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チョコレート

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おいしいニュース

2017.05.29

山口でマーケットイベント「あの街のはずれの、」 県内外のパン店集う

 山口・下小鯖のカフェ・生花店「花陰」(山口市下小鯖、TEL 083-941-1262)で6月10日、マーケットイベント「あの街のはずれの、」が開催される。  「パンと合わせて生活がより豊かになるもの」をテーマに、県内外のパン店の出張販売をメインに行う。山口市と防府市を結ぶ国道262号線沿いに構える同店が2月にカフェとして刷新したことの周知を目的に開く。  当日は「パンのこだわりを持つ」6店舗が出店し、2部制で販売する。午前の部は、「TSUKINOWA」(岩国市)、「BENCH」(宇部市)、「tenのてしごと」。午後の部は、「むぎまめ舎」(以上、下関市)、「篠ノめパン」(北九州市)、「Petit lab Bakery」(美祢市)。  そのほか、焼き菓子を提供する「nanten」(山口市)やワイン「ウミネコ酒店」(防府市)、チョコレート専門店「USHIO chocolatel」(広島・尾道市)など8店舗が出店。木でできたカトラリーや有機野菜、オリジナルTシャツなどが並ぶほか、ワークショップなども予定する。  店内では、グランドピアノの生演奏やスティールパンの演奏などのライブを行うほか、ウッドデッキに約30席のカフェスペースを設ける。  今回のイベントは、防府の企画会社「J common works」と3カ月ほど前から共同で準備を進めてきた。店長の佐伯和孝さんは「防府と山口の市街地から […]

パンのテーブル

2017.05.23

Newスタイル アフタヌーンティー

日本初のブリュレフレンチトースト専門店として、2013年9月にオープン。メニューには外はパリッ、中はとぅるんの新食感「ブリュレフレンチトースト」の他、お塩とガーリックを効かせたお食事向けの「チーズフレンチトースト」や窒素が入ったアメリカ発祥のコーヒー、「ドラフトコーヒー」を用意しています。 Foru Cafe(フォルカフェ) 住所:東京都新宿区西早稲田2-4-26 電話番号:03-6233-8739 営業時間:10:30 ~ 20:00(L.O 19:30)※事前予約のナイトアフタヌーンティーは19:00~21:00土曜日のみFORUバル営業 19:00~23:00 定休日:無休(年末・年始を除く) 2016年秋から、新しい試みとして始めたのが「ナイトアフタヌーンティー」です。まず湧いてくる疑問「アフタヌーンティーをなぜ夜に?」を店長の船橋佳恵さんにお聞きしました。「当店はこれまで、フレンチトーストやグラノーラ、コーヒーなど朝にぴったりのアイテムをメインにして、ライフスタイルをトータルで彩る商品を提供してきました。そして、素敵な朝を迎えるには、夜の過ごし方も充実させていきたいね、という視点から平日の夜でもゆっくりと楽しめる『ナイトアフタヌーンティー』が誕生したんです」と船橋さん。 仕事終わりの夜なら、心置きなくアルコールからスタートできるのもメリットです。また、同セットにはアロマキ […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.04.18

穂の香 自由が丘店 店主 吉田 由華里さん

自由が丘駅を背にメイプル通りを8分ほど進むと、閑静な住宅街の一角に「穂の香」があります。 店名のPain fermier はフランス語で「農家のパン」という意味。ヨーロッパの農家で家族のために焼かれるパンをイメージして、素朴なパンや焼き菓子を小さな店にたくさん並べています。 私がパン職人になろうと思ったきっかけは、学生時代にカナダでホームステイした先が、朝早起きしてパンをつくる家庭だったこと。お手伝いしながらパンづくりの楽しさに一気にのめり込みました。 帰国後は大手リテイルベーカリーでアルバイトを始めました。そのまま社員に、という選択肢もありましたが、将来は自分で店を持ちたかったので、目指すパン屋の形にいちばんぴったりくるベーカリーを必死で探しました。当時はベーカリーに関する情報は少なくて、やっと見つけたのが「ベッカライブロートハイム」でした。改装する前の、木のぬくもりと手づくり感のある小さなお店で、パンづくりが丁寧で接客も温かくて……。1人で独立するつもりだった私は、「ここしかない!」と思って、何度か断られてもあきらめず、半ば強引に入れてもらった感じです(笑) 8年ほど働いて、販売から厨房の作業もひととおり身につけることができました。途中、「一度外に出てヨーロッパのパン屋さんを自分の目で見てみよう」と思いたち、いったん店を離れて2カ月ほど一人旅もしました。そして、ブロートハイムで […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2017.04.11

パンと料理の幸せマリアージュを追求

吉祥寺駅を井の頭公園側に出て徒歩3分ほどの場所にある、「ブーランジェリー・ビストロ・エペ」。パンのテイクアウト、ビストロのランチ&ディナー、カフェタイムはパンのイートインもOKで、様々なシーンで気軽に立ち寄りたくなるお店です。“ブーランジェリーとビストロの融合”をテーマに、パンと料理の最高のマリアージュを提案し、フレンチに欠かせないワインがしっかりセレクトされているところも人気の秘訣です。古い倉庫を改装したという店内には、フランスの職人に依頼した家具を配置。使い込まれたマテリアルの質感を現代風に生かし、居心地のよさをつくっています。 相性抜群の料理とパンが出会う場所 ブーランジェリーを率いる神林慎吾シェフが目指すのは「料理と合わせて食べるとおいしいパン」。テロワールにこだわるフランス人に倣い、小麦粉は主に国産のものを使っています。店に入ると、まずブーランジェリーの売り場があり、その奥がビストロの客席です。特筆すべきは、フロアにおけるパン窯の存在感。発酵を終えたパン生地にクープを入れる作業から、窯入れ、窯の中でパンが焼ける様子や香り、窯出しされたパンの姿も音も、お客様がこんなに間近でつぶさに共有できるお店は希少です。 テーブルは料理とパンが出会う場所。ビストロのランチでは、セットやコースの料理に合わせて、焼きたてのパンが供されます。国産小麦粉のバゲットとフランス産小麦粉を使ったトラデ […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.04.04

