ベーカリー パレード
パン屋さんからのお知らせ
2020.11.17

地元の皆さんに愛される「地域密着のお店」が目標です。
こちらに移転するときは、岬町のお客さまにお伝えしただけで、チラシを配ったりなどはしませんでした。しかし周辺には焼き立てのパンを売る店がなかったので、期待度が高かったようで、オープンの時は車がズラリと並んで、ご近所にご迷惑をかけてしまいました。
和歌山から26号線のバイパスを使うと15分ほどの場所なので、移転後も和歌山から来てくださる常連のお客さまも多くおられます。こちらに来てからわかったのですが、大阪から和歌山の店に通ってくださっていた方も多かったようです。
手づくりのパン屋としてできること、それは「そこの土地にあうパンをつくること」。自己満足ではダメなんです。地域の方に寄り添いながら、長く愛される店にしていきたいですね。パンは午前中でほとんどが売切れてしまいますが、その後も少しずつは焼き上がります。3時すぎにクロワッサンが焼けるのが最後。人気のフランスパンは焼き上がり時間に合わせて来てくださるお客さまもおられます。
2015.08.31

少数精鋭でやっているので、どうしても週に3日しかオープンできないのです。
パンをつくるときはいつも、引き算で考えています。必要のないもの、保存料や添加物など入れなくて済むものを引いていくと、シンプルなものにたどりつきます。そこに付加価値をつける必要はありません。パンは毎日食べるものなので、シンプル・イズ・ベストだと思うのです。
店を開けている3日間は、ほとんど寝られません。気付くと、いつのまにか作業しながら眠っているといった状態です。クロワッサンは金曜日に焼き上げるために、月曜日から仕込みにはいります。熟成させるためには、こんなに時間がかかるのです。今は亡き師匠のビゴさんからは「もっと楽のできる方法があるだろう」と言われていましたが、不器用なんですね。
岬町に移転してからは、私たち夫婦とスタッフさん5人。アイテム数はそれほど増えていませんが、1種類あたりの製造数が増え、生地の仕込み量も増えて、寝る時間がないのは相変わらずです。移転当初は月曜日も営業していたのですが、体力が持たず金・土・日のみの営業となりました。
2015.08.31

二人でいつまでもできる仕事がしたい。ハード系のパンは私たちの基本です。
パン職人になる前は、私はデザイナー、妻は建築関係と、まったくちがう仕事をしていました。しかし、二人ともパン好きだったことや、当時住んでいた神戸には美味しいパン屋さんがたくさんあったことから、パン屋なら長く続けられるのではないかと、転職を決意。ビゴの店に入店して、そこから修業が始まりました。私がビゴで修業したことはあちこちで知られているので、ヘタなものはつくれません。
父の出身地である和歌山に店を開いたのは約20年前。当時の和歌山では柔らかいパンが好まれていて、私のつくるハード系のパンはわかってもらえず、売れ残ったパンを捨てるつらさを味わいました。お客さまの求めるものを提供しないと受け入れてもらえないと気付いたことなどから、次第に常連さんができるように。
2019年2月、大阪南部の岬町に移転しました。旧国道26号線沿いのコンビニの跡地で駐車場が広く確保できるということから、移転を決意。和歌山時代もハード系が売れるようになるまで苦労しましたが、こちらでもすぐには売れませんでした。やはり食べやすい柔らかいパンが人気。しかしハード系のパンは私たちの基本です。ハード系の魅力を感じていただけるよう頑張りたいと思います。
営業時間、販売商品、価格等に変更がある場合もございます。詳しくは店舗にご確認くださいますようお願いいたします。
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