おいしいニュース
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2016.07.08【大阪】
梅田経済新聞
新御堂筋に食パン専門店「乃が美」 耳までの柔らかさで評判
新御堂筋の梅新南交差点近くに7月2日、食パン専門店「乃が美 大阪御堂筋店」(大阪市北区西天満4、TEL 06-6362-1288)がオープンした。
「耳が一番おいしい食パン」を作ろうと、2013年に大阪上本町の総本店で創業。現在は、兵庫県、福岡県、愛知県、京都府などに9店を展開している。
食パンの特徴は、耳までの柔らかさと、控えめな甘さ。高温・短時間で焼く珍しい工法で、「腰折れ」(側面が内側にへこむ)寸前の柔らかさを実現した。素材にはカナダ産100パーセントの小麦粉を使い、卵は使わない。「高級『生』食パン」の名称で商標登録もしている。
開発は、阪上雄司社長が2009年ごろに高齢者施設を慰問し、食パンの耳を残すお年寄りを見たのがきっかけ。耳嫌いの子どもでも喜ぶような、ちぎって食べられる柔らかい食パンを作ろうと決意し、2011年から約2年の準備を経て完成させた。
阪上社長の実家はもともと兵庫県西宮市の米店。家業を意識し、これまで手掛けた商売は全て焼き肉店など「米が進む」もの。「米屋の長男がパン屋とは、さすがに抵抗があった」と笑うが、「実家も今やパン工場として繁盛しており、先祖にも顔が立ちそう」とも。
大阪御堂筋店は、店舗部分が約16.5平方メートル、店内工場が約82平方メートル。看板商品の食パン(2斤=864円、1斤=432円)と、自社製のジャムを販売する。阪上社長は「梅田の商業地は百貨店や地下街が主だが、店内製造にこだわって路面店を探した」と話す。営業時間は11時~20時。
今後、出店を加速させ、来年3月をめどに各都道府県に1拠点を展開したい考え。
(梅田経済新聞)
「耳が一番おいしい食パン」を作ろうと、2013年に大阪上本町の総本店で創業。現在は、兵庫県、福岡県、愛知県、京都府などに9店を展開している。
食パンの特徴は、耳までの柔らかさと、控えめな甘さ。高温・短時間で焼く珍しい工法で、「腰折れ」(側面が内側にへこむ)寸前の柔らかさを実現した。素材にはカナダ産100パーセントの小麦粉を使い、卵は使わない。「高級『生』食パン」の名称で商標登録もしている。
開発は、阪上雄司社長が2009年ごろに高齢者施設を慰問し、食パンの耳を残すお年寄りを見たのがきっかけ。耳嫌いの子どもでも喜ぶような、ちぎって食べられる柔らかい食パンを作ろうと決意し、2011年から約2年の準備を経て完成させた。
阪上社長の実家はもともと兵庫県西宮市の米店。家業を意識し、これまで手掛けた商売は全て焼き肉店など「米が進む」もの。「米屋の長男がパン屋とは、さすがに抵抗があった」と笑うが、「実家も今やパン工場として繁盛しており、先祖にも顔が立ちそう」とも。
大阪御堂筋店は、店舗部分が約16.5平方メートル、店内工場が約82平方メートル。看板商品の食パン(2斤=864円、1斤=432円)と、自社製のジャムを販売する。阪上社長は「梅田の商業地は百貨店や地下街が主だが、店内製造にこだわって路面店を探した」と話す。営業時間は11時~20時。
今後、出店を加速させ、来年3月をめどに各都道府県に1拠点を展開したい考え。
(梅田経済新聞)
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