griotte(グリオット) 店主 石川 暢子さん

駒沢大学駅から自由通りを自由が丘方面に6分ほど歩いていただくと、「griotte」があります。建物は通りから少し奥まっていますから、赤い看板を目印にしてくださいね。ガラス張りで明るい1階が売り場、地階にはイートインのスペースを設けてあります。すぐ近くには駒沢オリンピック公園があり、公園への行き帰りにお店に寄ってくださるお客様もたくさんいらっしゃいます。 私は、2012年11月にオーナーとしてこの店をオープンしました。以前は会社員として営業の仕事をしていました。30才を過ぎて、このまま定年まで会社勤めをする自分自身をイメージすることができず、自分のペースで続けていける自営業を志したのです。もともと食べることが好きでしたし、女性が1人でやるなら飲食かな、とリサーチも兼ねてフレンチレストランの厨房で2年ほど働きました。 ただ、レストランだと、ある程度の規模がないと採算をとるのが難しい。そこで持ち帰りのできるパンの店にしようと、物件探しに取り掛かりました。資金関係のコンサルタントの方から「大家さんが蕎麦屋かパン屋を希望している物件がある」と、ここを紹介してもらい、ロケーションも気に入って決めました。 パンづくりをお任せしている小島正義シェフは、フレンチの店で働いていた時の知り合いからの紹介でした。彼もフレンチの出身で、パンやお菓子に魅せられてブーランジェになった方。奇遇なことに、当時たまた […]

パンのテーブル

2017.03.14

パンとコラボで新しい楽しみ方 パン+○○

東京・中目黒にある人気ブーランジェリー「トラスパレンテ」がプロデュース。「『パンと雑貨の融合』をテーマに、毎日の暮らしと食を繋げ、心豊かな空間と時間づくりのお手伝いをする」というのがコンセプトです。駅ビル1階にゆったりと広いスペースを構えたベーカリーカフェです。 Sesto(セスト) 住所:東京都立川市柴崎町3-2-1 グランデュオ立川1F 電話番号:042-540-2235 営業時間:10:00 ~21:00 定休日:なし 店名の「sesto」は、イタリア語で「6番目」の意味です。イタリアで修業した森直史シェフが中目黒で「トラスパレンテ」を2008年にオープンし、現在は都内、神奈川県内に6店舗を展開。系列の6店舗目、ということで名づけられました。 「うちの店は、トラスパレンテグループの中で、多摩地区への出店、駅ビル内の店舗・雑貨を取り扱う、という点も初めてですし、カフェスペースは全店で一番広く設けてあります。全店に共通するのは『誰かのためにパンをつくること』。お客様に喜んでもらえて、お客様もスタッフも幸せになれること、立川という地域で愛される店を目指しています」と語ってくれたのは、店長の染谷茜さん。 「パンと雑貨」をテーマにした店舗は、早い時期から森シェフの構想にあったそう。「これまで、おいしいパンを提供することで食を楽しんでいただいていましたが、さらに雑貨が加わることで、生活シ […]

おいしいニュース

2017.02.24

アメ村にマラサダのテークアウトショップ 「食べ歩き」で若い層取り込む

 大阪・北堀江のハワイ発ベーカリー&カフェ「アグネスポーチュギーズベイクショップカフェ」(大阪市西区北堀江1、TEL 06-6578-3881)のテークアウトショップ「アグネスポーチュギーズベイクショップ トゥーゴー」(中央区西心斎橋1)が2月25日、アメリカ村にオープンする。  「アグネスポーチュギーズベイクショップカフェ」は2016年5月、大阪・北堀江に日本初出店。ハワイの揚げパン「マラサダ」が看板メニューで、オープンから約1年たつ現在も、20代後半~40代の女性を中心ににぎわっているという。  テークアウトショップは、三角公園からすぐに位置し、約1坪で運営。外観は、マネジャーの鶴山太介さんが自らペイントを手掛け、遠くからでも分かるような明るい色味でまとめた。「たこ焼きやカステラなど『食べ歩き』店が連なり、比較的若い人が集まるアメリカ村でマラサダの存在をPRできたら」と、アメリカ村に出店した。  目玉メニューは、北堀江店でも人気の高いマラサダ「プレーン」と「キャラメルシナモン」(以上151円)。そのほか、ハワイ・カイルア本店でも販売されている「スイートブレッド」を使ったオリジナルフレンチスイート(540円)をカップに入れて提供。チョコレートソース・蜂蜜・シナモンパウダーは無料でトッピングできる。ドリンクは、ハワイ産の「グァバネクター」(324円)や「ジンジャーエール」(218円 […]

