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チョコレート

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おいしいニュース

2018.05.22

南草津に焼きたてメロンパン専門店 滋賀県初出店

 メロンパン専門店「Melon de melon(メロン・ドゥ・メロン)」南草津店(草津市矢橋町、TEL 077-596-3408)が5月8日、オープンした。滋賀県初出店。  卵を多く使ったふんわり柔らかな生地にサクサクのビスケット生地をのせたメロンパンを販売する同店は全国に67店舗を展開。南草津店では、「プレーン」(190円)、「チョコチップ」「宇治抹茶」「紅茶」「あまおう苺(いちご)」「キャラメル」、パン生地にもビスケット生地にもチョコレートを入れた「チョコチョコ」(以上210円)の7種類のメロンパンと、アップルパイ(280円)、クロワッサン(180円)を提供する。  滋賀エリアマネジャーの川口貴則さんは「多い時は1日で2000個売り上げる。2台あるオーブンをフル回転で焼き上げ、どの時間帯でも焼きたてが買えるようにしている。メロンパンは季節限定で入れ替える予定」と話す。  店舗には親子連れや学生が多く来店。草津市の松田昌恵さんは「開店以来、よく店の前を通っていて、人がいつもいっぱいで気になっていた。今日、仕事が休みでやっと買いに来ることができた」と話した。同市の山本祐佳さんは「今まで南草津にメロンパン専門店がなかったので、できてうれしい」とも。  川口さんは「スタッフ全員が笑顔で接客し、親しみやすくて気軽に立ち寄れる地域に根付いた店にしたい」と話す。  営業時間は10時~20時 […]

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2018.05.15

さいたま・見沼にベーカリー&カフェ 食べきりサイズの「ミニブレッド」など

 さいたま市の商業施設・ハレノテラス東大宮にベーカリー&カフェ「パーネデリシア」(見沼区島町、TEL 048-812-8606)がオープンして1カ月がたった。  群馬県で1954(昭和29)年に創業し、メロンパン専門店「メロン・ドパーネ」などを展開するグンイチパン直営の同店。埼玉県熊谷市より南のエリア、商業施設での出店は今回が初めてとなる。  毎日店で焼き上げるパンは約80種。オープン当初のためあえて少なめにしているが、今後は増やしていく予定。開店と同時に客が入り、パンが全て出そろう11時ごろは大勢の客でにぎわう。  店を訪れる人に好評なのが、少人数でも食べきれるサイズの「ミニブレッドシリーズ」(367円)。ブルーベリーやショコラなど定番もののほかに、季節の食材を使った季節限定ブレッドを展開している。3種類のチーズを使った「コクうまチーズフォンデュ」(194円)は、林達也店長によると「焼きたてを待って買う客も多い」という人気の品。チョコレートの塊がパンの表面に見える「贅沢(ぜいたく)ショコラのチャバタ」(259円)は、3種類の食感の違うチョコレートをもっちりした生地と組み合わせた商品で、棚に並べるとすぐにトレーにのせる客も。そのほか、「辛口カレーパン」(183円)や「カリカリメロンパン」(162円)などの同社の定番人気商品も棚に並ぶ。  市内から訪れた女性は「『塩ロールあんこ』が大 […]

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2018.05.14

JR光駅近くにパン店「シェ ラミジョ」 店主「生活が豊かになるパンを」

 JR光駅北側にパン店「CHEZ L'AMIJOT(シェ ラミジョ)」(光市虹ヶ丘2、TEL 0833-48-5419)がオープンして2カ月がたった。  店主は光市出身の戸嶋利雄さん。東京や大阪、フランスなどで修業後、2016年12月に帰郷、約1年の準備期間を経て3月10日にオープンさせた。店名の「ラミジョ」は戸嶋(TOJIMA)の逆さ読み。  鮮やかなエメラルドグリーンに塗られた外観が印象的な同店。フランスのビストロをイメージしたという店内には、30種類以上のパンが並ぶショーケースとイートインスペース14席(現在準備中)を用意、ショーケース奥にはパン工房を配置する。店舗面積は20坪。  パンには天然酵母を使用。粉の持つ香りと旨味を引き出すという長時間低温発酵した生地を高温で短時間に焼くことで、外がパリッと中がしっとりとしたパンに仕上がるという。  料理と一緒に食べる食事パンには、石臼でひいたフランス産小麦を使った「バゲット」(300円)や、カンパーニュ「LE500」(500円)、「トルティオン」(320円)、「パン・ド・ミ・モンターニュ(食パン)」(1斤=280円)など。「自分へのご褒美」となる菓子パンには、ヴィエノワ生地のパンに十勝あずきを挟んだ「タンピー」(230円)やミルククリームを挟んだ「ヴァッシュ」(190円)、周南市八代のツルをイメージしたというクロワッサン「ル・ヤシ […]

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2018.05.08

国連大学前で「青山パン祭り」 延べ80店超参加、「シグネチャー」パン食べ比べも

 国連大学(渋谷区神宮前5)前で5月12日・13日、パンのフェスティバル「青山パン祭り」が開催される。主催はメディアサーフコミュケーションズ(目黒区)。  2013年秋に初開催し、13回目を迎える同フェス。今回は「Artisan Bakeries-表現者としてのパン屋-」をテーマに、パン店を中心に2日間で延べ80店舗以上が出店するという。  出店するのは、天然酵母・国産小麦を使う「Fluffy」(鶯谷町)、揚げないヒヨコ豆のコロッケ「ファラフェル」やヒヨコ豆のペースト「フムス」などを挟むピタサンドなどを提供する「Kuumba du Falafel」(神泉町)、無添加ベーグル専門店「cocobagel」、フリッツァ(揚げピザ)専門店「セモア!」(世田谷区)、ミニサイズのパンを作る「茶のま乃ぱん処(どころ)」(沖縄県)、今年創業32年を迎える「エンゼル」(千葉県)、ドイツパン専門店「タンネ」(中央区)、横須賀の食材を使ったパンを中心にする「soil by HOUTOU BAKERY」(神奈川県横須賀市)など。  今回メインイベントとして企画するのは「SIGNATURE FIVE」。参加するパン店がそれぞれ1種類選んだ、思いや表現したいことを詰め込んだ「シグネチャーブレッド」を展示するほか、6種類の食べ比べなどを用意する。  ドリンクバー「YEAST DRINK BAR」では、天然菌・天 […]

