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2020.02.02【東京】

デパチカドットコム

松屋銀座で「ギンザ バレンタインワールド」-ソフトクリーム、パフェなどチョコスイーツ充実

 地下1階和洋菓子売り場でバレンタイン商戦を展開している松屋銀座で2月5日(水)より、約100ブランドを集めた「ギンザ バレンタインワールド」が8階イベントスクエアで開催される。

 松屋銀座では、自社の女性メルマガ会員を対象に今年の「バレンタインに関する意識調査」を事前に実施。昨年12月27日(金)より3日間行い、1643人(平均年齢47.7歳、独身40.1%・既婚59.9%、子ども有り38.5%)の有効回答数を得た。調査結果では、バレンタインチョコは「自分へ」が58.2%と最も多く、その金額は平均3,930円。チョコレートの購入先については、86%が「百貨店」と答え、9割近くが「自分1人で買いに行く」と回答。「たくさんのチョコを食べられる」「期間限定の会場で過ごすひととき」のバレンタイン会場では、「『自分1人でゆっくり気兼ねなく楽しみたい』という欲求が垣間見える」と考察。同店では「ブランドやバリエーション豊富な品ぞろえと共に、イートインや実演など『来場して楽しめるイベント性=体感』がリアル店舗である『百貨店の強み』」と見ている。

 今年のバレンタインテーマは「ENJOY!~体感バレンタイン~」。「女性自身が楽しむバレンタイン会場」を追求し、日本初上陸や松屋限定ブランドをはじめ、タブレット、和菓子など「自分買い」と、イートインや実演の「その場消費」を強化。カカオを生産する途上国を巡る問題や、途上国の女の子をチョコレートで支援する「#サポチョコ」など、チョコレート選びの多様化に合わせ、さまざまな企画も用意する。

 日本初上陸・松屋限定ブランドの注目は、世界有数のチョコレート大国スイスから日本初上陸する、ヨーロッパでは知る人ぞ知るチョコレートブランド「トリスタン」。オーナーショコラティエのトリスタンシェフが手掛けるチョコレートは、繊細で深みのある味わいが特徴。今回は、シンプルで素朴なビジュアルながらも全て手作業で「丁寧に」作り上げられた、口どけなめらかな「パヴェ(石畳)」「トリュフ・レー(ミルク)」「トリュフ・シャンパーニュ」(各50グラム=864円)を数量限定で販売する

 米ロサンゼルス発のアーモンドスイーツブランド「LUPHIA(ルフィア)」が初登場。着色料・香料・保存料を使わず、ザクザクとした食感仕上げたカリフォルニアアーモンドスライス&キャラメルをダーク・ミルクチョコで、それぞれコーティングした「カリフォルニアアーモンド トフィーセット」(5個入り=3,024円)や、同じくアーモンドを抹茶やビター、ミルクでそれぞれコーティングしたチョコレートアーモンド「カリフォルニア アーモンド トリオ」(3種セット=4,860円、各85グラム入り=1,512円~)を松屋銀座で先行販売する。

 スウェーデン・ストックホルム発の手作りキャラメル専門店「パーランス・コンフェクティール」も初登場。スウェーデン国内に数十店舗、フィンランドとノルウェーに各2店舗を展開する同ブランドが手掛けるキャラメルは、オーガニックバターや生クリーム、砂糖、マダガスカル産バニラなど「こだわりの素材」で作られたもの。店頭では、バニラ&シーソルト、チョコレート&カカオニブ、レモン&バニラ、ローズ&ストロベリー、リンゴンベリーなど10種類以上のキャラメルをそろえ、ギフトボックスに詰め合わせた「5粒セット」(1,053円)を販売する。バラ売りも可能(1粒1789円)。

 注目の「SDGs」関連チョコレートとして、京都のビーン・トゥ・バーチョコレート専門店「ダリケー」は、昨年採れたばかりのインドネシア産カカオを使った「カカオが香る生チョコレート 初摘みプレーン」(6粒入り=2,700円)を販売。国際NGOプラン・インターナショナルを通じて、差別や偏見に苦しむ途上国の女の子たちを支援する「#サポチョコ」は昨年に続き今年も展開。「ショコラトリーモラン」「マラナ」「エリタージュ」「フリスホルム」など、それぞれのカカオの魅力を楽しめるタブレットチョコレートを中心に販売する。

 松屋銀座ならではのバレンタイン企画として毎年好評の、老舗和菓子店の若き主人・和菓子職人たちによるバレンタイン限定菓子も登場。「薄氷本舗 五郎丸屋」の「T五」をチョコレートでコーティングしたカラフルな菓子をはじめ、「彩雲堂」のチョコレートようかん、「乃し梅本舗 佐藤屋」の銘菓をアレンジし、和の素材を合わせた菓子などの松屋限定品や、「田中屋せんべい総本家」のチョコ&ピーナツ煎餅、「引網香月堂」の和の素材で作り上げたバウムクーヘンなどをそろえる。

 会場で楽しめるイートイン&実演販売のチョコレートスイーツには10ブランドが登場。松屋銀座限定「タピオカカカオミルクティー×ドーナツ」(ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ/751円)や、「低糖質チョコレートドリンク」(アトリエ・ドゥ・ムニアン/770円)、「チョコレート×シトラス パフェ」(ヒオアイスクリーム/851円)のほか、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」「バビ」などのソフトクリームも販売。イートインに前回好評だった「彩雲堂」が出店し、和菓子職人が味の好みや希望を聞き、目の前で作るできたて生菓子(1個330円)と抹茶(1服660円)を楽しめるようにする。

 会場では、伊ペルージャで25年以上にわたり開催され、約80万人が来場するという秋のチョコレートの祭典「ユーロチョコレート」が関東地区初登場。日本初上陸5ブランドを含む12ブランドのチョコレートを展開し、マルシェのようなライブ感のある売り場で量り売りやバラ売りなどを行う。

 会期は2月14日(金)まで(2月9日は19時30分閉場)。
(デパチカドットコム)