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2014.09.09【東京】

調布経済新聞

調布駅近くにドイツパン店-国立で18年のベーカリーが2号店

 京王線調布駅北口のスクランブル交差点近くに8月25日、ドイツパンと菓子の店「ベッカライしゅんた 調布駅前販売店」(調布市布田1、TEL 042-480-5445)がオープンした。

 ドイツパンを本場で学んだ代表の金子俊太さんが国立市内で18年営業する本店の2号店としてオープンした同店。ドイツパンの魅力をもっと紹介していきたいと、以前、調布パルコ(小島町1)に催事出店し手応えがあったことなどから調布での出店を決めた。店舗面積は約6坪。

 ライ麦などをブレンドした小麦粉と自家製天然酵母を使い、じか火オーブンで焼き上げる同店のドイツパンは、皮は香ばしく中がしっとりした食感で小麦の風味とほのかな酸味があるのが特徴。生地にイチジクを混ぜ込んだ「フィグブロート」(324円)や、ドイツ産岩塩を効かせたかみ応えのある「ラオゲン シュタンゲ」(150円)、「ローストオニオンとチェダーチーズのライ麦パン」(324円)など数多くそろえる。看板商品は、ドイツのデニッシュをアレンジし生地をブレッツェル形に焼き上げ、季節の総菜や果物などを挟む「ソフトブレッツェツサンド」(各種324円~)で、冷えてもパンの味や食感が劣化しないのが特徴という。火曜・木曜・土曜に限定販売する「天然酵母食パン」やドイツの焼き菓子、ジャムなど季節ごとに商品を変えながら常時約30種類をそろえる。

 金子明子店長は「調布店ではオープン初日からプレーンなパンを好む方が多い印象で、パン生地そのものに注目していただけるのはうれしい。これまで通り全てを手作りし、本場ドイツパンのおいしさを広められれば」と話す。

 営業時間は10時~19時。日曜定休。
(調布経済新聞)