ニッポンのブーランジェ

2018.05.08

ブレッドプラント オズ 大島 剛志氏

東急東横線の都立大学駅から徒歩15分、柿の木坂交差点近くにオシャレなパン屋さんがある。メゾンカイザーで修業した大島剛志オーナーシェフが、2013年にオープンした「ブレッドプラント オズ」である。美味しくて居心地の良いベーカリーカフェとして、子供からシニアまで地元の人々に親しまれている。 壁に可愛いパンのイラストが描かれている「ブレッドプラントオズ」、中に足を踏み入れると、黒と白の市松模様の床、天井にはシャンデリア、クラッシックで落ち着いた店内に驚く。中央のクラッシックな丸い平台や窓側の大きな陳列台、そして正面奥にも大島シェフ渾身のパンがズラリと並ぶ。個店のパン屋さんにしては「広くてオシャレ!」、外国に行ったかのようだ。 そして奥にはカウンターも含め、19席のカフェスペースもあるのだから、近隣の人たちにとっては、美味しいパンが買えて、お茶が飲める場所として親しまれている。 陳列棚には、自慢のバゲットやクロワッサン、ドーナツ、食パンや惣菜パン、菓子パンなど約80アイテムが並ぶ。そのどれもが修業したメゾンカイザーを土台に、大島シェフの自由な発想がプラスされたオリジナリティ溢れる商品だ。昼時ともなれば、近隣の人々が訪れ、次々と売れていく。 取材した2月は、チョコレートを使った新製品が提案されていた。その月の新製品を開発、分かりやすくアピールし、お客様を喜ばせるのも大島シェフならではだ。ここ […]

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2018.04.16

博多にクロワッサン専門店「三日月屋」のカフェ 福岡空港に次ぎ2号店

 JR博多シティ(福岡市博多区博多駅中央街)博多デイトス地下1階に3月22日、クロワッサン専門店「三日月屋」のカフェ「三日月屋 CAFE」がオープンした。  福岡市・北九州市を中心に展開するクロワッサン専門店「三日月屋」の姉妹店で、カフェ形式では福岡空港に次ぐ2号店となる。運営はa.crescent(北九州市若松区)。店舗面積は約30坪、席数は48席。客単価は800円。テークアウトも対応する(一部商品はイートインのみ)。  看板メニューは約10種類のクロワッサンサンド。出来たてを提供するため、注文を受けてから作るのが特徴。一番人気の国産鶏「ごとうもみじ鶏」の卵を使った「たまごサラダ」(420円)をはじめ、女性に人気の「サーモン&アボカド&クリームチーズ」(550円)や、「ハムチーズ」(400円)、「フルーツサンド」(520円)などを用意する。そのほか、7時~10時限定の「モーニング クロワッサンセット」(750円)、カツサンド「九州ブランド豚タルタルソース」(900円)、「ピザトースト」(550円)などの食事メニューや、「ガトーショコラ」(450円)や「チョコレートパフェ」(800円)といったデザートも販売。  ドリンクは、「三日月屋ブレンドコーヒー」(350円)や「キャラメルラテ」(480円)、カフェラテ(450円)など、約20種類を用意(サンドイッチと一緒に注文した場合は50円 […]

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2018.04.10

伊勢丹新宿店で「フランス展」-「ベルナシオン」チョコケーキ、成澤シェフのバゲットなど

 伊勢丹新宿店で4月11日(水)より本館・メンズ館で「フランスウイーク」(同17日まで)が行われるのに伴い、本館6階催物場でもフランスの美味を集めた「フランス展」が開催される。  目玉企画は、「サロン・デュ・ショコラ」でも話題を集める仏リヨンで3代続くショコラトリー「ベルナシオン(BERNACHON)」が販売するチョコレートケーキ。リヨン本店でしか食べることができない3種類で、原材料を輸入し、レシピに基づき日本で忠実に再現しているという。正統派の濃厚チョコレートムースが主役の「ルーズベルト」(951円)は、チョコレートムースをベースにフィアンティーヌ入りプラリネ、アーモンドビスケットを重ね、くるりと削ったチョコレートをトッピングした、「食感や味わいの変化を楽しめる」4層仕立て。ノワールショコラのグラサージュが印象的な「クレベール」(同)は、チョコレートムースでチョコレートビスケットをサンドしたビター&濃厚な口どけが楽しめるケーキ。フランス語の「扇」を意味する「エヴァンタイユ」(756円)は、ほのかな酸味のチョコレートガナッシュを香ばしいアーモンドビスケットでサンドし、扇形にカットしたケーキ。いずれも各日200点を限定販売。会期中、ショコラティエのフィリップ・ベルナシオンさんが来場する。  フランス食文化を語る上で欠かせない「バゲット」は3店から6種類が登場。中でも注目は、今回日本初 […]

パンのテーブル

2018.03.06

シェフこだわりのシュトーレン

東京マリオットホテル1階の「ラウンジ&ダイニング G」内に併設されたショップ。Gourmet(グルメ) & Gift(ギフト)をテーマに、毎朝ホテルで焼き上げるパンやパティシエが丁寧につくりあげるケーキが並びます。近隣オフィスワーカーのランチ需要に応えた、気軽に買いやすい価格や、NYテイストのカジュアルな雰囲気も魅力です。 ペストリー&ベーカリー GGCo.(ジージーコー) 住所:東京都品川区北品川4-7-36 東京マリオットホテル1F 電話番号:03-5488-3929 営業時間:10:00~20:00 定休日:無休 ※クリスマスブレッド販売期間:2017年11月4日(土)~12月25日(月) 2013年の開業から4シーズン目を迎えたGGCo.のシュトーレン。2017年は、毎年定番の「オリジナル シュトーレン」と、新たに「ダーク シュトーレン」をラインアップに加え、それぞれ大・小を11月4日から販売しました。丸いフォルムをしたシュトーレンについて、ベーカリーシェフの岡本晋さんにお話を伺いました。 「当ホテルは、ロケーション的にも大人のお客様が圧倒的に多いので、洋酒をふんだんに使った大人のテイストが特長です。さらにオリジナルには3種類のスパイス、ダークにはビターなカカオを使い、甘さの中にスパイシーさ、カカオの苦みが際立つよう複雑で味わい深く仕上げています」と […]

パンのテーブル

2018.02.27

これぞ名古屋メシ進化系!小倉トースト

名古屋で初めて自家焙煎コーヒーを始めた老舗の喫茶店。カウンターとテーブルが2つのこぢんまりとした店内では、美味しい珈琲とともにマスター特製のさまざまなメニューを楽しむことができます。 KAKO 花車本店 住所:愛知県名古屋市中村区名駅5-16-17花車ビル 電話番号:052-586-0239 営業時間:月曜~金曜7:00〜19:00、土曜・日曜7:00〜17:00 定休日:無休 店内に入ると、初めて来た人でも思わず「懐かしい」と感じてしまうようなヨーロピアンアンティークな店構えが広がっています。そんな古き良き喫茶店が、「ここでしか味わえないオリジナリティ溢れるメニューをつくろう!」と、3年前に出したのが「シャンティールージュスペシャル」です。 こんがり焼いた厚切りトーストの上に有塩バターをひと塗りし、北海道産の小豆を使って炊いたあんこと、ふわふわの生クリームをたっぷり。さらに、その上から4種のジャムでおめかしした一皿です。一見、小倉トーストに見えないカラフルさで、4つの味が楽しめるのが魅力。乳脂肪分45%以上の良質な生クリームは弾力があり、濃厚なのにくどさがなく、小倉あんとジャムのキューピッド的存在になっています。 創業当初からの看板商品である「マーマレードジャム」以外は、その季節やタイミングでジャムが変わり、どんな味が楽しめるのかは行ってみてのお楽しみ。取材時は、「紅玉とアールグ […]

