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ドーナツ

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パンのテーブル

2019.06.25

出来たて!サンドイッチ

大阪環状線の玉造駅から徒歩1分の場所にある「パンヤ」は、関西では数少ないフォカッチャの専門店。カラー舗装された小さな商店街の角、築約80年というクラシックな交番の隣にあり、コック帽のイラストと、大きく書かれたパンヤというカタカナの文字が目を引きます。2017年5月にオープンして以来、SNSなどで評判となり、開店前には行列ができ、閉店時間を待たずに売り切れてしまうこともある人気店です。 パンヤ 住所:大阪府大阪市東成区東小橋1-2-4 電話番号:06-7505-9919 営業時間:11:00~17:00 売り切れ次第終了 定休日:月曜、第1・3日曜 ありそうでない「パンヤ」という名前のパン屋さん。下町風情の残る大阪・玉造にあるフォカッチャ専門の小さなお店です。店主の中津さんは「カタカナのおしゃれな名前だと覚えてもらいにくいので、これ以上ないくらいわかりやすい『パンヤ』にしました」と教えてくれました。たこ焼き屋さんのような対面販売で、具材を挟むタイプは、注文を受けてから仕上げます。 「工場直売みたいに新鮮なものを提供したかったんです。やってみると、いつも行列しているように見えるというメリットもありました」と、中津さん。出来たてが食べられる上に、パンが見えないくらいのトッピングが写真映えすると、パンヤの存在はネットを通じて瞬く間に広がりました。 店主の中津さんは、食べることが大好き。けれ […]

おいしいニュース

2019.05.22

三井アウトレットパークで「とうほくパンフェス」 人気56店が日替わり出店

 東北各地で人気を集めるパン店が集まる「とうほくパンフェス2019」が5月25日・26日、6月1日・2日、「三井アウトレットパーク 仙台港」(仙台市宮城野区中野3)1階センタープラザで開催される。  昨年11月・12月に初開催され約3万人を動員。今回は宮城県内を中心に岩手、山形、福島と長崎から計56店舗が参加。日替わりで20店舗以上が出店し、自慢のパンや焼き菓子を販売する。  「UP!BAKER定禅寺本店」「pipos byイーレ!はせくら王国」「デーデのパン」「totomaぱん」「ボンヌ・ジュルネ」「Bakery and Café 3110」(以上、宮城県)、「はいからさんのカリーパン」「パン屋 マルモ」(以上、山形県)、「PanoPano」「ブーランジュリー・レジュイール」(以上、岩手県)、「ヨシダベーゴー」(福島県)、「kiyoka morimoto」(長崎県)など18店舗が初出店となる。  販売する商品は、クロワッサン、フランスパン、コッペパン、デニッシュ、ベーグル、食パン、パンケーキ、スコーン、マフィン、ドーナツ、ロールケーキ、蒸しパン、総菜パン、サンドイッチ、キッシュ、チョコレート、焼き菓子、コーヒー、ジャムなど。  イベント担当者は「個数、種類、出店数が前回より増えている。東北各地から人気のパン屋さんが集まるこの機会に、日頃お目に掛かれない売り切れ必至の […]

おいしいニュース

2019.04.01

京王新宿店、中地階で「パンフェス」-前半はご当地パン、後半は初登場パン

 京王百貨店新宿店中地階イベントスポット「エキサイティングスポット」で4月1日(月)より、パンの人気店を集結した「パンフェスティバル」が始まった。  食品売り場でのコンパクトな催事ながら、2014年春の初開催からほぼ毎年春と秋に開催している同フェス。会期前半(初日~10日)には、昨年秋の開催で好評だった「ご当地パンフェスティバル」を、会期後半(同11日~17日)には、同フェス初担当の女性スタッフが選び・誘致した初登場の店などを展開する「春のパンフェスティバル」を行う。  会期前半「ご当地パンフェスティバル」には、全国各地から約120種類が集結。初日~同5日は、北海道「日糧製パン」の「林檎ふかし」(160円)をはじめ、山形「たいようパン」の「つや姫玄米ゆきちから食パン」(750円)や、「山形いも煮カレーパン」(260円)、さらに栃木「金谷ホテルベーカリー」のきめ細やかな歯触りが特徴の「ロイヤルブレッド」(583円)など、東日本のご当地パンを展開。同6日~10日は、石川「パンあづま屋」の「コーヒーサンド」(250円)をはじめ、京都「山一パン総本店」の「メロンの妖精」(190円)、島根「なんぽうパン」の「いちじくパン」(200円)など、西日本のご当地パンを販売する。  期後半「春のパンフェスティバル」では、初登場4店舗を含めた7店舗を展開。今回、百貨店初登場するのは、埼玉・本庄に1号店、 […]

パンのテーブル

2019.03.12

健康志向のパン

オープンは毎朝7時。自慢の食パン、菓子パン、惣菜パンなど、朝食のパンを求めるお客様で開店早々に店内は1回目のピークを迎えます。「地元密着型のベーカリー」として、約190種類のパンをそろえ、とくに毎日食べる主食のパンに力を入れて、地元の人たちの健康的な食生活の一端を担う人気店です。 Boulangerie K YOKOYAMA (ブーランジュリー・ケイ・ヨコヤマ) 住所:埼玉県川口市小谷場455-1 電話番号:048-263-0222 営業時間:7:00~19:00 定休日:無休 「当店は、茶色や黒い色をしたパンの種類が比較的多いと思います。これらは、いわゆる体によいとされる、全粒粉、ライ麦、大麦、シリアルやプルーンを使ったパンです。 一般的に日本では、白くてやわらかなものが皆さんに好まれるようですが、当店ではお客様の支持をいただいて、こうしたパンも毎日焼きあげています」とオーナーシェフの横山暁之介さん。 健康的なパンというと、リーンなハード系を連想しがちですが、同店では、食パンを基本にしています。角食「ル・マタン」のほかにも、全粒粉を40%使った「ナチュラルブレッド」、もち麦40%入りの生地に9種類の雑穀を混ぜた「雑穀パン」、レーズンやプルーン入りなど、バリエーションを多数展開。 「全粒粉や雑穀は、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んだ健康志向の素材です。せっかく体にいい食材な […]