おいしいニュース

2017.02.20

高田馬場の東京製菓学校で「菓子祭」 実演やパンの販売も

 高田馬場にある洋菓子・和菓子・パンの専門学校「東京製菓学校」(新宿区高田馬場1、TEL 03-3200-7171)で2月25日・26日、「第54回菓子祭」が開催される。  1954(昭和29)年の開校以来、各ジャンルのプロを養成してきた同校。生徒数は現在約500人。もともと休暇に帰省した学生が、郷土の菓子を持ち寄り品評し合ったことから始まった同イベントは、製菓や製パンに親しんでほしいと広く一般も招いて行っている。「昨年は朝から夕方までほとんど客足が途切れず、2日間で4400人が来校した」と総務部の佐藤さん。  学生や専任教師がチョコレートや飴(あめ)などを使った菓子やパンなどの作品を展示するほか、デモンストレーションや体験コーナーもある。「普段あまり見ることの少ない飴細工やチョコレートの製造、ケーキのデコレーションなどで学生が身に付けた技術を披露する。校内にあるスペイン式石窯でパンを焼くところも見られるほか、整った設備の中でケーキやパンづくりも体験できるので、子どもから大人まで楽しめるのでは」とも。  イートインコーナーでは創作授業などで考えられた、オリジナルスイーツやパン、軽食などを提供。洋菓子とパンを中心に特別価格で販売するコーナーもある。今年新たな試みとして、東北の特産品「ずんだ」を使った製品や、豆類に親しんでもらえるよう国産の豆を使った試食なども予定する。  「学生もお客 […]

おいしいニュース

2017.02.13

鎌倉駅近くにサンフランシスコ発「ダンデライオン・チョコレート」

 JR鎌倉駅近くに2月9日、米発ビーン・トゥ・バーチョコ専門店「ダンデライオン・チョコレート」(鎌倉市御成町、TEL0467-53-8393)がオープンした。  経営はダンデライオン・チョコレート・ジャパン(東京都台東区)。本店で一枚ずつ作られたチョコレートバーや焼き菓子などを販売する。鎌倉店のみの限定商品として「ダンデライオン・チョコレート・クロワッサン」も用意している。  ダンデライオン・チョコレートは2010 年、サンフランシスコで創業。原料となるカカオ豆生産者の元を訪れ、時には発酵から乾燥までのプロセスを指導し、豆の選別、焙煎(ばいせん)、摩砕、調合、成形などの過程を手作業で行っているのが特徴。商品は、シングルオリジンと呼ばれる特定産地のカカオ豆と、有機栽培のサトウキビ糖のみを使うことにこだわっている。  日本では2016年、合弁会社であるダンデライオン・ジャパンが東京・蔵前に、ファクトリーを備えた本店を、三重・伊勢外宮前に2号店をオープンした。3店舗目に鎌倉を選んだ理由について、「長い歴史と自然に恵まれ、伝統工芸品などクラフト文化の価値を受容するコミュニティーがあるから」と堀淵清治社長。原料や生産過程を明らかにしたビーン・トゥ・バーチョコレートは米国で数年来、環境や健康に意識の高い消費者の間で話題となっている。「鎌倉の地元客をはじめ観光で訪れる人々にもサスティナブルなクラ […]

おいしいニュース

2017.02.09

日向のパン・菓子店が「あん、餡、あーん」でバレンタイン商戦 名物進呈で集客増目指す

 日向のパンと菓子の店「みずわき」(日向市北町、TEL0982-52-2394)がバレンタイン商品としてチョコレート菓子を販売。今年は初めての試みとして、予約をした人に菓子を特典として贈呈し、集客増を目指す。  同店は、1970(昭和45)年に創業し、パン、洋菓子、和菓子を提供している。「あんドーナツ」(90円)は同店の看板商品で、創業以来、製法を変えず、「素朴な味を守り続けている。親、子、孫と三代で長く愛してくれているお客様もいる」と店主の水脇秀遠さん。  今回、バレンタインデー向けチョコレート菓子の500円以上購入者には1個、1000円以上購入者には2個、あんドーナツをプレゼントする。「あんドーナツなだけに、カップルや親子、お友達同士で『あーん』と食べさせてあげて、ますます仲良くなってほしい」と進呈する理由を明かす。  同店のバレンタインデー向け商品は、「ショコラスフレ」(500円~)、「ショコラタルト」(160円~)。「ショコラタルトはベルギー産チョコレートと国産小麦、北海道産バターを使い、原料にこだわっている」と水脇さん。「バレンタイン商品は14日まで販売するが、事前に予約をしていただいたほうが確実」とも。  営業時間は7時~18時。バレンタイン商品の予約は2月10日まで。商品渡しは同月11日~14日。 (日向経済新聞)

おいしいニュース

2017.01.31

国分寺の都立多摩図書館にカフェ パンとスコーンの「キィニョン」

 国分寺市に1月29日に移転オープンした都立多摩図書館(国分寺市泉町2)内に、「キィニョン都立多摩図書館店」が同日オープンした。  「キィニョン」(南町2)は、国分寺マルイやエキュート立川などに出店している手作りパンとスコーンの店。6店舗目となる同店は、館内の飲食スペースに隣接し、テーブルが20、椅子が30席と約7人掛けのソファを1つそろえる。飲食スペースを合わせた店舗面積は約20坪。  メニューは「高野養鶏場」(府中市)の産みたて卵を使った自家製カスタードクリームの「クリームパン」(165円)や、ベルギー産チョコレートと生クリームを合わせた「大人のコロネ」(170円)、「キィニョン食パン」(250円)、「プレーンスコーン」(185円)、「マーブルチョコスコーン」(225円)など25~30種類を提供する。ドリンクは「コクテル堂」(港区)が同店のオープンに合わせて新たに作った「国分寺ブレンドコーヒー」(290円)や「紅茶」(290円)、「子どもジュース」(100円)など10種類。テイクアウトもできる。  同社社長の井村穣さんは「図書館ご利用の際や、武蔵国分寺公園を散歩の時には、ブレイクタイムやランチタイムにイートインで、ご近所の方には日常的なパン屋としてご利用いただければ」と話す。  営業時間は10時~17時。定休日は図書館休館日に準ずる(原則毎月第1木曜、第3金曜、ほか年間12日間 […]