パンのテーブル

2018.02.06

ベーカリーのキッシュ&タルト

フランスにあるような、「職人がつくるパンと総菜の店」をコンセプトにしたベーカリー&カフェ。パンを主体に、テリーヌやリエットなどシャルキュトリーを始めとするフレンチデリ、スイーツが揃い、テイクアウトでもイートインでも、ワンストップで1回の食事をトータルにまかなえる店です。毎朝6時に焼きあげるチャバタなどを使ったサンドイッチも開店時から店頭に並び、週末ディナータイムはフレンチビストロとして営業しています。 MAISON ICHI(メゾン・イチ 代官山) 住所:東京都渋谷区猿楽町28-10 モードコスモスビルB1F 電話番号:03-6416-4464 営業時間:8:00~20:00 ※木・金・土のみディナーメニュー営業 定休日:なし 同店のパンは、ハード系をメインに「毎日食べられる食事パン」をコンセプトにしています。自家製ルヴァン種を使い、低温長時間発酵で、もちっとした食感と小麦粉の旨みをひき出しています。 焼きたてのパンと一緒に売り場に並ぶキッシュは定番の5種類をラインアップしています。サックリしたキッシュの台にたっぷりの具材、そしてアパレイユのフルフルとやわらかで滑らかな食感が特長です。「水分(牛乳・生クリーム)と卵の比率をだいたい6:4くらいにしているのがこの食感の秘訣です」と教えてくださったのは、製パンスタッフの太田愛さん。 アパレイユの水分量が多いため、キッシュ台の成形 […]

おいしいニュース

2018.02.02

日本橋高島屋「アムール・デュ・ショコラ」-コラボショコラ、パン&チョコの限定スイーツなど

 日本橋高島屋8階特設会場で現在、約120ブランドが登場する年に一度のショコラの祭典「アムール・デュ・ショコラ~ショコラ大好き!」が開催され、限定ショコラやコラボレーション商品などが登場している。  日本橋高島屋限定の特別企画品は、洋菓子界の重鎮の一人、河田勝彦シェフの「オーボンヴュータン」から登場する「Pere et fils(ペール エ フィス)」(4個入り=2,376円)。「Pere et fils(父と息子)」の商品名通り、河田シェフと後継者の河田薫シェフによるコラボボックス。父の河田シェフはラベンダーやオレンジ皮を使った「Les Proven c aux(レ・プロヴァンソー)」「Poire Au Bon Vieux Temps(ポワールオーボンヴュータン)」の2粒を、長男の薫シェフはパッションフルーツを使った「Passion(パッション)」「Maya(マヤ)」の2粒を詰め合わせる。同ブランドからは、もう一つの特別企画品「Second Camarade(セコンド カマラード)」(6個入り=2,916円)も販売。河田シェフと、シェフの下で修業した5人のシェフのスペシャリテを詰め合わせたコラボボックスで、2015年に続く「カマラード(同志)」の第2弾。参加シェフは、河田シェフをはじめ、樋田昌朗シェフ(パティスリー ロント)、江幡豪シェフ(ル カカオイエ)、丸岡丈二シェフ(アン […]

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2018.01.11

仙台・藤崎で「パンふぇす」 宮城・山形19店の人気商品を日替わりで

 仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館地下1階のグルメワールドで1月11日、宮城・山形で人気のパンを集めたイベント「パンふぇす」が始まった。  宮城・山形のベーカリーやカフェを中心に計24店舗のパンや焼き菓子を期間中入れ替えながら紹介する同イベント。昨年初開催し、今回で2回目となる。昨年は30~40代の女性を中心に連日にぎわいを見せた。  開催のきっかけについて、同イベント担当者は「一昨年ごろから宮城県内や山形にパン屋さんやすてきなカフェが増えており、休みの日にちょっと遠出してパンを買いに行きたいと思いながら、車を持っていないので行けなかった。そんな行きたくてもなかなか行けないパン屋さんのおいしい商品を仙台の方に紹介したいと思った」と話す。  参加店と販売日は以下の通り。泉区=「アドゥマン」(11日・12日・16日・17日)、青葉区=「グラム」(12日~14日)、「ミツバチ」(15日)、「アトリエ ラ フール」「石井屋」(以上16日・17日)、太白区=「ベーカリー&カフェ キクチヤ」(13日~17日)、「えとふぇ」(15日)、「コヤギベーカリー」(17日)、若林区=「ジャンヌダルク フィスエペール」(11日・12日)、「ザ ブレッド バー」(14日)、「米粉パン専門店 モナモナ」(16日・17日)、名取市=「ボンヌ・ジュルネ」(11日~ […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.12.26

C'est joli(セ・ジョリ) オーナーシェフ 中元 恵さん

「C'est joli(セ・ジョリ)」は、フランス語で「心地よい暮らし/場所」という意味。高台からの景色を眺めながら、ヘルシーなベーグルを使ったランチや、かわいらしく美味しいスイーツをゆっくりと楽しんでもらいたいと思い名づけました。最寄駅となるJR海南駅からはバス利用となるため、決して恵まれた立地ではありませんが、落ち着いた雰囲気と、この場所の眺めの良さに魅かれて店を構えました。 東京暮らしにあこがれていた私は、短大卒業後、会社員として東京の会社に就職しましたが、父の死をきっかけに地元・和歌山に帰郷。その後、女性オーナーの飲食店でアルバイトをしたことで、私もいつか自分のお店をしたいと漠然とした夢を描くようになりました。しかし、趣味でお菓子づくりをする程度で特別な技術を何も持っていない私は、どこから手を付ければよいのか手探りの状態。断ち切れない東京への憧れと自分の店を持ちたいという一心で、再び上京することになりました。 2度目の東京生活は、料理教室の生徒からのスタートでした。自分のお店を持つまでは長い道のりであることはもとより覚悟の上。じっくりと腰を据えて製菓と製パンに取り組み、次は生徒から講師へ。掛け持ちで洋食キッチンでのアルバイトをしながら、休日は自分の理想を求めてカフェやパン屋めぐりを続けました。そんなときに教室の近くのカフェで食べたのが、パンとは違う不思議な食感のベーグル!は […]