おいしいニュース

2018.10.19

ニュウマン新宿で「パンまつり」 ブーランジェリー「PAUL」オープンも

 秋の恵みが楽しめる限定パンが並ぶ「パンまつり」が現在、新宿の「NEWoMan(ニュウマン)」(渋谷区千駄ヶ谷5)館内の各店舗で開催されている。22日からは2階エキナカ特設会場(JR新宿駅改札内)に近郊エリアや神奈川のパン店などが集結する。  「五感を使って秋を楽しんでもらえたら」と企画した「AUTUMN FESTIVAL」の一環で、9月にイラストレーターやアーティストが集まって行った「クラフトアートマーケット」や、10月20日・21日にも予定するハンドメードアクセサリーや雑貨が並ぶ「ルーフトップマーケット」などと併せて行う。  施設内に出店するパン店やカフェなどで限定パンを提供する。「ベーカリー&レストラン 沢村」はワインを染み込ませた4種類のフルーツを焼き込んだ「ヴァン・ブラン」(2,100円)を、「ディーン&デルーカ カフェ」はカスタードクリームを入れたシュークリームをドーナツにした「シュークリームドーナツ」(280円)を並べる。サンドイッチ専門店の「ワズ サンドイッチ」は、洋酒の香りが利いたマロンクリームとマスカルポーネ生クリームの2層仕立てで、モンブランの味わいを表現した「芳醇(ほうじゅん)マロンサンド」(463円)を提供する。  特設会場には、三浦半島で自家製小麦を使ったパンを手掛ける「三浦パン屋 充麦」や新百合ヶ丘の「nichinichi」、横須賀の「soil […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2018.10.10

朝から幸せ気分!モーニング発祥の地のベーカリーカフェ

BARやイタリアンレストラン、パン屋さんを経験したオーナーの伊藤さんが、自身の経験の集大成として2010年にオープンしたベーカリーカフェ。“色んな人が交わる場所にしたい”という願いを込め、交差の意を持つ「クローチェ」という店名にしたそうです。オープン当初は「サイコロ食パン」だけでスタートしましたが、メニューを広げようとつくり始めたベーグルが人気を集め、2014年に店舗拡大のために移店。2018年6月には、ドーナツやパイ、ピザなどをテイクアウトできるニューヨークスタイルのベーカリーを増設しました。 チャレンジ精神から生み出されるメニューたち 川沿いの道を進むと見えてくる、白壁のシンプルな佇まいのカフェがクローチェです。アクセスは車が便利な立地ですが、40台の駐車場が完備されているので安心。店内に入ると木目調のテーブルが並び、ゆったりとくつろげるソファ席を含めた64席の広々とした空間が広がっています。にもかかわらず、週末はオープンと同時に満席となり、外に行列ができるほどの賑わいを見せるのだとか。その一番の理由となっているのが、モーニングセットでいただける「サイコロトースト」。8:00〜11:00の間にドリンクを注文すると、コーンポタージュとポテトサラダ、そして10センチ角の食パンが丸々ついてくるというインパクト満点のセットです。ナイフで切るのが難しいほど柔らかい食パンの上にバターとメー […]

ニッポンのブーランジェ

2018.09.25

ア・ビアント 松尾 清史氏

ア・ビアントは現在、2002年に豊中市に移転した本店と、ビジネス街にそびえる「中之島フェスティバルタワー」にある中之島店の2店舗で営業している。シェフの松尾氏は32歳のとき、大阪・吹田市で1号店をオープン。以来、ハード系の美味しい店という評価を得て、実力店の多い北摂で多くのパン好きに選ばれてきた。2017年4月には大阪市内に中之島店をオープン。カフェのようなおしゃれな店内には、ハード系からスイーツ系まで、常時80種ほどのパンが並ぶ。中之島店はビジネスマンやOLが朝食やランチ用のパンを買うため、総菜パンやサンドイッチを充実させている。また一見の客も多いため、インスタ映えするようなインパクトの強いパンが求められる。一方で住宅街にある本店には、初老の夫婦が散歩帰りに立ち寄ったり、子連れの若い主婦が自転車でやってきたりと常連客が多い。ビジネス街と郊外の住宅地、立地によるニーズの違いに、試行錯誤しているというシェフの松尾氏にお話をうかがった。 製パン技術者として、20年以上のキャリアを持つ松尾氏。氏がパン職人を目指したきっかけは、意外にもテレビドラマなのだそう。NHKの連続テレビ小説『風見鶏』の主人公だった、ドイツ人のパン職人にあこがれたのだ。 その後、鎌倉のパン屋を舞台にしたトレンディドラマにも影響され、ますます「パン屋っていいなあ」と思うようになった。 小学校の卒業文集には「パン屋になり […]

おいしいニュース

2018.08.27

京王新宿店「秋の大北海道展」2週間-カーリングのストーン形スイーツ、北海道パンなど

 京王百貨店新宿店7階大催場で8月29日(水)より、北海道の味を集めた「秋の大北海道展」が開催される。  会期を1週目(初日~9月5日)と2週目(9月6日~11日)に分け、一部内容を変更し同展初登場の9店舗を含む約90店舗が出店する。週替わりで楽しめるラーメンやすし、洋食のイートイン、実演販売や京王限定商品などが登場するほか、折り詰め・価格を1,680円に統一した同展限定弁当や999円弁当なども取りそろえる。  見どころは、今年2月、日本中を沸かせた女子カーリングチームにちなんだスイーツ。1週目に登場する札幌の焼きドーナツ店「札幌 プティ ドーナツ」が実演販売するのは、カーリングのストーンをかたどった、直径約3.5センチの一口サイズ「カーリング カスタ」(24個入り=980円)。こだわり卵や北海道産牛乳、小麦粉を使い、水を一切使わず作り上げた生地を鉄板に挟んで焼き上げたもの。味わいはプレーンをはじめ、富良野メロン、道産の粒餡(あん)など8種類を展開する。会場内特設コーナーでは、北見の女子カーリングチームメンバーのサインが入ったストーンを展示する。  今回、同展では初めてパンも特集し、6店舗のこだわりパンを紹介。十勝産小麦100%を使ってパン作りを行う帯広「満寿屋(ますや)商店」が1週目に初登場。パルメザンやモッツァレラ、ゴーダ、カマンベール、ラクレットの5種類の十勝産チーズを使った […]

