おいしいニュース

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2015.09.14【東京】

デパチカドットコム

新宿高島屋で「美味コレクション」-初の小麦ヌーボー「カウガールズ」限定メニューも

 新宿高島屋11階催会場で9月17日(木)より、新しい食の発信「美味コレクション」が開催される。

 ネットでは取り寄せができない人気店、百貨店初登場の行列店、幻といわれるほど入手困難な味など、全国から約60店が集結する同展。見どころは、新麦を楽しめる「小麦ヌーボー」特集や、肉のプロフェッショナルな女性3人により結成された「カウガールズ」がプロデュースする肉特集。

 「小麦ヌーボー」特集では、今年8月にとれたばかりの十勝小麦を使い、新進気鋭の若手パン職人らが「日本のパン」を提案。同展でも初の試みとなる新麦を使った「ヌーボーパン」を販売する。

 従来、製粉された小麦粉は酵素活性を弱めてパンを作りやすくするため、数週間~数カ月間の熟成期間が必要。パンは作りやすくなるが、ひきたての風味は薄れるという。そこで、今回は特別に収穫したての十勝産の新小麦「とかち小麦ヌーボー」を使ってパンを作るという困難な試みに挑戦。東京・代々木上原「カタネベーカリー」片根大輔シェフ、大阪「パンデュース」米山雅彦シェフ、福岡「パンストック」平山哲生シェフ、沖縄「宗像堂」宗像誉支夫シェフなどのパン職人9人が参加し、さまざまなヌーボーパンを展開する。

 「カウガールズ」による肉特集では、畜産業界で活躍する3人の女性に焦点を当て、牛種の個性に合った食べ方やおいしさの再発見を提案。出来たての同展限定「カウガールズ」商品を実演販売する。

 大阪・長居で「熟成肉と本格炭火焼肉 又三郎」を営む傍ら、「熟成肉のパイオニア」として高く評価されている荒井世津子さん。会場では「いわて門崎丑牧場」(岩手県)で再飼育された経産牛を2カ月熟成させた「岩手県産いわて門崎牛骨付きローストビーフ」(100グラム=3,780円)を販売。

 畜産の世界に魅了され飲食業から精肉の卸業へ転身した荻澤紀子さんは、生産者や牛に寄り添い、「その魅力を最大限に引き出し伝えるプロフェッショナル」として知られる。会場では母牛として役割を終えた黒毛和牛を再飼育して仕上げた「いわて門崎丑」の、中でも希少部位の「カイノミ」を使った「いわて門崎丑カイノミサイコロステーキ」(80グラム=1,620円)を販売する。

 栃木・大田原「前田牧場」を経営する前田智恵子さんは、自社生産のホルスタインを自ら熟成させている数少ない肥育農家の一人。会場では赤身の肉が特徴のホルスタイン牛を使った「コンビーフとスティックステーキセット」(1,080円)を販売。

 そのほか、百貨店初登場の味では、イートインで提供する鵠沼海岸「埜庵」の「いちご・抹茶」のかき氷(各972円)をはじめ、市ヶ谷「炭火焼肉なかはら」の幻といわれる「メンチカツサンド」(1,620円)、渋谷の超高級クレープ専門店「P?RLA(パーラ)」の看板商品「バラと木いちご」(1,300円)と「イチジクとブルーチーズ」(1,200円)、広尾の焼きたてパイ専門店「リトルパイファクトリー」の「アップルパイ」(380円)など6種類のパイ商品を、それぞれ実演販売する。

 会期は今月23日(水・祝)まで(最終日は18時閉場)。
(デパチカドットコム)