パンのテーブル

2017.01.24

カリッとおいしいキャラメリゼパン

素材にこだわり、多種類の小麦粉と4種類の自家製酵母種を使い分けて、24種類の生地からつくるパンは200種類以上。最寄駅からは少し離れた立地ですが、駐車場完備でお客様が数多く訪れ、お取り寄せ可能なアイテムも多数揃えています。 石窯パン工房PANJA(パンジャ) 住所:埼玉県入間市野田939-1 電話番号:04-2932-5808 営業時間:8:00~20:00(なくなり次第閉店) 定休日:木曜(祝日は営業) ふんわりブリオッシュ生地のパンの中にトロトロのクリーム、表面をカリッとキャラメリゼしてあるのが「トロ生クレームブリュレ」です。カリッ、ふわふわ、トロリという食感の違いと、キャラメリゼした砂糖の甘さ、パン生地の甘さ、クリームの甘さが口の中で溶け合う、同店人気No.1のアイテムです。 フレンチ・デセールでおなじみのクレームブリュレは、ココット型などでつくり、仕上げに表面にふりかけた砂糖をバーナーで炙る、という製法が一般的です。一方で、丸いパンの表面を、1個1個均一にキャラメリゼするのは大変に手間のかかる作業。焼き上げたパンの粗熱をとってから、表面を軽く霧吹きで湿らせて、グラニュー糖をまぶしつけます。上からさらにグラニュー糖をふりかけ、バーナーの炎で、まず、てっぺんの砂糖を溶かしてから、少しずつ渦を巻くように炎を当てていきます。 「炎を一気に当てるとすぐに焦げてしまいますから、天板を回 […]

おいしいニュース

2016.12.14

国連大学前でクリスマスマーケット 「手作り」テーマ、シュトレン食べ比べも

 国連大学(渋谷区神宮前5)中庭で12月17日・18日、「Aoyama Christmas Market 2016」が開催される。主催はメディアサーフコミュケーションズ(目黒区)ほか。  同社が主催する「青山ファーマーズマーケット」と併催する同イベント。今年は「Craft Christmas」をテーマに、手作りにフォーカスしたパンやコーヒーなどの飲食ブース、手作りを実践できるワークショップなどを展開する。  場内には各日30~40店が出店する。自分たちで栽培する無農薬小麦や自家培養酵母でパンを作る「おへそカフェ&ベーカリー」(広島)、ベーグル専門店「AFFIDAMENTO BAGEL」(多摩市)、カップケーキブランド「Spoon Fed Daughter’s」、ビーントゥーバー チョコレート専門店「Minimal」(富ヶ谷2)、本物のパンを使ったインテリアライト「パンプシェード」を作る「モリタ製パン所」(神戸市中央区)、コルクを再利用した商品を展開するブランド「TOKYO CORK PROJECT」など。25店舗の中から好きな種類を選べるシュトレン食べ比べ(5種類1,800円~、当日販売14時~)、規格外の季節のフルーツを使って作るホットワインも用意する。  ワークショップは、蜜ろうろうそく作り(1本1,000円~)やリース作り、アイシングクッキーとオリジナルラッピング作り […]

おいしいニュース

2016.12.05

盛岡に自家製天然酵母のパン店 大食い「魔女」菅原初代さん、こだわりのパン提供

 自家製天然酵母のパン店「カンパーニュ」(盛岡市上田4、TEL 019-613-8539)が12月5日、開店した。  同店は大食いの「魔女」として全国的に知られる菅原初代さんが開いたパン店。菅原さんは以前から趣味でパン作りを続け、簡単なものから本格なものへと研究を重ねてきた。誰かに食べてもらいたいと思い、友人や知人に分けていたところ、喜んでもらえたことが店を開こうと考えるきっかけとなった。  菅原さんは「いつかお店を開きたいと思いながら、なかなか実現できず自分の気持ちをパンの生地と一緒に発酵させてきた。ようやく自分の時間ができ、今しかないと決心した。パンのおいしさを伝えて、食べた人に『こんなパン食べたことがない』と思ってもらいたい」と話す。  店に並ぶパンは店名にもなっているカンパーニュのほか、山型食パン、ライ麦パン、ベーグルが中心となる。自家製のレーズン酵母やライサワー酵母を使い、素材の味を活かした素朴な味わいのパンに仕上げた。メインとなるカンパーニュはプレーンのほか、チョコレートやクルミ、レーズンなどを混ぜ込んだものも販売。丸のままの大きなサイズはもちろん、いろいろな味を楽しんでもらうためにハーフサイズとクオーターサイズも用意する。パンの種類も少しずつ増やしていく予定。  菅原さんは「カンパーニュはフランス語で田舎という意味。日本ではあまり一般的ではないかもしれないが、素朴で優 […]

