おいしいニュース

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2015.03.26【東京】

デパチカドットコム

京王新宿店で春のパンフェス13店-「パーラー江古田」など初登場6店舗

 京王百貨店新宿店・中地階のイベントスペース「エキサイティングスポット」で3月26日(木)、「春のパンフェスティバル」が始まった。

 「パン」へ焦点を当て、パン作りにこだわりを持つ老舗から人気店まで集結した同フェス。昨年3月と9月、12月にも開催し、デパ地下のイベントスペースでの催しながら多くの来店客があり、好評を得たという。3回目となる今回も、京王初登場6店舗をはじめ、期間限定出店など13店舗が多彩なパンを展開する。

 パン職人の根本孝幸さんの店品川・武蔵小山の「ネモ・ベーカリー&カフェ」が同29日(日)まで出店。同店は食事パンやトースト、菓子パン、調理パンなどを展開し、併設のカフェではパンと共にアルコールも楽しむことができる人気店。同フェスでは、はらはらとこぼれるくらいの食感と発酵バターの風味が楽しめる人気商品「こだわりクロワッサン」(240円、各日限定80点)などを販売。

 イタリアンバールのように地元の人が集まる場所をと、オーナーの原田浩次さんがオープンした中野「パーラー江古田」は同30日(月)より出店。同店ではボリューム感のあるパニーニやハード系パンをメーンに展開するが、同フェアではクセがなく、噛(か)む度に粉の甘みと香りを味わうことができるという「レーズン酵母のフランスパン」(361円)などを販売する。

 「毎日食べるパンは体にいいものでなければ」という井上克哉さんがオーナーシェフを務める葛飾「ブーランジュリー オーヴェルニュ」は、保存料を使わず、ヨーロッパのパンや焼き菓子を中心に、昔ながらの菓子パンも展開する店。同フェスでは、1番人気の、ナッツの入ったピスタチオクリームに洋ナシ、アプリコット、プルーン、イチジクのドライをのせた「ドライフルーツと木の実のタルト」(185円、各日限定100点)などを販売。

 天然酵母のパン作りでは草分け的存在といわれている富ヶ谷「ルヴァン」出身の樽井勇人さんが手掛ける渋谷「タルイベーカリー」が同31日(火)より、出店する。店内では、自然派ワインの生産者より譲り受けたブドウから起こしたオリジナル酵母を使い、こだわりパンを展開。今回は修業していた店の名を冠し、ベースに甘みを加え、レーズンも多めに使った「ルヴァン」(791円)などを販売する。

 1932(昭和8)年創業の老舗で、あんパンで知られる江東・砂町「ナカヤ」が同29日(日)より出店。看板商品のあんパンには小倉あん、こしあん、白あん、うぐいすあん、くりあんの5種類があり、あんがぎっしり詰まっていながらもさっぱりとした甘さが特徴だ。今回は、一番の売れ筋だという、軽く口当たりのいいパンにしっとりとした甘さの自家製こしあんがぎっしり入った「こしあんぱん」(162円)を販売する。

 そのほか、前回も好評だった三軒茶屋「シニフィアン シニフィエ」、富ヶ谷「ルヴァン」(同31日~)、巣鴨の手作りあんぱんの老舗「喜福堂」(~同28日)などの老舗や人気店も期間限定で登場。

 会期は4月1日(水)まで。
(デパチカドットコム)