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2015.10.13【東京】

文京経済新聞

文京のイタリアパン店 伊パネトーネ大会で入賞の「パネトーネ」販売開始 

 文京・音羽のイタリアパンの店「Pane & Olio(パーネ エ オリオ)」(文京区音羽1、TEL 03-6902-0190)が10月3日、イタリアの伝統的な菓子パンである「パネトーネ」の販売を始めた。

 パネトーネはイタリアの伝統的な菓子パンで、現地ではクリスマスが近くなるとパン店に一斉に並び始め、友人・知人同士でパネトーネを贈り合う習慣がある。

 同店のパネトーネは、毎年ミラノで開催される「パネトーネ大会」で2014年、味の部門で「革新的な賞」を受賞したほか、風呂敷を使ったラッピングで、ラッピング部門の「優勝」を果たし、「ダブル受賞」という快挙を達成した。日本から同大会への出場は同店が初。

 本場イタリアから受け継がれた「パネトーネ酵母」を使い、4日かけて丁寧に焼き上げる。焼き上がった後は、しぼまないよう一晩逆さまにしてつるし、その後ようやく店頭に並ぶ。全て手作りで数日間かけて作り上げるパネトーネは、毎年10月から5月のゴールデンウイーク頃までの期間限定商品。価格は3,600円。

 店主の小林さんは「パネトーネはイタリアでも特別なパン。一つ一つこだわりながら作るパネトーネは、口に入れた瞬間に幸せでいっぱいになる。毎日種継ぎしながら、パネトーネ酵母を子どものように育て、その自然の酵母の力で長期保存可能となっている」と話す。

 同店は、パネトーネ以外にも各種イタリアパンを販売している。本場の「ビガ製法」によるパンは、小麦の香り豊かな味わいが人気。イタリアのピザ用の粉を使った「フォカッチャロマーナ」(1/2サイズ=340円)や、クロワッサンのような形状で食感がふかふかとした「コルネッティ」(220円)、バラの花をモチーフにした、ミラノのパン「ロゼッタ」(170円)など。

 営業時間は10時~18時。日曜・祝日定休。

 10月31日に2周年を迎えることを記念して、10月29~31日の3日間、商品を購入した先着50名に「プチギフト」を進呈する。
(文京経済新聞)