おいしいニュース

2016.12.02

パティスリー キハチに新焼き菓子シリーズ「KIHACHI STYLE」-カジュアルギフトに対応

 「パティスリー キハチ」が11月、通年商品となる焼き菓子の新シリーズ「KIHACHI STYLE」の販売を始めた。  中元・歳暮などの「フォーマルギフト」が減少する中、身近な人たちへ感謝の気持ちとして気軽にギフトを贈る「カジュアルギフト」が増加傾向にあるという近年のギフト市場。そうしたカジュアルギフトに対応し開発したという。  ターゲットは、素材や組み合わせ、食べ方、パッケージなどほかは違うこだわりをもった飾らない商品を好む30~40代の女性。価格帯は、贈る側・贈られる側双方が「気軽さ・手軽さ」を感じられるよう1,000円~2,000円に設定した。  同シリーズでは、シンプルに素材を大切にした焼き菓子4種と新たにリニューアルした1種を展開。商品内容は、カシューナッツを混ぜ焼き上げた「カシューナッツクッキー」や、ほんのり塩味が利いた「ガレット ブルトンヌ」、メープル風味の「スティック メープル」、サクッとした食感の「メレンゲチョコマカダミア」の4種をシルバーの缶に詰め合わせた「プィフールセック」(1,512円)。  2種類のビターチョコレートを合わせた濃厚な生地をじっくり蒸し焼きにした、コニャックオレンジがほんのり香る口どけなめらかなチョコレートケーキ「テリーヌショコラ」(7.5×7.5センチ=1,080円)。3種類のチーズをあわせた生地を香り高くしっとりと焼き上げ、ローストしたク […]

パンとお店と“私”のストーリー

2016.11.15

onkä(オンカ) 店長 下山 亜紀子さん

経堂駅前の商店街を歩いて10分ほど、オープンエアな店頭のショーケースにパンが並ぶ、小さな店が「onkä」(オンカ)です。「onkä」はアイヌ語で「発酵する」という意味を持ちます。私は、2014年10月からこの店の店長を務めています。 パン職人になる以前の私は、普通の会社員でした。雇われて働いて、オン・オフどちらも充実して楽しかったのですが、30才になったとき「自分の力で何かやりたいな」とふと思いました。たまたまテレビで女性がパンをつくっているのを見て、今までやったことのない、自分の手でものをつくることを仕事にしてみようと思ったのです。あとで後悔しないように、30才からはちょっと苦労してみよう、って。ベーカリーに入社して、超ベテランの職人さんから1年間指導を受けたことが、パンづくりへのアプローチとなりました。 パン屋の仕事は、もっとつらいかと覚悟していましたが、実際は新しく覚えることが次々とあって、働き始めてから今も、楽しいことのほうが多いです。いちばん感動したのは、バゲットを窯から出した瞬間のパチパチという音!つくる側にいるからこそ聞ける、バゲット誕生の音でした。 いくつかの店を経てから、オンカの系列店である表参道の「パンとエスプレッソと」に入りました。スタッフも若いですし、会社自体も若くて、店舗も商品も、すでにできあがったものではなく、みんなで考えて店をつくっ […]

パンのテーブル

2016.11.08

バリエーション豊富なクロワッサン

神奈川県葉山の有名ベーカリー「ブレドール」。なかでも焼き立てパンが食べ放題のモーニングはオープン前から行列ができるほどの人気ぶりです。店内には、他店では食べることができないパンを提供したいというオーナー橋本さんの想いが詰まったパンが、常時100種類ほど揃います。 ブレドール 葉山本店 住所:神奈川県三浦郡葉山町一色657 電話番号:046-875-4548 営業時間:平日 7:30~18:00、土・日・祝 7:00~18:00 定休日:火曜 「ブレドール」では、5種類のクロワッサンを販売しています。共通の特徴は、種としてホシノ天然酵母種を使用していること。通常クロワッサンは層がつくりにくいため、ホシノ天然酵母種を使用することは少ないといいます。しかしオーナーの橋本さんは、ホシノ天然酵母種が生む食感と甘みがクロワッサンをおいしくすると考え、使用することにこだわりました。試行錯誤を経て、独自製法によるクロワッサンが完成。このような工夫から、「ブレドール」のクロワッサンの独特なおいしさが生まれているのです。 ベーシックな「クロワッサン」(225円)の他には、「黒ごまペーストのクロワッサン」(260円)、黒ゴマ・カリン・松の実・黒米・黒豆という黒五を生地に練り込んだ「黒五のクロワッサン」(225円)、最高級バターの芳醇な香りを楽しめる「エシレのクロワッサン」(320円)、そして一番人気の「 […]

ニッポンのブーランジェ

2016.11.01

ブーランジェリーイアナック 金井 孝幸氏

JR山手線と地下鉄千代田線の西日暮里駅から徒歩3分。下町の懐かしい街並みが広がる住宅地の一角に、オレンジ色の可愛い店が見えてくる。「BOULANGERIE ianak!(ブーランジェリーイアナック)」である。「メゾン・カイザー」出身の金井孝幸シェフが、地元のこの地にオープンして10年。人気のパン屋さんとしてしっかりと根付いている。 鮮やかなオレンジ色の店構えに思わず足を止め、店内に足を踏みいれる。5坪ほどの売り場には、たくさんのパンがズラリと並ぶ。菓子パン、デニッシュ類、惣菜パン、バゲット、サンドイッチ、食事パンなど約80アイテムが揃う。「よくもこんなにたくさん!」と感心してしまうほどだ。5人も入れば満員となってしまう店内には、次から次へとお客様が押し寄せ、パンがどんどん売れていく。金井シェフのワザが光るパンを眺めながら、どれを買おうかと選ぶ楽しさは格別だ。 約80アイテムの中でも1番人気は「お豆とれんこんのカレーパン」250円だ。ターメリック入りの生地でたっぷりの豆とレンコンを包んだカレーパンは、大きくカットしたレンコンのシャキシャキした歯応えが、独特の味わいをつくりだしている。最近はテレビでも紹介され、ますます人気が高まっている。「豆はヘルシーだからよく使います」と語る金井シェフ。まさにここにしかない自慢の逸品といえる。 2番目に人気の商品は、店頭で目に飛び込んでくる「パンドラ […]