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2017.12.15

ドンクグループでクリスマスフェア-限定パン、独伊の伝統菓子など

 ドンクグループ「ドンク」「ドミニック・ジュラン」「マリー・カトリーヌ」「ジャルダン・ド・フランス」と、「ジョアン」の5ブランド各店で行われているクリスマスフェアで現在、限定パンが販売されている。  本格的なクリスマスシーズンに突入し、売れ行きが順調だというドンクグループの4ブランドで販売する限定パンは、赤ワインを使ったビーフシチューを包み、チーズをトッピングして焼き上げた「赤ワイン仕立てのビーフシチュー」(270円)をはじめ、ペッパーチキン、ミニトマト、オリーブをのせ、クリスマスリースに見立てて焼き上げた「ペッパーチキンの彩りリース」(303円)、チーズクリームと酸味のあるミックスベリーを合わせ、ふんわりと焼き上げた「ふんわりベリーチーズ」(238円)、シナモン風味のアーモンドクリームとチョコチップ、オレンジピールを巻き込み焼き上げた「パン屋さん」のブッシュ ド ノエル「ブッシュ ド ショコラ」(281円)など6種。  「ジョアン」では「Joyeux Noel~ジョアンが贈るクリスマス~」と題し、サンタクロースや雪だるまをかたどったパンに加え、限定パンとして、「2種類のオリーブとレッドチェダーチーズのお食事パン」(648円、2分の1=324円)やバジル風味のチキンを包み、クリスマスカラーを取り入れ、トマトとオリーブをトッピングして焼き上げた「バジルチキン&トマトオリーブ」(303 […]

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2017.12.08

「京菓子處 鼓月」がベルギー「マレーン クーチャンス」と提携-チョコレート事業に本格参入

 百貨店を中心に全国で67店舗を展開する「京菓子處 鼓月」が12月より、チョコレート事業に参入する。  1945(昭和20)年、京都市で創業し京菓子の製造と販売を行う同社。伝統の京菓子を踏まえつつ、「千寿せんべい」「華」など「既成概念にとらわれない」新たな商品を開発し続けている。近年、新しい取り組みとして「東京進出」「海外進出」のほか新事業として洋菓子にも乗り出し、2015(平成27)年12月に「小さくてかわいらしい」をコンセプトに、二口サイズの焼き菓子などを展開する洋菓子店「京都洋菓子工房 KINEEL(きにーる)」をオープンし、2月には、ジェイアール京都伊勢丹のバレンタイン催事に限定出店した。  今回、本格的なチョコレート事業に挑戦するに当たり業務提携を結んだのが、ベルギーのチョコレート・ペストリーショップ「マレーン クーチャンス」。ベルギー・ゲント出身のショコラティエで、オーナーシェフのマレーン・クーチャンスさんは、ベルギーの名だたる店で修業し、ザ・ペニンシュラ香港では5年間、シェフショコラティエを務めた経験を持つ。過去には日本の有名パティシエやショコラティエで修業しながら、日本の洋菓子作りを積極的に学んだこともあるという。チョコレート職人の世界大会「ワールド チョコレート マスターズ」など数々の国際コンクールでの受賞歴を持つ実力派で、現在は生まれ故郷のベルギー・ゲントにある […]

パンを楽しむ美食の足し算

2017.12.05

チョコレートの達人に聞く、パンとチョコレートのマリアージュ

Minimal -Bean to Bar Chocolate- 取締役 田淵 康佑さん IT企業勤務を経て、2014年に大学時代の同級生である代表の山下さんとともに「ビーントゥバー」スタイルのチョコレート専門店「Minimal(ミニマル)」を設立。自社工房でカカオ豆から板チョコレートができるまでの全工程(選別・焙煎・摩砕・調合・成形)を行い、ときには中南米、アフリカ、アジアの産地に出向き、現地の農園の人たちと一緒になって、よりよいカカオ豆をつくるために協働することも。カカオの生産者、チョコレートをつくって売る人、そして買う人、いずれもが幸せになれる「三方(さんぽう)よし」の仕事を目指しています。 「ビーントゥバー」の定義は、広い意味では「1つの場所でカカオ豆からチョコレートをつくる」ということですが、私たちはもう少し踏み込んで、「素材の多様性を生かしたチョコレートづくり」だと考えています。チョコレートの原材料であるカカオ豆は、南国の果実、カカオの実の中にある種です。農産物ですから、品種の違いはもちろんのこと、産地や農園によって香りも味わいも違います。つくり手のキャラクターが反映される、ワインやコーヒーとも共通する世界。ですから、私たちもそれぞれの豆の持ち味を最大に生かすレシピを追求しています。焙煎後の豆は摩擦熱で香りを逃さないよう粗挽きにして、少し粒々感を残してあるのも当店の「ビー […]

パンのテーブル

2017.12.05

ベーカリーのランチボックス

手づくりの料理と自家製パンが人気のカフェから誕生したベーカリー。テイクアウトのほか、併設のカフェは平日朝8時(土曜は9時)からの営業で、いろいろなシーンで気軽に立ち寄ることができるベーカリーカフェです。ランチボックスは1000円(税込)で、予約もできます。 Factory(ファクトリー) 住所:東京都千代田区九段南 3-7-10 アーバンキューブ九段南1F 電話番号:03-5212-8375 営業時間:月曜~金曜8:00~22:00、土曜9:00~18:00 定休日:日曜 ファクトリーは、「麹町カフェ」で評判となった自家製パンの工場として2009年にオープンしました。店長の三浦隆広さんは、麹町カフェのベーカリー部門を担ってきた方です。パンの種類は25種類ほどあり、ハード系には自家製のレーズン酵母液や季節の野菜や果物から起こした液種、ルヴァン種を使い、長時間発酵でつくっています。 「窯から出したての熱々のパンがありますから、店内にカフェを設けて料理と一緒においしいパンの食べ方もご紹介しています。キッチンとベーカリー、つくり手同士がとても近い距離にいることが強みです」と三浦さん。 地域密着型のカフェとして、毎日通っても飽きないように日替わりで1週間分のメニューをつくり、それに合わせて日々つくっているパンにも様々な変更を加えています。「例えばサンドイッチに使う雑穀ブレッドは、はさむ具材に […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2017.11.28

