ、ダークチョコレートという定番10種類。Sサイズ(シングルのみ)=250円、Mサイズ(シングル)=410円・(ダブル)=550円。

 同店の店長の横田智子さんは、本場イタリアで6年間修業をした経歴を持つジェラート職人。フルーツのペーストやジュースを使用せず、生のフルーツを使い手作りするというこだわり。

 ブリオッシュは、クロワッサンドーナツで有名な「アンジェリークニューヨーク」(東陽6)が同店用に開発したもの。ジェラート本来の味を引き立たせるため、甘さを若干控えめ。

 同店が出店したのは、今2月に「ブルーボトルコーヒー」(平野1)が初上陸したことでも話題になった清澄白河エリア。 同エリアに出店した理由について、同店の代表取締役の田中新一郎さんは、「サードウェーブコーヒーで注目が集まっている地域であることは理解していたが、最初から商業施設やブランド店舗が乱立する地域に出店するつもりは無かった」と話し、「そもそも、ゆったりと本場のジェラートを楽しんでもらうことが目的。これからの展開を見据えた上で、1号店はその模範となる地域に出店する必要があった」とも。

 自らも清澄庭園(清澄3)が好きでよく訪れるという田中さんは、「コーヒーを買って、ジェラートを買って、清澄庭園に散歩する。そんな日常を楽しんでもらいたい。そのようにゆったりとした1日を過ごすのに、清澄白河は最適な街」と話し、「自分も今から清澄庭園を散歩したいくらい」と街の魅力を語った。

 営業時間は10時30分~19時30分。
(深川経済新聞)