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2016.01.06【山口】

山口宇部経済新聞

宇部井筒屋のパン店で「申のパン」人気に 毎年恒例「干支パンシリーズ」

 宇部井筒屋のパン店「ポンパドウル」(宇部市常盤町1、TEL 0836-35-8160)が販売している「申(さる)のパン」が人気を集めている。

 今年の干支(えと)の「申」をモチーフにした同商品。横浜・元町に本店(横浜市中区)を構える同社が毎年展開している「干支パンシリーズ」の第9弾となる。

 ココアを練り込んだ生地を使い、約5ミリメートル角に刻んだバナナが入ったカスタードクリームを包む。クッキー生地で作った顔にチョコレートで目や鼻、口を描いて仕上げる。

 昨年12月26日から販売しており、多い日には1日100個を売り上げたという。「平均して1日50個売れる。早い時には13時に売り切れてしまうこともある」と同店・製造課の三原聖智チーフ。

 毎年趣向を凝らして提供する同シリーズ。今年の商品については、「今までで一番作りやすい。クリームに対してバナナを約20%の割合で入れており、食感が残っていておいしい。このようなクリームを使う商品は初めて」と話す。

 「かわいらしい見た目からお客さまに好評。全世代に受け入れられ、人気が高いので早い時間に来店していただき、楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 「申のパン」の価格は195円。販売は、同店のほか山口井筒屋の山口店(山口市中市町)や全国82店舗で行う。同店の営業時間は10時~18時30分。1月11日まで。12日からは同じクッキー生地を使った合格祈願「だるまパン」の販売を予定する。
(山口宇部経済新聞)