ウッドデッキで素敵にバインミーを

店名の「えだおね」は、山の主稜線から枝のように伸びる尾根道(枝尾根)のこと。荻窪駅南口のにぎやかな商店街から1本わき道を入ると、山荘のウッドデッキのような「えだおね」のテラス席が目に留まります。オーナーの竹内さんは、元銀行員。20年ほど前のロンドン赴任中にヨーロッパのカフェ文化に触れ、人々が思い思いの時を過ごせる場のある豊かさを実感したそう。高校生のころから「いずれはベーカリーをやりたい」と周囲に公言してきたほどのパン好きでもあり、2013年にこの店をオープンしました。 おいしいパンと料理のあるくつろぎ空間 緑豊かなテラスの脇を通って、店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、表情豊かなパンたちが並ぶ大きなテーブル!両側の壁際にイートインの客席が並び、ベビーカーを押したままでもゆったりとまわれる贅沢な空間づかいです。もとは洋菓子店の工場だったという店内は、天井が高く、奥にある厨房と売り場とカフェスペースがひと続きに。どこにいても、つくり手の気配が感じられ、パンが焼ける芳ばしさと、小麦の甘い香りに満たされています。 「飾り気のない、『毎日工場見学もできるカフェ』みたいな感じでしょうか」とおっしゃるのは店長の齋藤美生さん。実際、小さなお子さんがパンづくりの作業を食い入るように見ていることもしばしばだとか。「平日は地元のお客様が圧倒的に多く、お子さん連れのママもお年寄りも、誰もが気兼ねなく […]

おいしいニュース

2017.11.10

水戸に焼きたてメロンパン専門店「メロン・ドゥ・メロン」 茨城初出店

 水戸に11月13日、メロンパン専門店「Melon de melon(メロン・ドゥ・メロン)水戸店」(水戸市元吉田町、TEL 029-350-7020)がオープンする。  メロン・ドゥ・メロンは2015年、東京都文京区に初出店。水戸店は全国40店舗目で、茨城県では初出店となる。経営するキャピタルトラストの安達航社長が静岡で食べた同店の焼きたてのメロンパンのおいしさに感激したことから、水戸での出店を決めたという。  メニューは、卵をふんだんに使ったブリオッシュ生地にグラニュー糖で表面をカリカリに仕上げた「プレーンメロンパン」(190円)、イチゴ果汁を練り込んだ「いちごメロンパン」、生地と表面にチョコレートを混ぜ込んだ「チョコチョコメロンパン」(以上210円)やヨーロッパ産の発酵バターを使用した「クロワッサン(180円)」など。11月末までのオープニング期間は7種類に限定し、12月からは季節限定を加え10~12種類の商品を用意する。  店舗責任者の櫻井美和さんは「地元の方はもちろん、多くの人が行き交う水戸で焼きたてのメロンパンを楽しんでほしい。オーブンから出して間もない熱々のメロンパンを一度食べてほしい」と来店を呼び掛ける。  営業時間は10時~20時。 (水戸経済新聞)

おいしいニュース

2017.11.07

調布・品川通りにベーカリー パティシエが出店、洋菓子の技生かしたパン売りに

 調布市・品川通り沿いに10月28日、ベーカリー「パン de アノー」(調布市国領町5、TEL 042-426-8977)がオープンし、連日多くの客でにぎわっている。  同店オーナーの宮下哲次さんは、2008年に洋菓子店「パティスリーアノー宿河原店」(川崎市)、2012年に狛江店をオープンしたパティシエで、フランスでの修業経験も持つ。全国各地を食べ歩くほどのパン好きが高じ、5年ほど前からパン職人と交流するなど、出店に向けて準備をしてきた。長年、狛江店で洋菓子を作っていたスタッフがパン作りの修業をし、パンの専門家も招いて同店オープンにこぎ着けた。  店舗面積は約43坪で、駐車場を完備。メニューは、調理パン約20種類、菓子パン約30種類のほか、食パンやドーナツなど、全部で約70種類を用意。看板メニューの「クロワッサン デ アノー」(194円)は、毎日使う分だけをひくアーモンドのクリームを採用。パティスリー自慢のカスタードクリームを使用する「クリームパン」(162円)や隠し味にパティスリーで作るチョコレートを加える「自家製カレーパン」(173円)など、洋菓子店ならではの商品を提供する。今後は、フルーツを使ったデニッシュなど、さらに洋菓子の技を生かしたメニューを増やし、100種類以上の品ぞろえにしたいという。  宮下さんは「子どもの頃、ロールパンを作る母を手伝い、パン種が発酵して膨らむ様子 […]

おいしいニュース

2017.11.02

岡山駅前にメロンパン専門店 焼きたての熱々メロンパン販売

 岡山駅前商店街入り口付近に10月11日、メロンパン専門店「メロン・ドゥ・メロン岡山駅前店」(岡山市北区駅前町1、TEL 086-234-5557)がオープンした。岡山県での出店は初めて。  「メロン・ドゥ・メロン」は2015年、東京都文京区で初出店。岡山駅前店は全国で30店舗目。岡山駅前商店街の入り口から北へ約20メートル、中華料理店「南京楼」を改装して出店した。岡山駅に面した通り沿いにメロンパンのオブジェやイラストを掲げている。  同店は「焼きたて」を提供できるようこだわっている。店長の渡辺秀樹さんは「オーブンから出して間もない熱々のメロンパンを食べてみてほしい。すぐ食べる場合は焼きたて、持ち帰りの場合は粗熱をとって形が安定したメロンパンを提供している」と話す。焼き上がり時間は売り上げ実績を踏まえて綿密に計画し工夫しているという。  同店では8~9種類のパンを店頭に並べる。人気商品は、卵をふんだんに使ったブリオッシュ生地にグラニュー糖で表面をカリカリに仕上げた「プレーンメロンパン」(190円)、生地と表面にチョコレートを混ぜ込んだ「チョコチョコメロンパン」、表面に抹茶を使った「宇治抹茶メロンパン」(以上210円)の順。季節のメロンパン1種は月替わりで、10月は「かぼちゃメロンパン」(210円)、11月には「安納芋メロンパン」を提供予定。メロンパンのほか「アップルパイ」(280円 […]

パンのテーブル

2017.10.11

パンとの意外な組み合わせ

四条通に面した西院の店舗から、3年前の2014年に宇多野の閑静な住宅街に移転した隠れ家的ベーカリー。店名にあるように、通り沿いにある階段を降りると姿を現わすお店は、アンティークなインテリアに囲まれ、どこか外国に来たような感覚に包まれます。自然光が差し込む吹き抜けの店内に心地よさそうに並ぶのは、50~60種類のバリエーション豊富なパン。周囲は緑に囲まれ、休日にはハイキングやサイクリングの立ち寄りスポットとして訪れる方も。地域の方から遠方の方まで幅広い層のお客様に愛されるパン屋さんです。 キキダウンステアーズベーカリー 住所:京都府京都市右京区常盤御池町21-15 電話番号:075-275-4866 営業時間:7:00~18:00 定休日:月曜 店頭に並ぶすべてのパンを一人で手掛けているのは店長の中井俊則さん。「おいしさ=(イコール)食感だと思っているので、ふんわり柔らかい食感が味わえるパンを中心につくっています」と中井さんが語るように、誰もが食べやすいソフトなパンは子供から年配の方にも好評です。そんな中、少々異彩を放っているのが「ししゃもぱん」の存在です。誕生のきっかけは6年ほど前、中井さんが大好きなししゃもを食べているときのことでした。「ししゃもの塩っけは絶対パンに合うはず!」と思い立ち、そこから試作の日々が始まったのです。 合わせるパンは、塩味を引き立たせたいということで、サクサ […]