おいしいニュース

2016.10.26

西武渋谷店に「カフェ アルディーヌ」 仏パン職人監修タルティーヌ主力に

 西武渋谷店(渋谷区宇田川町)B館地下1階にカフェ「CAFE ARDINNE(カフェ アルディーヌ)」(TEL 03-5458-7617)がオープンして1カ月が過ぎた。経営はフードワークス(品川区)。  仏ブーランジェリー「Pains et Tradition」(パン・エ・トラディション)創設者のジャン・キルシャーさんが監修するメニューを主力にする同店。キルシャーさんのパンはこれまでホテルのレストランへ納品したり百貨店に催事出店したりしていたが、常設店を出店するのは初めて。  店名は、シグネチャー的なパン「アルデネ」と主力商品の「タルティーヌ」を組み合わせた造語。席数は40席。白を基調に「落ち着いた雰囲気」に仕上げた店内にはフランスの写真を掲出しているする。  タルティーヌに使うパン「アルデネ」は、古代品種小麦粉「スペルト小麦」や仏ゲランド産の塩を使い、水や酵母にもこだわり手作業で作るという。タルティーヌは、溶けたマシュマロにチョコレートとマシュマロを合わせるデザートタルティーヌ(アイスクリーム付き、1,080円)や、ローストビールとアボカドにシーザードレッシングをかけるタルティーヌ(サラダ・スープ・マッシュポテト付き、1,296円)など7種類を用意する。季節のタルティーヌ(1,480円)は月替わりで提供。10月はエノキ・マッシュルーム・エリンギのキノコ3種類を使いペペロンチーノ風 […]

パンとお店と“私”のストーリー

2016.10.12

シンボパン 店主 シンボ ユカさん

立川駅から歩いて5~6分ほど。道路から数段の階段を下りていただくと、「シンボパン」と書かれた白いドアがあります。ガラス越しに見える店内は雑貨店のようでもありますが、日々30種類以上のパンをつくっているベーカリーです。モーニングやランチ、店内限定メニューのイートインもできますし、時には音楽ライブ、クリエーターさんの作品展示やワークショップなど、ワクワクするイベントも行っています。 パン職人になって自分の店を持つに至ったのは、「いくつかの偶然が重なって」としか言いようがないのですが、ベーカリーでの仕事は、学生時代に力を注いでいた運動系の部活と共通する部分があって、自分に向いていたみたいです。 小さいころから食べることが大好きだった私は、「おいしいチャイを淹れたいな」と思って、立川にあるカフェでアルバイトを始めました。ところが、アルバイト先の店舗はベーカリーがメインのカフェで、紅茶を淹れるはずがパンをつくることが仕事になりました。その後、たまたまパソコンでベーカリーを検索してみたら、いちばん最初にヒットしたのがカタネベーカリーのブログでした。オープン間もない店を訪れてみると、「住宅街にあって、朝ごはんが食べられて……」という、私がパン屋としてこうありたいな、という姿が全部そこにありました。パンや食についての考え方に共鳴し、スタッフに応募しました。 カタネベーカリーで働いた日々は、おいしい […]

おいしいニュース

2016.09.15

新宿高島屋で秋の「美味コレクション」-鳥しき×なかはら、コラボメンチカツサンドなど

 新宿高島屋11階催会場で9月14日(火)、秋の「美味コレクション」が始まった。  「行列のできる味」を一堂に集める同展。会場には、ネットでは取り寄せできない人気店や百貨店初登場の店をはじめ、同展でしか味わえない限定・希少メニュー・予約困難な店のイートイン、実演販売など67 店舗が集結する。注目は、同店開店20周年特別企画として展開する「予約困難な人気店」×「行列の人気店」による同展限定のコラボレ-ション商品。  数カ月先まで予約が詰まっているという予約困難な焼き鳥店「鳥しき」と焼肉店「炭火焼肉 なかはら」によるコラボ商品は、鶏のメンチカツと和牛メンチカツを詰め合わせた「アニバーサリーメンチカツサンドイッチ」(2,200円)。和牛メンチカツは「なかはら」の本店でも店頭メニューには無く予約注文のみだったが、あまりの人気で注文・製造が追いつかず、現在では予約販売も行っていない幻のメニューだという。会場では実演販売を行う。  「シニフィアン シニフィエ」志賀勝栄さんプロデュースにより2014年代官山にオープンしたベーカリー&カフェ「空と麦と」と、滋賀・近江ならではの「ふなずし」を伝統製法で作り続ける老舗「魚治(うおじ)」によるコラボ商品は、麦の香るバゲットでふなずしをサンドした「鮒(ふな)寿(ず)しサンド」(864円)。バゲットは国産小麦粉とゲランド塩、天然水、天然酵母のみで作り、ふなず […]

