おいしいニュース

この記事は、各地の食に関するニュースで、みんなの経済新聞ネットワークが提供しています。みんなの経済新聞ネットワークは、各地のビジネス&カルチャーニュースを配信するニュースサイトによるネットワークです。

2017.04.06【東京】

銀座経済新聞

フランスパンや仏菓子の「ビゴの店」リニューアル マロニエゲート銀座2に

 プランタン銀座本館のマロニエゲート銀座2への名称変更と改装工事のために一時閉店していた「ビゴの店 銀座店 ドゥース・フランス」(中央区銀座3)が3月15日、リニューアルオープンした。

 同店は1984(昭和59)年、プランタン銀座の開業とともに「ビゴの店」東京第1号店としてオープン。フランスパンや、カヌレ、クイニーアマンなどのフランス菓子を販売してきた。

 リニューアルオープン前日の内覧会には「ビゴの店」創業者のフィリップ・ビゴさんも来店。「33年前、ここ銀座でフランスパンに詳しいお客さんは少なかったが、フランスの食文化を日本の皆さまに知っていただくために売れないパンでも毎日焼き続けた。今はパンに詳しく知識があるお客さんが増え、本格的なパンを求める人が多い。これからも伝統的なパンを中心に本物を提供していきたい」と話した。

 リニューアル後の店では「バゲット」(292円)、天然酵母のライ麦フランスパン「パン・オ・ルヴァン」(378円)などの定番商品のほか、同店のオープンを記念して作られた銀座店限定のフランスパン「マロニエ」(270円)、桜をテーマにした「桜のフランスパン」(240円)などの期間限定商品を含む約230種類のパンと約60種類のスイーツをそろえる。

 以前からの常連客に加え、近隣のスポーツ関連ショップへ行った帰りに来店する20代半ば~後半の若い女性の新規客も増えているという。

 ビゴ東京(神奈川県)広報の藤森もも子さんは「プランタンからマロニエゲートに生まれ変わることが決まった後、『ビゴさんは残ってくれますよね』というありがたいお言葉を本当に多くのお客さま、関係者の皆さまから頂いた」と話す。

 「フランス人の日常食であるパンを、おいしいだけでなく安心して手に取っていただけるよう、これからもお客さまとのコミュニケーションを大切にしながら、豊かなフランスの食文化を提案していくことができれば」とも。

 営業時間は11時~21時。期間限定商品は4月下旬まで販売予定。
(銀座経済新聞)