おいしいニュース

2017.10.02

此花区のパン店におばけパン 「かわいい」と地元住民に好評

 大阪・此花区にあるパン店「Pu Pu Pu Petit a Petit(プププ プティッタプティ)」(大阪市此花区伝法6、TEL 06-7506-8603)で現在、おばけパンをメインとしたハロウィーンメニューを販売している。  今年6月にオープンした同店。オーナーは、「フランスパンが大好き」という古川誠子さん。パン店で働くなどの修業を積み、オープンに至ったという。店名の「Petit a Petit」は、フランス語で「一歩ずつ、少しずつ」の意味で、「少しずつ成長していきたい」という気持ちを込めた。「Pu Pu Pu」は笑い声をイメージしたもの。誠子さんの母親や妹の純子さんも店を手伝う。  同店ではハロウィーンメニューとして、チョコレートでコーティングし、中にクリームを入れたおばけパン(183円)をメインに、かぼちゃのパウンドケーキ(194円)やハロウィーン仕様の手作りクッキーなど約5種類を販売する。純子さんは「住宅街の中にあるので、お子さまのいる家庭に買ってもらうことが多い。『かわいい』と評判」と話す。  そのほか、スイーツ系や総菜系など常時約30~40種類のパンを販売する。同店「一押し」メニューは国産小麦100%の食パン。ドリンクには、コーヒーや自家製ジンジャーエールなど約15種類を用意する。  約25坪の店内は白を基調としたウッド調の内装で、「フランスのアンティーク感をイメージ […]

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2017.09.30

秋田の人気菓子パン「バナナボート」に新商品 「ババヘラ」味など3種

 たけや製パン(秋田市川尻町大川反)は10月1日、同社の人気菓子パン「バナナボート」の「ババヘラ」味など3種を発売する。  バナナとホイップクリームをスポンジ生地で包んだ、ケーキのような菓子パン「バナナボート」は、県内で1日に1万5000個を出荷する同社の人気商品。  専門高校生などの学習成果の発表の場として、文部科学省や都道府県教育委員会などが開く「全国産業教育フェア」の秋田大会が10月に開かれることに合わせ、同社と県内の3高校に通う高校生がコラボし、3種類の新商品を開発した。発売するのは以下の3種。  金足農業高校(秋田市金足追分)の生徒が考案した、イチゴ味とバナナ味の2色アイス「ババヘラ」味に仕上げた「金農ババヘラボート」、秋田北鷹高校(北秋田市)の生徒が考案した、生地とクリームにレモン果汁を使い、バナナのほかレモンピールも加えた「北鷹レモンボート」、増田高校(横手市)の生徒が考案した、バナナに代えてパイナップルや黄桃などのフルーツと「線掛けチョコレート」をココア味の生地で包んだ「増高ショコラボート」の3種。  初日の出荷は1万1000個を予定する。価格は150円(税別)。県内のスーパー約800店やコンビニなどで販売する。 (秋田経済新聞)

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2017.09.13

吉祥寺にベーカリーカフェ「キャラブレッド」2号店 「くまのがっこう」とコラボ

 絵本「くまのがっこう」とコラボレーションしたパンとドリンクを提供する「CHARABREAD(キャラブレッド)吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-5135)が9月13日、吉祥寺の井ノ頭通り沿いにオープンした。  同店はバンダイ(江東区)が2015年11月、大阪の「EXPOCITY(エキスポシティ)」に1号店としてオープンした直営のベーカリーカフェ「CHARABREAD」の2号店。「CHARABREAD」はバンダイが作った造語で「キャラクター(CHARA)+パン(BREAD)」のこと。キャラクターとコラボしたパンを意味し、ブランド名でもある。大阪以外への出店は吉祥寺が初めてだが、9月6日、吉祥寺にオープンした「Rascal Bakery by CHARABREAD(ラスカルベーカリー バイ キャラブレッド)」は姉妹店となる。  同店で販売する「くまのがっこう」とのコラボメニューは大阪で販売しているもので、期間は10月までだったが吉祥寺店オープンに合わせて2018年1月まで延長された。  店舗面積は61.03平方メートル。パンは専用の厨房で焼き上げる。テークアウトのみで、ドリンクは販売用のカウンターから提供する。オリジナルグッズを並べる棚も設置する。  メインのパンは大阪EXPO CITY店での好評を受けて復活したという手のひらサイズのミニパン。吉祥寺店限定はチョ […]

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2017.08.31

大宮「カフェ風屋」が1周年 自宅を手作りで改装、自家製マフィンも

 さいたま市大宮区内にある「カフェ風屋」(大宮区上小町、TEL 048-648-7333)が8月22日、1周年を迎えた。  「自分の手の届く範囲のスモールビジネスをしたい」と考えていた店主の三木基司・ゆかり夫妻が2人の出身地のさいたま市で自宅戸建の1階部分を改装し2016年8月にオープンした同店。もともと2世帯住居でキッチンも2つあったため、大掛かりな設備工事は必要なく、建築や飲食店企画関係の経験もあり、身の回りの物事を自分でプランして作ることが得意な基司さんが店内のインテリアの大部分をゆかりさんと少しずつ手作りした。木材の質感を生かし、植物を多く取り入れている。当初は16席だったが、来店客が増えたため増席し、22席になった。ソファ席は乳幼児連れ客にも人気という。  基司さんは「このテーブルは知人から以前譲られた古材で作ったもの。テラス席のウッドデッキも自作。ここは、これまでの経験や偶然が折り重なり、結び付いた場所。当初からゆっくりくつろげる場所にしたいと考えており、『友達の家に遊びに来たようだ』と言われるようになった」と話す。  食事は「週替わりワンプレート」「オリジナルカレーのチーズ焼き」「ローストポークサンド」(以上850円)の3種類を提供。サンドイッチのパンは自家製。20食程度を用意し、売り切れるまでは時間帯を問わず注文できる。その他、スイーツ、ドリンクメニューがある。基司 […]