ニッポンのブーランジェ

2018.07.31

ブーランジュリー&パティスリー カルヴァ 田中 聡氏

JR東海道線の大船駅から徒歩3分、駅前の商店街沿いに、パンとケーキが同居するオシャレな店がある。田中聡、二朗兄弟が経営する「カルヴァ」である。2009年にオープン以来、本格的なパンと洋菓子が買える店として地元の人々に親しまれている。 薄いグリーンの扉を開けて中に入ると、オシャレな店内には、バゲットやクロワッサンなどの多彩なパンや焼き菓子、そして美しいケーキが目に飛び込んでくる。ここは兄の田中聡氏がパンを、そして弟の二朗氏が洋菓子を担当する、パンと菓子が共演する店だ。といっても兄と弟は2人共、独立独歩、経営は別という。 今回の主人公はパン屋を経営する兄の聡氏である。店内左に設えた特注の4段の陳列棚がパンのコーナーだ。バゲット、カンパーニュなどのハード系を中心に、食事パン、惣菜パン、そしてあんぱんやメロンパンなどの菓子パンまで、ざっと80アイテムが揃う。反対側には弟の二朗氏が手掛ける焼き菓子の数々、そして奥には色とりどりのケーキ類が並ぶ。地元の人々にはカルヴァに来れば、本格的なパンと洋菓子が一カ所で揃うとして定評がある。 昼時ともなれば近隣の人々が次々と訪れ、具材たっぷりのタルティーヌ類やサンドイッチ類を買っていく。人気の食パンの焼き上がりを待って店内に行列ができる。とその時、焼きたての食パンがエレベータで降りてきた。手狭になり4階にパンの厨房を移したと語る田中シェフ、フロアは違っても […]

ニッポンのブーランジェ

2018.05.08

ブレッドプラント オズ 大島 剛志氏

東急東横線の都立大学駅から徒歩15分、柿の木坂交差点近くにオシャレなパン屋さんがある。メゾンカイザーで修業した大島剛志オーナーシェフが、2013年にオープンした「ブレッドプラント オズ」である。美味しくて居心地の良いベーカリーカフェとして、子供からシニアまで地元の人々に親しまれている。 壁に可愛いパンのイラストが描かれている「ブレッドプラントオズ」、中に足を踏み入れると、黒と白の市松模様の床、天井にはシャンデリア、クラッシックで落ち着いた店内に驚く。中央のクラッシックな丸い平台や窓側の大きな陳列台、そして正面奥にも大島シェフ渾身のパンがズラリと並ぶ。個店のパン屋さんにしては「広くてオシャレ!」、外国に行ったかのようだ。 そして奥にはカウンターも含め、19席のカフェスペースもあるのだから、近隣の人たちにとっては、美味しいパンが買えて、お茶が飲める場所として親しまれている。 陳列棚には、自慢のバゲットやクロワッサン、ドーナツ、食パンや惣菜パン、菓子パンなど約80アイテムが並ぶ。そのどれもが修業したメゾンカイザーを土台に、大島シェフの自由な発想がプラスされたオリジナリティ溢れる商品だ。昼時ともなれば、近隣の人々が訪れ、次々と売れていく。 取材した2月は、チョコレートを使った新製品が提案されていた。その月の新製品を開発、分かりやすくアピールし、お客様を喜ばせるのも大島シェフならではだ。ここ […]

パンのテーブル

2018.01.15

パンとの相性抜群チーズのパン

売り場の奥にカフェがあり、内装にはアンティークの建具や古材を使い、ヨーロッパの街角に古くからあるような雰囲気のベーカリー。パンの売り場もカフェも空間をゆったりと使い、ベビーカーのままでも、杖をついたお年寄りにも利用しやすいと感じてもらえる店づくりをしています。また、夜遅くまでの営業で、アルコールドリンクと一緒にパンに合う料理も楽しめる、「大人のためのベーカリー&カフェ」がコンセプトです。 nemo bakery & cafe (ネモ・ベーカリー&カフェ) 住所:東京都品川区小山4-3-12 TK武蔵小山ビル1 F 電話番号:03-3786-2617 営業時間:9:00~22:00(LO.21:00) 定休日:水曜(祝日の場合は営業) 30年以上のキャリアで培ってきた、小麦粉と酵母の使い分け、発酵・焼成の温度や時間の最適な組み合わせでパンづくりをするオーナーシェフの根本孝幸さん。チーズのパンもバリエーションに富んだ品揃えで、使っているチーズは10種類を超えています。 「ボーン(枝豆ベーコン)」は、枝豆を練り込んだバゲット生地に4種のチーズを合わせたソースと粒コーン、ベーコンを巻いて、上にシュレッドチーズをのせて焼きあげてあります。骨のような形だから「ボーン」で、手に持ってこのままかじっても食べやすいパンです。 「ゴーダ」は、同じバゲット生地でもミキシング時間を […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.12.26

C'est joli(セ・ジョリ) オーナーシェフ 中元 恵さん

「C'est joli(セ・ジョリ)」は、フランス語で「心地よい暮らし/場所」という意味。高台からの景色を眺めながら、ヘルシーなベーグルを使ったランチや、かわいらしく美味しいスイーツをゆっくりと楽しんでもらいたいと思い名づけました。最寄駅となるJR海南駅からはバス利用となるため、決して恵まれた立地ではありませんが、落ち着いた雰囲気と、この場所の眺めの良さに魅かれて店を構えました。 東京暮らしにあこがれていた私は、短大卒業後、会社員として東京の会社に就職しましたが、父の死をきっかけに地元・和歌山に帰郷。その後、女性オーナーの飲食店でアルバイトをしたことで、私もいつか自分のお店をしたいと漠然とした夢を描くようになりました。しかし、趣味でお菓子づくりをする程度で特別な技術を何も持っていない私は、どこから手を付ければよいのか手探りの状態。断ち切れない東京への憧れと自分の店を持ちたいという一心で、再び上京することになりました。 2度目の東京生活は、料理教室の生徒からのスタートでした。自分のお店を持つまでは長い道のりであることはもとより覚悟の上。じっくりと腰を据えて製菓と製パンに取り組み、次は生徒から講師へ。掛け持ちで洋食キッチンでのアルバイトをしながら、休日は自分の理想を求めてカフェやパン屋めぐりを続けました。そんなときに教室の近くのカフェで食べたのが、パンとは違う不思議な食感のベーグル!は […]