パンのテーブル

2016.09.06

喫茶店の名物メニュー

神田エリアに数多くある、昭和の雰囲気漂う老舗喫茶の名店の1つ。ネルドリップで淹れるコーヒーにもぴったりの、あんこをはさんだホットサンド「アンプレス」が人気です。 珈琲ショパン 住所:東京都千代田区神田須田町1-19-9 電話番号:03-3251-8033 営業時間:月曜~金曜 8:00~21:00、土曜 11:00~21:00 定休日:日曜・祝日 神田須田町界隈には東京大空襲を奇跡的に免れた一角があり、ビルの間に歴史を感じさせる建物や明治、大正、昭和初期から続く名店が静かなたたずまいを見せています。そんな老舗ストリートにある「珈琲ショパン」。昭和8年に現店舗のすぐ近くで創業し、昭和61年に移転。昔ながらの純喫茶の雰囲気を今に伝えています。 店を始めたのは現店主のお母様。「とてもハイカラな方で、ショパンという店名も<語感がおしゃれ!>というようなノリで決めたんじゃないでしょうか」と語ってくれたのは、初代のころから一緒に店を切り盛りしてきたチーフの佐々木信博さん。「戦時中はコーヒー豆の輸入は途絶えたものの、ショパンの出身地ポーランドが同盟国のドイツ領であったせいか、外来語の店名にはお咎めもなかったようです」(佐々木さん)。 店内には静かなクラッシック音楽が流れ、赤いベロア貼りの籐椅子、ステンドグラスをあしらった照明、木彫りの大きな灰皿などがゆっくりと過ぎてきた年代を感じさせます。 同店 […]

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2016.09.02

渋谷ヒカリエの「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」で「秋の収穫祭」-新作5種

 渋谷ヒカリエShinQs地下2階の「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」で9月2日(金)より、サツマイモや栗など、秋の味覚を使った新作パンを展開する「秋の収穫際」が行われる。  初日から登場する新作パンは4種類。デニッシュ生地にアールグレイティーとホワイトチョコレートを練りこんで焼き上げた「アールグレイとホワイトチョコのデニッシュ食パン」(1,620円)や、鳴門金時のペーストとダイスカットを練り込み、小さな子どもでも食べやすいよう優しい味わいに仕上げた「鳴門金時とメープルのパンドミ」(410円)を販売。ジョエル・ロブションのレストランで提供していたメニューからインスパイアされたという「フォアグラと林檎(りんご)のフィユテ」(486円)は、フォアグラのテリーヌにキャラメリゼしたリンゴを合わせ、クロワッサン生地で包んだパン。  店頭では、甘味のある熊本産の和栗をぜいたくに使った同店限定「熊本産和栗のパウンドケーキ」(540円)も販売する。ブランデーが香る大人向けのスイーツだ。  10月1日(土)からは、「インカのめざめ」で作ったジャーマンポテトを黒ビールで発酵させ、やわらかい生地で包んだ新作「ポテトとベーコンのパン」(399円)も販売。ベーコンの塩味がジャガイモの甘味を引き立て、ビールなどのお酒のおつまみにも合うという。  会期は12月1日(木)まで。 (デパチカドットコム)

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2016.08.08

原宿にハローキティのパン店「キティの散歩道」 ジェラート挟むスイーツサンドなど

 原宿・竹下通り近くに8月6日、ハローキティのパン店「キティの散歩道~原宿店~」(渋谷区神宮前1、TEL 03-6447-1380)がオープンした。経営はハローミックス(同)。  「キティちゃんが散歩中に見つけてきたおいしいパンをみんなに振る舞うベーカリー」をコンセプトにした同店。2010年~2014年に神奈川県内で営業していた同名のベーカリーのコンセプトやキービジュアルなどを一新したもの。キービジュアルのハローキティは、等身を少し長く、耳に付けるリボンを少し大きくしたシャツにスカートの姿で、腕にかごバッグを下げている。  10~20代の若者をコアターゲットにしていることや、「食べ歩き文化」のあることから原宿を選び、竹下通りから1本路地に入ったビルの路面に出店した。店舗面積は約60平方メートルで、テークアウト専門の店舗となる。道路に面したファサードは一面ガラス張りで、ハローキティの輪郭を描いた。店内の壁やカウンターなどは落ち着いたトーンのピンクを基調に仕上げた。ハローキティのパネルと一緒に記念撮影ができるフォトスポットも作った。  パンは、ピンク色のメロンパンやクロワッサン、フレンチアップルパイ(以上各550円)、中にクリームを詰めて表面にチョコレートをかけるクリームメロンパン(680円)など6種類。パンにジェラートや生クリーム、ハローキティ形のチョコレートを挟む「スイーツサンド」 […]

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2016.08.01

東急フードショーにベトナム発バゲットサンド「バインミー」専門店 選べる具材6種類

 東急東横店(渋谷区渋谷2)地下1階の食料品売り場「東急フードショー」に7月28日、ベトナムのバゲットサンド「バインミー」のテークアウト専門店「バインミー バインミー」(TEL 03-3477-4815)がオープンした。経営はベトナムに特化した料理店経営を手掛けるP4(品川区)。  バインミーは、バゲットに野菜やパクチー、肉などを挟むフレンチベトナミーズのサンドイッチで、ベトナムでは一般的に食べられているファストフード。  7業態9店舗のレストランを展開する同社は、かねてファストフード業態を出店したいと考えていたという。既存業態では女性客の来店が多いうというが、ファストフード業態を出店することで、サラリーマンや学生など新たな顧客層の獲得を図る。同社では今後、2017年中に国内外で5店舗、2019年中に30店舗の出店を計画している。  1号店となる同店の店舗面積は約5坪。ブランドカラーの紫色を基調に、フランスのマルシェの雰囲気と屋台のにぎやかさを融合させた雰囲気に仕上げた。  「大人のファストフード」をコンセプトにする同店。スーパーフード「キヌア」を加えて独自に開発したバゲットや、国産を中心とした食材や調味料を使う。バインミー(630円)はメインの具材を選べるのが特徴で、蜂蜜ネギ風味のベトナミーズポークやブラウンマッシュルームなどのキノコ類やルッコラなどの「マッシュルーム&ベジー」な […]