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2017.08.28

エキマルシェ大阪にシドニー発パイ専門店「パイフェイス」関西一号店

 JR大阪駅の商業施設「エキマルシェ大阪」に8月30日、パイ専門店「パイフェイス」(大阪市北区梅田3、TEL 06-6344-6226)がオープンする。運営はダスキン(吹田市)。    「オーストラリアの国民食」と呼ばれるミートパイを中心に、特徴的なフェイスマークを描いた円状のパイを販売する同店。  2003年にオーストラリア・シドニーで誕生し、現在ニュージーランド、韓国など7カ国で約48店を展開する。国内では2015年10月に神奈川県川崎市に1号店がオープンし、同店で4店舗目。  店内は、壁面をレンガや木目を生かしたデザインで装飾し、くつろぎやすい空間を演出する。店舗面積は約74平方メートル、席数は33席。店内のショーケースにパイを並べ、テークアウトにも対応する。ターゲット層は20代~40代の女性。  メニューは、ミートパイ「クラシックミンスビーフ」(421円)、角切り牛肉が入ったパイ「チャンキーステーキ」(421円)などセイボリー(総菜)パイ(直径10センチ)を7種類、2種類のチョコを使ったパイ「チョコ&チョコレート」(280円)、アップルパイ「りんご」(302円)などスイーツパイ7種類(直径9センチ)を用意する。  ドリンクは、フェイスマークをラテアートで描いた「パイフェイスラテ」(410円)や「パイフェイスモカ」(421円)など19種類。フェイスマークは4種類あり、 […]

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2017.08.25

伊勢丹新宿店パンコーナーに「リチュエル ル グラン ド ブレ」オープン

 伊勢丹新宿店本館地下1階食品売り場に8月23日(水)、新しく「リチュエル ル グラン ド ブレ(RITUEL le grain de bl?)」がオープンした。  2015年8月、自由が丘に1号店をオープンしたのがヴィエノワズリー店「リチュエル(RITUEL)」。同年11月には、旗艦店となる青山店をオープンした(現在、自由が丘店は閉店)。  今回オープンする新店は百貨店初の常設店で、三越伊勢丹限定ブランドとなる。出店場所は、「アンデルセン」「メゾンカイザー」「銀座木村家」などが出店するパン・洋総菜「デリ エ ブーランジュリー」の一角。  商品作りのこだわりとして、生地の温度、水分量、弾力など細やかに調整しながら、生地をこねる以外の工程は全て手作業で行う。四季を織りなす旬のフルーツや、産地や農家などのこだわり素材を使ったパンが店頭に並ぶ。  新店では、じっくり寝かせた生地、自家製カスタードクリームを練り込んだ看板商品「エスカルゴ各種」(1個291円~)はじめ、「クロワッサン」(1個350円)、クロワッサン生地にバトンショコラを巻き込んで焼き上げた「ショコラティン」(250円)、シュガーを折り込んだパイ生地にカスタードクリームを敷きスティック状にねじって仕上げた「ル サクリスタン」(221円)、パイ生地にカスタードをのせた「ニフレット」(301円~)などの青山店が得意とするヴィエノワ […]

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2017.08.24

池袋東武で「島の恵み、あふれる。沖縄展」-東京初登場のハンバーガー、ごちそうかき氷など

 東武百貨店池袋本店8階催事場で8月24日(木)より、沖縄の美味と工芸品を集めた「島の恵み、あふれる。沖縄展」が開催される。屋上「スカイデッキ広場」やイベントスペースなどでは同展と連動し、10種類以上のライブやイベントも行う。  沖縄県の「伝統と新しさ」に着目し、約70店(うち食品は約40店)が集結する同展。会場には、東京初出店となる沖縄素材を使ったハンバーガーや冷たいスイーツ、見た目に色鮮やかなタルトなどが登場するほか、イートイン2店とビーントゥバーのチョコレートをつまみに泡盛が楽しめるバーが登場。実演販売グルメを楽しむスタンディングタイプのイートスペースも用意する。  アメリカンスタイルのバーベキュー料理が人気の「BONES(ボーンズ)」が東京初出店。昨年12店舗が参加し行われた「第4回沖縄バーガーフェスタ in ぎのざ2016」でグランプリに輝いた、沖縄素材を使った「阿麻和利(あまわり)バーガー」(900円)を販売する。同品は、津堅島産津堅ニンジンを練り込んだ赤いバンズで、自家栽培のゴーヤのピクルスや、うるま市特産黄金芋、低温で長時間スモークしたエスプレッソ漬けの豚ロースを挟み、泡盛の酒粕を使ったバーベキューソースを使ったもの。自家製ジンジャーエールとナチョスの付いたセット商品(1,300円)も販売する。  冷たいスイーツでは、同店初登場の「喫茶ニワトリ」がオリジナルシロップ […]

おいしいニュース

2017.07.26

銀座三越で「スヌーピー」展-特製バースデーケーキ、限定ドーナツなど

 銀座三越7階催物会場で7月26日(水)、恒例催事「スヌーピー in 銀座 2017」が始まり、地下2階「グローバルメッセージ」ではスヌーピーにちなんだ限定フードが販売されている。  今回のアートテーマは、「銀座三越シアターを舞台に世界各国のおとぎ話を演じるスヌーピーとゆかいな仲間たち」。会場では、今回のために描き起こしたという13枚のオリジナルアートを使った銀座三越オリジナル商品を多数展開するほか、フリーダの飼い猫ファーロンのオリジナルグッズも新たに登場(8月2日より販売)。9階銀座テラス/テラスコートには同31日(月)限定でスヌーピーが来場(12時、14時、16時~、各回30分)する。  同展にちなんだフードには、ドーナツをはじめ、スイーツ系パン、ソフトクリームなど銀座三越限定商品を用意。スヌーピーをデザインしたスヌーピーの誕生日(=8月10日)を祝う、予約限定の特製バースデーケーキも販売する。  バースデーケーキを手掛けたのは、スイートアートデザイナー藤本美弥さんの店「パティスリー エチエンヌ」。ケーキにチョコレートでスヌーピーを描き、かわいいピンクのハート形チョコレートをデコレーションした「バースデイケーキ」(直径15センチ=5,400円、各日限定10点)を販売する。予約は同26日(水)より店頭のみで受け付け、手渡しは8月8日(火)より3日間、12時以降。今年のアートテーマ […]

パンを楽しむ美食の足し算

2017.07.19

ナッツの達人に聞く、パンとピーナッツバターのマリアージュ

バルクフーズ 店長 伊藤 弘吉さん 祖父の代からスーパーマーケットを経営。2代目のお父様が海外のスーパーには当たり前のようにある量り売りの「バルクコーナー」をヒントに、日本では初業態となる、食材量り売りの店「バルクフーズ」を2014年にオープン。伊藤さんは、バリスタ、バーテンダーとして飲食店で働いた後、同店に。コーヒー豆やウイスキーと同様に、食材にも一つひとつにストーリーがあり、素材を知り尽くして、お客様によいものだけを提案していくことをショップのコンセプトにしています。 パンにピーナッツバターを塗っただけのサンドイッチは、子どもが学校に持っていくランチとしてアメリカでは定番中の定番。日本でいえば、シンプルな「塩むすび」的な存在です。市販のピーナッツバターは、塩や砂糖、オイルなどを加えてあるものがほとんどですが、当店のピーナッツバターの原料は、ナッツグラインダーの中にぎっしり入ったピーナッツのみ! 塩・油脂無添加のローストピーナッツを必要な分だけ、その場で挽きたてのピーナッツバターにしてお持ち帰りいただけます。 素材そのもののおいしさ100%のピーナッツバターは、どんなパンにも合いますが、まずはシンプルにトーストした食パンにたっぷり塗ってみてください。ナッツの油分がトーストの熱で温められ、香りが立ちます。ほどよく残った粒々をパンと一緒によく噛むと、小麦のやさしい甘みと香りにピーナッ […]