パンのテーブル

2017.12.05

ベーカリーのランチボックス

手づくりの料理と自家製パンが人気のカフェから誕生したベーカリー。テイクアウトのほか、併設のカフェは平日朝8時(土曜は9時)からの営業で、いろいろなシーンで気軽に立ち寄ることができるベーカリーカフェです。ランチボックスは1000円(税込)で、予約もできます。 Factory(ファクトリー) 住所:東京都千代田区九段南 3-7-10 アーバンキューブ九段南1F 電話番号:03-5212-8375 営業時間:月曜~金曜8:00~22:00、土曜9:00~18:00 定休日:日曜 ファクトリーは、「麹町カフェ」で評判となった自家製パンの工場として2009年にオープンしました。店長の三浦隆広さんは、麹町カフェのベーカリー部門を担ってきた方です。パンの種類は25種類ほどあり、ハード系には自家製のレーズン酵母液や季節の野菜や果物から起こした液種、ルヴァン種を使い、長時間発酵でつくっています。 「窯から出したての熱々のパンがありますから、店内にカフェを設けて料理と一緒においしいパンの食べ方もご紹介しています。キッチンとベーカリー、つくり手同士がとても近い距離にいることが強みです」と三浦さん。 地域密着型のカフェとして、毎日通っても飽きないように日替わりで1週間分のメニューをつくり、それに合わせて日々つくっているパンにも様々な変更を加えています。「例えばサンドイッチに使う雑穀ブレッドは、はさむ具材に […]

おいしいニュース

2017.11.16

富山駅前の土産店でローカル袋パン祭り 県内7メーカーの「懐かしパン」一堂に

 富山駅前の「CiCビル」(富山市新富町1)1階にある土産店「ととやま」で11月18日・19日、「なつかしの味大集合!とやまローカル袋パン祭り」が初開催される。  富山県内の袋パンメーカー7社から袋パン約50種類を一堂に集める同イベント。参加店は、富山製パン(富山市)さわや食品(射水市)、キングパン(砺波市)、清水製パン(入善町)、高谷製パン(魚津市)、羽馬製菓(南砺市)、ニューちどり(氷見市。19日のみ)。  各地域の住民にはなじみ深い、ようかんパン、コーヒースナック、昆布パン、金時カステラパン、ハムサンド、あんドーナツなどの定番物から、旨味噌(うまみそ)ごぼうパン、ひすいパン、金時赤飯パンなどの珍しい物まで、幅広くラインアップする。会場では「ローカル牛乳の販売」も行う。  富山市在住の40代女性は「これまでにない企画で楽しみにしている。当日はいろいろな地域のご当地パンが食べられるので、くまなくチェックしたい」と話す。  同イベント担当者は「青春時代に学校の売店で買ったことがあるような、懐かしい袋パンが勢ぞろいする。牛乳片手にパンを食べて、友人や家族と共に思い出にひたっていただければ」と話す。  開催時間は10時~20時。 (富山経済新聞)

ニッポンのブーランジェ

2017.11.14

ブーランジェリー・ヌクムク 与儀 高志氏

田園都市線三軒茶屋駅から茶沢通りを歩くこと8分。ベーカリーカフェ「nukumuku」(以下ヌクムク)が見えてくる。練馬で超人気店「ヌクムク」を展開していた与儀高志シェフが、この地に移転して1年。美味しいパンと、カフェメニューが味わえる店として親しまれている。 看板には「nukumuku」と書いてあり、夏季限定のかき氷の旗がひらめくここは、パン屋というよりハンバーガー店かと思う外観だ。中に入ると1階はベーカリー、2階はカフェで、料理とパンそしてお酒も楽しめる。 1階をのぞくと平台と陳列棚には、与儀シェフ自慢のパンがズラリと並ぶ。夏場は春、秋と比べたらアイテム数は半分ぐらいというが、それでも70~80アイテムが揃う。 平台には人気の「奥久慈卵のクリームパン」210円(税別)や、「フランスパンドーナツ」230円(税別)。福岡のかねふくの明太子を使った「明太フランス」170円(税別)など、こだわりのパンが並び、お客様の眼を惹き付ける。 中村橋の店でも大人気だったもちもちの食パンや「長時間熟成バゲット」300円(税別)、こだわりの具材をたっぷりのせたタルティーヌは道路側の陳列棚に、そして人気のコッペパンサンドやバゲットサンドは奥の棚に並ぶ。そこにはボリュームたっぷりの「焼きそばパン」330円(税別)もある。そのどれもが個性的で完成度が高く、三軒茶屋のパン好きたちをうならせる。 パン生地はもと […]

おいしいニュース

2017.11.07

調布・品川通りにベーカリー パティシエが出店、洋菓子の技生かしたパン売りに

 調布市・品川通り沿いに10月28日、ベーカリー「パン de アノー」(調布市国領町5、TEL 042-426-8977)がオープンし、連日多くの客でにぎわっている。  同店オーナーの宮下哲次さんは、2008年に洋菓子店「パティスリーアノー宿河原店」(川崎市)、2012年に狛江店をオープンしたパティシエで、フランスでの修業経験も持つ。全国各地を食べ歩くほどのパン好きが高じ、5年ほど前からパン職人と交流するなど、出店に向けて準備をしてきた。長年、狛江店で洋菓子を作っていたスタッフがパン作りの修業をし、パンの専門家も招いて同店オープンにこぎ着けた。  店舗面積は約43坪で、駐車場を完備。メニューは、調理パン約20種類、菓子パン約30種類のほか、食パンやドーナツなど、全部で約70種類を用意。看板メニューの「クロワッサン デ アノー」(194円)は、毎日使う分だけをひくアーモンドのクリームを採用。パティスリー自慢のカスタードクリームを使用する「クリームパン」(162円)や隠し味にパティスリーで作るチョコレートを加える「自家製カレーパン」(173円)など、洋菓子店ならではの商品を提供する。今後は、フルーツを使ったデニッシュなど、さらに洋菓子の技を生かしたメニューを増やし、100種類以上の品ぞろえにしたいという。  宮下さんは「子どもの頃、ロールパンを作る母を手伝い、パン種が発酵して膨らむ様子 […]

