おいしいニュース

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2015.04.08【東京】

浅草経済新聞

佐竹商店街に焼きたて食パン専門店 末永く地元に愛される店を目指す

 都営大江戸線新御徒町駅近くの佐竹商店街に、焼きたて食パン専門店「一本堂 御徒町佐竹店」(台東区台東3、TEL 03-6806-0850)がオープンして3カ月がたつ。

 「昔ながらのお米屋さんのイメージで、すぐ買いに行ける食パン屋」がコンセプトの同店。販売スペース奥に工房を構え、早朝から夕方にかけて、小麦の配合から発酵、焼き上げまで全ての工程を行っている。その様子は店内の小さな窓から垣間見ることができる。

 商品は、食パン4種類と4種類のジャムのみで、ジャムは同店のパンに合わせて開発した。メーンの食パン「プレーン」は小麦の甘さとモチモチ感が特長で、焼き上がりの時間を楽しみにしている客も多いという。パンの仕上がりは、その日の天気と発酵具合で変わるため、店頭に設置した「フクロウ」の掲示板に焼き上がり時間を書き込んで案内している。「どのパンもそのままでおいしいが、軽くトーストしてバターやジャムと合わせると、また違った味を楽しんでもらえる。食パンは一番応用が利くパンなので、自分の好みに合わせていろいろとアレンジも楽しんでほしい」と店主は話す。

 食パンは、「プレーン」(250円)、「レーズン」(350円)、「ゆたか」(360円)、「たから」(330円)、ジャムは「いちご」「ブルーベリー」「りんご」「マーマレード」(以上140グラム入り、550円)。食パンは「プレーン」以外は数量限定、「たから」は曜日も限定。

 同店がある「佐竹商店街」は、新御徒町駅がある「春日通り」から南へ約330メートル続く全蓋式(ぜんがいしき)のアーケード商店街で、明治時代から続く下町情緒豊かな商店街として知られる。店主は「日本で2番目に古いといわれる歴史と由緒ある佐竹商店街に開店できてうれしい。店も末永く地元に愛されるように頑張りたい」と口にする。

 営業時間は9時30分~19時(売り切れ次第終了)。日曜定休。
(浅草経済新聞)