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2017.05.06【千葉】

船橋経済新聞

船橋・三山央町商店街にコッペパン専門店 具材のカスタマイズも

 三山央町商店街の一角にコペッパン専門店「toi toi toi」(船橋市三山6、電話番号非公開)がオープンし、3カ月を迎えた。

 約2坪程の敷地に、三角屋根が特徴のかわいらしい外観が目を引く同店。オーナーは三山出身の清水陽子さん。清水さんはクッキングスクールの講師や「溶岩窯パン工房 リヨン ミエル」(習志野市大久保1)での勤務を経て、自宅の庭の一角で同店をオープンした。店内は調理スペースになっており、カウンター越しに注文し、商品を受け取る仕組み。同店のコッペパンは「溶岩窯パン工房 リヨン ミエル」から仕入れている。

 店名の「toi toi toi」 はドイツの人を勇気づける意味の言葉で、「今日も一日がんばって」という思いが込められている。
 
 コッペパンに挟む具材はおやつ系からおかず系まで種類豊富。定番人気という「つぶあんバター」(200円)、「ハムカツ」(250円)、「キーマカレー+ポテトサラダ」(300円)から日替わりの具材も用意。

 同店ではすべて注文後に具材を挟み、具材のカスタマイズもできるほか、「おやつ系」は具材の量も「シングル」から「トリプル」までオーダー可能。何通りもの味を楽しめるのも魅力だ。

 午前7時からオープンしていている同店は、通勤や通学時に利用する客も多い。具材の総菜は自家製のため、毎朝4時半から仕込む。「朝早いとコンビニぐらいしか開いていないけれど、手作りの物を食べてほしいと思って」と清水さん。

 コッペパンの販売個数は平日が100個、土日は200個程で、平日は9時、週末は10時~11時ごろに完売することが多く、日によっては並んでも買えない客が出るほど人気を見せている。手作りの「揚げドーナツ(プレーン/チョコ)」(150円)も新たに販売を始め、こちらも連日完売だ。「いろいろな方に食べてもらいたい」との思いから、現在は1人5個までの販売となっている(揚げドーナツは除く)。

 「サラリーマン、主婦や年配の方、子どもまで幅広い年齢層の方が来店する。地元になじんだ気軽に行けるお店にしたかったのでうれしい」と、清水さんは笑顔を見せる。

 営業時間は7時からパンがなくなるまで。月曜・火曜定休。
(船橋経済新聞)