おいしいニュース

2017.09.27

上賀茂神社のパンフェスに限定「トリュフパン」 京都ホテルオークラが開発

 京都ホテルオークラ(京都市中京区河原町御池)が、10月28日・29日に行われる「京都パンフェスティバルin上賀茂神社」にトリュフを使ったパンを出品する。  京都市内のパン店が集まる同イベントは、同神社の式年遷宮の奉祝行事として2015年に始まり、今年で3年目。今年は出店数を全30店に増やす。同ホテルは初回から参加しているが、イベント用にオリジナルのパンを提供するのは今回が初だという。  イベントでは街のパン店からホテルメードのパンまでさまざまなパンのブースが集まるため、同ホテルでは「ホテルらしい豪華な具材」を使ったイベント限定のパンを作ろうと「世界三大珍味」の一つ、トリュフを使った「トリュフのチャバッタ」(450円)を開発。  同商品はトリュフの香りを生かすために具は入れずにシンプルなスタイルを選択。生地は北イタリアの発祥の食事パン「チャバッタ」に、スライスしたトリュフを練り込み焼き上げる。表面は「カリッ」と、水分の多い内側は「しっとり」とした食感が特徴だという。  試作時に試食した同ホテル広報担当の松岡麻衣子さんは「小麦の風味とトリュフの香りが楽しめるパンで、ワインにも合わせてもいいのでは」と話す。  同ホテルではこのほか、シロップ漬けのパイナップルの果肉が入った30年以上のロングセラー商品「パイナップルドーナツ」(200円)など約10種類を販売するという。  開催時間は10時 […]

パンのテーブル

2017.09.20

夏こそおいしい!冷やしておいしいパン

活気のある高円寺の商店街にあるベーカリー。地元で18年間愛されてきたベーカリーがオーナーチェンジし、2017年2月に「ブーランジェリー ル・リアン」と店名も新たにオープンしました。ソフトな食感のホテルブレッドやプルマン(山食)など昔から親しまれてきた食事パンをはじめ、酵母種を使い発酵にじっくり時間をかけてつくるベーグルやカンパーニュ、ライ麦パンなども曜日限定で加わります。 ブーランジェリー ル・リアン 住所:東京都杉並区高円寺南3-21-14 電話番号:03-3315-5567 営業時間:10:00~19:00 定休日:水曜 オーナーシェフの溝口純一さんは、「シェ・リュイ」、「ダロワイヨ・ジャポン」での修業を経て自らの店を始める際に、業者さんからこの店舗物件を紹介されました。この場所で長年ベーカリーを営んできた店主さんが、事情で店をたたむことになったこと、たくさんの常連さんがいて、それぞれに長く食べ親しんできたパンがあったことを知り、7割の商品をほぼ元のままの形で引き継ぎ、再現することにしたそう。 「以前の店主さんがつくっていたのは、誰でも安心して、気軽に毎日食べていただける、買いやすい価格のおいしいパン。それは私が今までやってきたこと、これからやろうとしていたことと一致していました。店名は変えましたけれど、地域に根差したパン屋として、昔から店に来てくれていたお客様を大切にしたほう […]

おいしいニュース

2017.09.04

小倉に石窯パン店「グラティエパーク」 人気の「カレーパン」1000個販売

 小倉・中井に9月1日、石窯パンを製造販売する「グラティエパーク中井店」(北九州市小倉北区中井4、TEL 093-582-1231)がオープンした。経営は「ぶんコーポレーション」(福岡市博多区)。  福岡県内を中心に「ミスタードーナツ」や「天丼てんや」「びっくりドンキー」など外食を中心にフランチャイズ展開する同社。社長の中野文治さんによると「グラティエとして約10年前から、スペイン風の石窯を厨房(ちゅうぼう)に設置し、小麦粉から作り上げるパン店」の事業に取り組み、現在7店舗目。  「住民の方に気軽に来ていただけるオープンコミュニティーの場のような店にしたい」(中野さん)といい、広域からも誘客できるよう駐車スペースを広く設けたことで「パーク」を加えて、店名は「グラティエパーク」とした。店舗面積は約110坪。店内と屋外にそれぞれ28席ずつイートインスペースを設ける。テーブルにはUSBコンセントや100Vコンセント、キッズスペースなどを設け、屋外の座席にはペット用の「犬リードフック」を設置するなどの工夫を施す。  毎日、約130種のパンのほか、ロールケーキやプリンなどのスイーツを並べる。中でも「和牛肉の塊感を感じる『和牛カレーパン』(237円)は多いときで1000個販売する」(店長の柴田さん)人気商品となった。ほかに、常連客が多く買い求める「天然酵母の食パン」(248円)、クッキーのよう […]

おいしいニュース

2017.07.26

銀座三越で「スヌーピー」展-特製バースデーケーキ、限定ドーナツなど

 銀座三越7階催物会場で7月26日(水)、恒例催事「スヌーピー in 銀座 2017」が始まり、地下2階「グローバルメッセージ」ではスヌーピーにちなんだ限定フードが販売されている。  今回のアートテーマは、「銀座三越シアターを舞台に世界各国のおとぎ話を演じるスヌーピーとゆかいな仲間たち」。会場では、今回のために描き起こしたという13枚のオリジナルアートを使った銀座三越オリジナル商品を多数展開するほか、フリーダの飼い猫ファーロンのオリジナルグッズも新たに登場(8月2日より販売)。9階銀座テラス/テラスコートには同31日(月)限定でスヌーピーが来場(12時、14時、16時~、各回30分)する。  同展にちなんだフードには、ドーナツをはじめ、スイーツ系パン、ソフトクリームなど銀座三越限定商品を用意。スヌーピーをデザインしたスヌーピーの誕生日(=8月10日)を祝う、予約限定の特製バースデーケーキも販売する。  バースデーケーキを手掛けたのは、スイートアートデザイナー藤本美弥さんの店「パティスリー エチエンヌ」。ケーキにチョコレートでスヌーピーを描き、かわいいピンクのハート形チョコレートをデコレーションした「バースデイケーキ」(直径15センチ=5,400円、各日限定10点)を販売する。予約は同26日(水)より店頭のみで受け付け、手渡しは8月8日(火)より3日間、12時以降。今年のアートテーマ […]

