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2016.02.03【東京】

立川経済新聞

立川高島屋にパンで製作した「鳥獣人物戯画」 製菓学校生の作品展示

 立川高島屋(立川市曙町2)で2月3日、国際製菓専門学校(曙町1)の学生たちによるパンで作った「鳥獣人物戯画」の展示が始まった。

 会場は、同校の「第27回立川お菓子とパンの学校の学園祭」の第2会場になっており、同店では12年目の開催となる。

 1階正面に展示している「鳥獣人物戯画」は、製パン専科の学生7人のクラス作品。パン生地で作られた約25色、約7000ピースからなる78センチ×45センチの作品は、構成から完成まで約2カ月を要した。家に持ち帰り、みんなで集まっての徹夜作業もあったという。「紙絵巻の独特な紙の材質、カエルなどの影を表現するのが特に難しかった。墨画の風合いを生かすために、少ない色合いで線のかすれ具合などをどれだけ忠実に再現できるかを考えながら制作に取り組んだ。思い通りの色を出すのが難しい上、縦・横のラインを整えるように心掛けたので生地を貼ってははがす繰り返しが多かった」と同校製パン教授の川崎一文さんは話す

 期間中は、シュガーアートやマジパンの個人作品の展示、バタークリームを使ったバラの花絞りなどのケーキデコレーションや、マジパン細工、あめ細工などのデモンストレーションも披露する。

 2月6日・7日には、学生が製造した和菓子・洋菓子・パンなどを学生自ら接客・販売する。フルーツロール(1,000円)、サブレセット(1,500円)、芋ようかん(250円)、和菓子セット(300円)、ラスク(150円)など。

 営業時間は10時~19時。今月7日まで。
(立川経済新聞)