パンのテーブル

2017.06.27

ベーカリーのイースター・フェア

南武線谷保駅と矢川駅のほぼ中間くらい、近くに市役所や大きな公園があり、人の行き来が盛んなエリアに立地する人気店です。ほとんどのパンに自家製ルヴァン種を使い、110種ほどのパンが揃います。看板商品は、ベーグル生地のドーナッツ「もちもちべー」や「塩ロール」、「天使のメロンパン」など。イースター・フェアは3月上旬からスタートし、4月末まで開催されました。 プチ・アンジュ 国立 住所:東京都国立市富士見台2-45-9 電話番号:042-505-4104 営業時間:7:00~19:00 定休日:木曜日 「イースターのフェアは5年前くらいから続けています」とお話してくれたのは、販売チーフの山本瞳さん。「テーマパークなどではイースター前後の3カ月くらいイベントをやっていますよね。そういうところから、『イースター』という季節行事もかなり浸透しているのでは、と始めました。3月上旬からエッグベネディクトなどの毎年人気の商品を販売し、イースター商品がすべて出揃うのが4月上旬くらいです。卵を中心にしたメニューと店内のディスプレイに力を入れています」(山本さん)。お店に入ってまず目を引くのが、女性販売スタッフのキュートなかぶりもの。「卵→ヒヨコのイメージで、これをかぶっていると小さなお子様へのウケもいいですし、お客様に『どうして?』など聞かれるので、そこからイースター商品をご紹介できます」(山本さん)。同店 […]

パンを楽しむ美食の足し算

2017.06.27

オリーブオイルの達人に聞く、パンとオリーブオイルのマリアージュ

株式会社ソルトオリーブキッチン オリーブオイルコンシェルジュ 中川 潔さん 輸入食品販売会社で主にフランス産のオリーブオイル、ビネガー、コンフィチュール、チョコレートなどの卸営業を担当。都内のブーランジェリーを隈なく回り、厳選したよいものだけを紹介するとともに、オリーブオイルとパンのマリアージュを探求。2015年3月にオープンした、塩とオリーブオイルの専門店「OshiOlive( おしおりーぶ)」のコンシェルジュに就任。店内にはオリーブオイルのほか、様々なフレーバーソルト、ビネガーなども揃い、お客様の好みにぴったりのおいしさに出会うお手伝いをしています。 オリーブオイルの原料になるオリーブの実は、毎年11月ごろに収穫します。オリーブの実の色は熟するにつれ、緑色から次第に紫がかり、完熟するとブラックオリーブになります。収穫のタイミングによって、緑色のフレッシュな果実を収穫する早摘み、少し熟したものを収穫する中摘み、完熟果実を収穫する遅摘みと呼ばれています。早摘みのグリーンオリーブはポリフェノールや葉緑素の含有量が多く、油分は少なめです。そのため、早摘みオリーブから搾れるオイルの量は、同量の完熟オリーブから採れるオイルの1/3程度と希少です。さわやかな緑色で、そのまま食べてもおいしいさらりとした食感、ポリフェノール由来の苦みやのどの奥でピリッとする辛さがあります。実が熟するにしたがって […]

パンのテーブル

2017.06.13

挑戦する老舗和菓子店

文政元年(1818)創業の「榮太樓總本鋪」が立ち上げたニューブランド。「あめや えいたろう」に続く新ブランドで、アトレ恵比寿店に出店しています。ポップでカジュアルなお店には、小ぶりの袋に詰められた「榮太樓總本鋪」の商品がズラリ。なかでも人気は「美味どら」と「ふわどら」です。 にほんばしえいたろう アトレ恵比寿店 住所:東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 アトレ恵比寿3階 電話番号:03-5475-8353 営業時間:10:00~21:30 定休日:無休 榮太樓總本鋪の和菓子をもっと身近に感じて欲しいという想いから立ち上げられた「にほんばしえいたろう」。定番アイテムも揃えつつ、今の時代に合わせたパッケージデザインにすることで、色々な世代に受け入れられやすいように工夫が凝らされています。 「にほんばしえいたろう」の看板商品は「美味どら」と「ふわどら」と名付けられたどら焼きです。江戸時代から続く老舗で培った技術を活かし、つくられるどら焼きは絶品。「できたての生菓子のおいしさを気軽に楽しんで欲しい」という想いが込められたどら焼きは、アトレ恵比寿店限定販売とあって、この味を求めて連日多くの人が訪れています。「美味どら」(つぶし餡ともち入りの2種)は、北海道産小麦を使用してつくられるしっとり生地が特徴。シンプルだからこそ風味と食感を大切につくられています。 「ふわどら」は、ふわふわのパンケーキのよ […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2017.06.06

フレンチコースで楽しむ「パン・ペアリング」

桜の名所でもある目黒川に面したビルの2階にあるフレンチレストラン。東京・パリの名店で修業を積んだシェフの大土橋真也さんが2015年9月にオープンし、瞬く間に人気店に。料理は1カ月半から2カ月ごとに内容が変わる「おまかせコース」のみで、コース全8品のうち4品は料理とパンの唯一無二なマリアージュを楽しむ「パン・ペアリング」です。さらに料理に合わせたお酒を提案する「ドリンク・ペアリング」もあり、料理+パン+ドリンクの「トリプリング」を堪能できます。 未知の物語を読み解くように、五感で季節を味わう 店名の「クラフタル」は、手技(CRAFT)と物語(TALE)の2つを合わせた言葉です。伝統的フレンチの世界で培った、確かな手技でつくられる料理は、まずは目に飛び込んでくる色で移ろう季節を感じさせてくれます。素材の味・香り・色・形から様々な驚きが生み出され、味わう人の五感を揺り動かし、1皿の上に季節の物語が動き始めます。 例えば梅雨の季節の「紫陽花とカタツムリ」がテーマのパン・ペアリング。紫と白のカリフラワー、フレッシュハーブ、ブロッコリーのピュレなど、雨露に濡れた紫陽花を思わせる瑞々しさに、ビネガーやミントオイルが清涼感をもたらします。ディテールに目を凝らせば、カタツムリに見立てた姫サザエ。そこから海へとイメージがつながり、パンのプレートには巻貝の形をしたデニッシュの「エスカルゴ」。パセリバター […]