パンのテーブル

2017.06.27

ベーカリーのイースター・フェア

南武線谷保駅と矢川駅のほぼ中間くらい、近くに市役所や大きな公園があり、人の行き来が盛んなエリアに立地する人気店です。ほとんどのパンに自家製ルヴァン種を使い、110種ほどのパンが揃います。看板商品は、ベーグル生地のドーナッツ「もちもちべー」や「塩ロール」、「天使のメロンパン」など。イースター・フェアは3月上旬からスタートし、4月末まで開催されました。 プチ・アンジュ 国立 住所:東京都国立市富士見台2-45-9 電話番号:042-505-4104 営業時間:7:00~19:00 定休日:木曜日 「イースターのフェアは5年前くらいから続けています」とお話してくれたのは、販売チーフの山本瞳さん。「テーマパークなどではイースター前後の3カ月くらいイベントをやっていますよね。そういうところから、『イースター』という季節行事もかなり浸透しているのでは、と始めました。3月上旬からエッグベネディクトなどの毎年人気の商品を販売し、イースター商品がすべて出揃うのが4月上旬くらいです。卵を中心にしたメニューと店内のディスプレイに力を入れています」(山本さん)。お店に入ってまず目を引くのが、女性販売スタッフのキュートなかぶりもの。「卵→ヒヨコのイメージで、これをかぶっていると小さなお子様へのウケもいいですし、お客様に『どうして?』など聞かれるので、そこからイースター商品をご紹介できます」(山本さん)。同店 […]

ニッポンのブーランジェ

2017.06.20

プティ リッシュ 島田 淳一氏

JR京浜東北線・南浦和駅西口から住宅地を歩いて5分、真っ赤なファサードの可愛い店が見えてくる。「Petit Riche(以下プティ リッシュ)」である。「ドゥース・フランスビゴの店」で修業した島田淳一シェフがこの地にパン屋をオープンして約7年。本格的なパンが買える店として地元の人々に愛されている。 「真っ赤なパン屋さん」として親しまれている「プティ リッシュ」。ドアを開けて中に入ると、大きな平台に、ズラリと並ぶパンが目に飛び込んでくる。そして揃いの赤色のポロシャツを着たスタッフの「いらっしゃいませ」の元気な声に迎えられる。 昼近くともなれば、平台には日替わりのピザや、惣菜パンがズラリと並び、近隣のお客様が次々と訪れる。 ランチタイムの人気メニューは、「本日のピザ」210円や「本日のタルティーヌ」190円など具材をふんだんに使った総菜パンだ。 特にバゲット生地に具材をたっぷり包んだ“フランス”シリーズは、「ちょい辛カレーパンフランス」190円、「豚の角煮フランス」190円、「味付き煮卵フランス」190円、「きんぴらごぼうフランス」190円など、7アイテムが揃う。中でもカレーパンはカレーとゆで卵のコントラストが印象的だ。甘辛く煮た油揚げの中に煮卵を丸ごと入れた「味付き煮卵フランス」は、煮卵と甘辛い油揚げとシンプルな生地の味がマッチして面白い味わいだ。生地はシンプルなバゲット生地を使用、 […]

おいしいニュース

2017.05.23

伊勢丹新宿店・ニューヨーク展に「フードホール」出現-バーガー、マティーニなどを気軽に

 伊勢丹新宿店本館6階で5月24日(水)より、フードを中心に、キッチンやインテリア雑貨などを展開する「ニューヨーク展」が開催される。  ニューヨークの食やファッション、カルチャーを紹介する「ニューヨーク ウイーク」(同24日~30日開催)の一環で毎年この時期に行う同展。今回も多様な文化が共存するニューヨークならではの食文化の魅力を紹介する。会場には、ニューヨーク・マディソン公園北側にあるイタリアングルメマーケット「イータリー」をヒントにしたオープンスペース「ニューヨークフードホール」が出現。今注目のニューヨークフードを多彩にそろえ、現地さながらの雰囲気の中、ドリンク片手に気軽に楽しめるようにする。日本人ジャズベーシストで、プロデューサーとしてニューヨークで活躍する中村照夫さんの写真展「NEW YORK GROOVE」も行う。出店店舗数は30店(うち食品は19店)。  マンハッタン生まれのオーナーが手掛ける神楽坂「マティーニ・バーガー(MARTINI BURGER)」が初登場。ニューヨークでは「バーフード」だというハンバーガーやカクテルを取りそろえる。店頭では、ビーフ100%のパテをイングリッシュマフィンでサンドした看板商品「マティーニーバーガー」(1,188円)をはじめ、大ぶりのパテにマッシュルームとゴーダチーズをのせた「ブルックリン」、ベーコンやオニオンをのせたバーベキューソース […]

パンのテーブル

2017.05.23

Newスタイル アフタヌーンティー

日本初のブリュレフレンチトースト専門店として、2013年9月にオープン。メニューには外はパリッ、中はとぅるんの新食感「ブリュレフレンチトースト」の他、お塩とガーリックを効かせたお食事向けの「チーズフレンチトースト」や窒素が入ったアメリカ発祥のコーヒー、「ドラフトコーヒー」を用意しています。 Foru Cafe(フォルカフェ) 住所:東京都新宿区西早稲田2-4-26 電話番号:03-6233-8739 営業時間:10:30 ~ 20:00(L.O 19:30)※事前予約のナイトアフタヌーンティーは19:00~21:00土曜日のみFORUバル営業 19:00~23:00 定休日:無休(年末・年始を除く) 2016年秋から、新しい試みとして始めたのが「ナイトアフタヌーンティー」です。まず湧いてくる疑問「アフタヌーンティーをなぜ夜に?」を店長の船橋佳恵さんにお聞きしました。「当店はこれまで、フレンチトーストやグラノーラ、コーヒーなど朝にぴったりのアイテムをメインにして、ライフスタイルをトータルで彩る商品を提供してきました。そして、素敵な朝を迎えるには、夜の過ごし方も充実させていきたいね、という視点から平日の夜でもゆっくりと楽しめる『ナイトアフタヌーンティー』が誕生したんです」と船橋さん。 仕事終わりの夜なら、心置きなくアルコールからスタートできるのもメリットです。また、同セットにはアロマキ […]

おいしいニュース

2017.05.06

船橋・三山央町商店街にコッペパン専門店 具材のカスタマイズも

 三山央町商店街の一角にコペッパン専門店「toi toi toi」(船橋市三山6、電話番号非公開)がオープンし、3カ月を迎えた。  約2坪程の敷地に、三角屋根が特徴のかわいらしい外観が目を引く同店。オーナーは三山出身の清水陽子さん。清水さんはクッキングスクールの講師や「溶岩窯パン工房 リヨン ミエル」(習志野市大久保1)での勤務を経て、自宅の庭の一角で同店をオープンした。店内は調理スペースになっており、カウンター越しに注文し、商品を受け取る仕組み。同店のコッペパンは「溶岩窯パン工房 リヨン ミエル」から仕入れている。  店名の「toi toi toi」 はドイツの人を勇気づける意味の言葉で、「今日も一日がんばって」という思いが込められている。    コッペパンに挟む具材はおやつ系からおかず系まで種類豊富。定番人気という「つぶあんバター」(200円)、「ハムカツ」(250円)、「キーマカレー+ポテトサラダ」(300円)から日替わりの具材も用意。  同店ではすべて注文後に具材を挟み、具材のカスタマイズもできるほか、「おやつ系」は具材の量も「シングル」から「トリプル」までオーダー可能。何通りもの味を楽しめるのも魅力だ。  午前7時からオープンしていている同店は、通勤や通学時に利用する客も多い。具材の総菜は自家製のため、毎朝4時半から仕込む。「朝早いとコンビニぐらいしか開いていないけれど、 […]

おいしいニュース

2017.04.19

銀座三越「ぎんざでパンとコーヒー」-「365日&15℃」のバーガー登場

 銀座三越の7階催物会場で4月19日(水)より、パン好きとコーヒー好きのためのイベント「ぎんざでパンとコーヒー」が始まった。  行列の絶えない人気ベーカリーや有名ロースタリーなど約25店が集結する同展。  今回の注目は、パン好きの間で人気の、代々木八幡にあるブーランジェリー「365日」と、その近くで「365日」のパンを使ったハンバーガーやサンドイッチを展開する姉妹店のカフェ「15℃」。パティシエ出身の杉窪章匡シェフが手掛ける、北海道産小麦「穂香」を使ったしっとりモチモチした食感の「100%=ソンプルサン」(249円)をはじめ、豚のひき肉と7種のハーブ&スパイスを使った「カレーぱん」(270円)、ショコラガナッシュを生地に忍ばせてサクサク食感のチョコを挟んだ「クロッカンショコラ」(314円)など約30種類を販売。「15℃」のイートインでは、バーガー専用バンズで、吉祥寺の肉料理専門店「内山」プロデュースの牛肉とコラボしたパテのほか、レタス、炒めた輪切りの玉ネギ、自家製ケチャップ、ヨーグルトをサンドした看板商品「29(にく)バーガー」(1人前972円)を提供する。  イートインにはほかにも、大阪をはじめ、銀座などにも出店するパンケーキとかき氷の店「雪ノ下」が出店し、国産素材にこだわった「発酵バターパンケーキ」(1人前756円)を提供。三宿のサンドイッチ・ハンバーガー専門店「ファンゴー」も […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.04.18

穂の香 自由が丘店 店主 吉田 由華里さん

自由が丘駅を背にメイプル通りを8分ほど進むと、閑静な住宅街の一角に「穂の香」があります。 店名のPain fermier はフランス語で「農家のパン」という意味。ヨーロッパの農家で家族のために焼かれるパンをイメージして、素朴なパンや焼き菓子を小さな店にたくさん並べています。 私がパン職人になろうと思ったきっかけは、学生時代にカナダでホームステイした先が、朝早起きしてパンをつくる家庭だったこと。お手伝いしながらパンづくりの楽しさに一気にのめり込みました。 帰国後は大手リテイルベーカリーでアルバイトを始めました。そのまま社員に、という選択肢もありましたが、将来は自分で店を持ちたかったので、目指すパン屋の形にいちばんぴったりくるベーカリーを必死で探しました。当時はベーカリーに関する情報は少なくて、やっと見つけたのが「ベッカライブロートハイム」でした。改装する前の、木のぬくもりと手づくり感のある小さなお店で、パンづくりが丁寧で接客も温かくて……。1人で独立するつもりだった私は、「ここしかない!」と思って、何度か断られてもあきらめず、半ば強引に入れてもらった感じです(笑) 8年ほど働いて、販売から厨房の作業もひととおり身につけることができました。途中、「一度外に出てヨーロッパのパン屋さんを自分の目で見てみよう」と思いたち、いったん店を離れて2カ月ほど一人旅もしました。そして、ブロートハイムで […]

おいしいニュース

2017.03.22

日本橋高島屋で「洋の朝食」の祭典-「ボン ヴィヴィアン」など33店

 日本橋高島屋8階催会場で3月22日(水)より、「朝食」に焦点を当てた「心地よい朝からはじまる おいしい暮らし」が始まった。  「朝から始まる豊かなくらし」をテーマに「洋の朝食」を提案する同展。昨年6月、パンとコーヒーの朝食をメインに、サラダ、ほかの国の朝食メニュー、雑貨などをそろえて初開催し「好評を得た」ことから、今回は店舗数を拡大。行列ができる話題のブーランジュリーを中心に、サラダ、朝食にふさわしいスイーツなど百貨店初登場5店舗、日本橋高島屋初登場15店舗を含む全33店舗が出店。会場にはイートンのほか、ドーナツやクレープ、ジェラート、サンドイッチ、パイ、スープなどの店を並べ、その場で気軽に食べることできるフードコートも併設する。  今回の見どころは百貨店・日本橋店初登場の店。イートインには、渋谷のサンドイッチとロールケーキ専門店「ボン ヴィヴィアン」が百貨店・日本橋高島屋初登場。ローストビーフや新鮮野菜、ケールやキヌアなどをのせたボリュームあるオープンサンド「ローストビーフオープンサンド」(スープ・ドリンク付き、1人前1,580円)を提供するほか、日本橋高島屋限定「イチゴとかんきつフルーツのスーパーフードスムージー」(1杯800円)などのスムージーや、5種類のスーパーフードを使ったサラダも用意する。  フワフワのパンケーキが話題となり行列ができるほど人気の、原宿にあるパンケーキ […]

パンのテーブル

2017.03.14

パンとコラボで新しい楽しみ方 パン+○○

東京・中目黒にある人気ブーランジェリー「トラスパレンテ」がプロデュース。「『パンと雑貨の融合』をテーマに、毎日の暮らしと食を繋げ、心豊かな空間と時間づくりのお手伝いをする」というのがコンセプトです。駅ビル1階にゆったりと広いスペースを構えたベーカリーカフェです。 Sesto(セスト) 住所:東京都立川市柴崎町3-2-1 グランデュオ立川1F 電話番号:042-540-2235 営業時間:10:00 ~21:00 定休日:なし 店名の「sesto」は、イタリア語で「6番目」の意味です。イタリアで修業した森直史シェフが中目黒で「トラスパレンテ」を2008年にオープンし、現在は都内、神奈川県内に6店舗を展開。系列の6店舗目、ということで名づけられました。 「うちの店は、トラスパレンテグループの中で、多摩地区への出店、駅ビル内の店舗・雑貨を取り扱う、という点も初めてですし、カフェスペースは全店で一番広く設けてあります。全店に共通するのは『誰かのためにパンをつくること』。お客様に喜んでもらえて、お客様もスタッフも幸せになれること、立川という地域で愛される店を目指しています」と語ってくれたのは、店長の染谷茜さん。 「パンと雑貨」をテーマにした店舗は、早い時期から森シェフの構想にあったそう。「これまで、おいしいパンを提供することで食を楽しんでいただいていましたが、さらに雑貨が加わることで、生活シ […]

おいしいニュース

2017.02.09

日向のパン・菓子店が「あん、餡、あーん」でバレンタイン商戦 名物進呈で集客増目指す

 日向のパンと菓子の店「みずわき」(日向市北町、TEL0982-52-2394)がバレンタイン商品としてチョコレート菓子を販売。今年は初めての試みとして、予約をした人に菓子を特典として贈呈し、集客増を目指す。  同店は、1970(昭和45)年に創業し、パン、洋菓子、和菓子を提供している。「あんドーナツ」(90円)は同店の看板商品で、創業以来、製法を変えず、「素朴な味を守り続けている。親、子、孫と三代で長く愛してくれているお客様もいる」と店主の水脇秀遠さん。  今回、バレンタインデー向けチョコレート菓子の500円以上購入者には1個、1000円以上購入者には2個、あんドーナツをプレゼントする。「あんドーナツなだけに、カップルや親子、お友達同士で『あーん』と食べさせてあげて、ますます仲良くなってほしい」と進呈する理由を明かす。  同店のバレンタインデー向け商品は、「ショコラスフレ」(500円~)、「ショコラタルト」(160円~)。「ショコラタルトはベルギー産チョコレートと国産小麦、北海道産バターを使い、原料にこだわっている」と水脇さん。「バレンタイン商品は14日まで販売するが、事前に予約をしていただいたほうが確実」とも。  営業時間は7時~18時。バレンタイン商品の予約は2月10日まで。商品渡しは同月11日~14日。 (日向経済新聞)

おいしいニュース

2017.02.01

札幌パルコ・フードコートがピコ太郎とコラボ 期間限定PPAPメニュー提供へ

 札幌パルコ(札幌市中央区南1西3、TEL 011-214-2111)地下2階にあるフードコート「FOODIES MARKET(フーディーズマーケット)」が2月4日から、「PIKOTARO 『PPAP』meets FOODIES MARKET」を開催する。  フードコートの飲食店10店舗がピコ太郎とコラボして、リンゴやパイナップルを使ったオリジナルメニューを提供する。ピコ太郎をあしらったフードコートのオリジナルロゴもデザインする。期間中、PPAPメニューを1つ注文するごとに特製オリジナルコースター(3種類)を1枚進呈する。  メニューのラインアップは、ピコ太郎ビール「PiPAP」とナッツの「ピコ太郎ほろ酔いセット」(900円~)、チャイにチョコペンを溶かしながら飲む「ペンチョコピコチャイ」(390円)、お米とミルクソフトクリームを使った「パインパインアップルパフェ PPAPバージョン」(580円)。  このほか、角煮バゲットサンドにパイナップルとアップルのグリルコンポートを挟んだ「PPAPバゲット」(594円~)、タイ料理のガパオをパンで挟んだ「パンガパオパン」(580円)、「パイナップルドーナツ&アップルジュース」(800円)、「ローストビーフ丼&PPAPレモネード」(900円)。 ピクルス・パテ・有馬サンショウリエット・ポークハムの「ピコピンチョス」(300円~)、カレーパンに […]

おいしいニュース

2017.01.09

岡山に無添加ドーナツ店 子どもに食べさせたいおやつ作り目指す

 岡山市北区に焼き菓子店「ぜろどーなつ」(岡山市北区富田町2、TEL 090-1664-8698)がオープンして1カ月が過ぎた。  昨年11月22日にオープンした同店。面積は約22平方メートル。元文房具店だった物件を改修し、白色を基調とした内装に一新した。  店主の加藤奈津子さんによると、「子どもに安全な食べ物を提供したい」との思いから、焼きドーナツ、ビスケットなどを作っているという。オープン初日に焼きドーナツ300個が完売したことから、現在は約400個に増やした。  メインメニューの焼きドーナツは、「きなこドーナツ」、「かぼちゃドーナツ」(以上160円)が子ども向けに好評を得ている。「プレーンドーナツ」(150円)、「シナモンとアーモンド」、「ラムレーズンとオーガニックココア」(以上180円)のほか、毎日約5種を用意する。季節や客の好みに合わせて味を変えている。ビスケットは「ハリネズミのジンジャービスケット」(160円)、「オートミールとココナッツのビスケット」(180円)などをそろえる。  店名の由来は、添加物・保存料などを使わず、放射能検査済みの材料を選んでいることから。東日本大震災をきっかけに岡山へ移住したという加藤さんは「震災以降、安全で安心できる食べ物を求める気持ちが強くなった。子どもが喜ぶドーナツを提供することで、自分の感じてきたことなど岡山の人とも共有したい」と話す […]