パンのテーブル

2016.07.26

多彩な味わい クリームパン

JR新福島駅より徒歩すぐの路地裏にある「パネ ポルチーニ」。店内は徒歩5歩ぐらいで回れる小スペースながら、お客様が列をなすほどの人気店です。同店は、近所にある同じ系列のイタリア料理店「TAVERNA PORCINI」で評判だった焼き立てパンを売ってほしいというお客様の声から生まれました。それゆえ塩パンやフォッカチャなど食事パンを得意としながら、実は菓子パン系も充実。ラインアップは100種類以上という、パンを選ぶのも楽しいお店です。 パネ ポルチーニ 住所:大阪府大阪市福島区福島5-10-22 電話番号:06-6451-8001 営業時間:11:00-22:30(売切れ次第終了) 定休日:第1・3月曜 一般的なクリームパンには菓子パン生地が使われますが、こちらのクリームパンはブリオッシュ生地が使われていることが大きな特徴です。店主の旗手一夫さんいわく「カスタードクリームという“濃い”ものを、あえてブリオッシュ生地という“濃い”ものと組み合わせることで、男性的なクリームパンをつくりたかった」とのこと。 ブリオッシュ生地は極めて薄皮で、一口食べるとクリームがあふれんばかりにたっぷり入っています。 「焼いてクリームがはみ出て見た目が悪くなってもいいから、たくさんクリームが入っている方がお客様は嬉しいと思って」という旗手さんの思い通り、強気なぐらいクリームが隙間なく入っています。もちろんクリ […]

パンのテーブル

2016.07.20

並んででも買いたい 個性派食パン

元中国料理のコックがつくる、手づくり&無添加の食パン専門店「食パン屋 bakery 点心」。 「お客さまと直接ふれ合いながら、何よりも安心・安全なものを提供したい」というオーナーがつくる食パンは、ふわふわ、もっちり。 中国料理の技術を生かした独自の製法で、開店以来の常連さんも多く、遠方からもファンが通い詰める人気店です。 食パン屋 bakery 点心 本店 住所:兵庫県尼崎市武庫之荘5-13-4 電話番号:06-4981-0248 営業時間:11:00~18:00 定休日:日曜、祝日 16歳から中国料理店で働き始め、ホテルの中国料理店の副料理長まで勤めあげた経歴を持つ板野隆志さん。その板野さんがホテルを辞めてパン職人になったのは、食材偽装の事件が続いた頃でした。 「もちろん、ホテルでの仕事はやりがいがありましたが、お客さまと直接ふれ合えないというジレンマもあって…。ちょうど子どもが生まれたばかりで、安全なものをつくりたいという気持ちも強かったですね」。(板野さん) 中国料理のコック時代も手先が器用で、中華まんや餃子などの生地づくりが得意だったことから、パン職人の道を目指しました。 パンづくりを学ぶため、いろいろな店に頼み込み、ようやく姫路のパン屋さんで勉強させてもらえることに。1カ月余り、睡眠3時間、無休で働きました。 いよいよ開店準備にとりかかりましたが、オープン10日前になって […]

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2016.07.06

外苑前「世界の朝食」レストラン、20カ国目はデンマーク

 青山キラー通りにある「世界の朝食」を提供するカフェレストラン「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-3401-0815)が7月5日、デンマークの朝食の提供を始めた。  2013年のオープン以降、「朝ごはんを通して世界を知る」をコンセプトに掲げ、2カ月ごとに1つの国をフィーチャーし朝食を提供している同店。20カ国・地域目として焦点を当てるのは、国連が発表する「世界幸福報告書(World Happiness Report)」で本年度1位に輝いたデンマーク王国。  メインメニューは、手作りハムとジャガイモの2種類を用意する、バターとパンという意味のオープンサンド「スモーブロー」や、ライ麦パンをビールで煮る「ウルブロー」、ポピーシードを付ける白パン「ハンベルカーロンシュテカー」、チョコレート、チーズなどのプレート(1,620円)。  そのほか、ニョッキやミートボールを入れる「クリア」という意味の透き通ったスープ「クーラースープ」(842円)、生クリームをかけて食べる、ベリーと砂糖を煮たデザート「ウォルコルメルフルードュ」(518円)、エルダーフラワーまたはブルーベリーとブラックカラントの果実シロップ「サフト」(各626円)、ビール「カールスバーグ」(842円)などもそろえる。   営業時間は7時30分~20 […]

ニッポンのブーランジェ

2016.07.05

ブーランジュリー ボネダンヌ 荻原 浩氏

東京・世田谷区、田園都市線の三軒茶屋駅から三宿方面に歩くこと13分、白いバルーンのような屋根が目印の可愛いパン屋さんがみえてくる。焼き菓子とパンの店「ブーランジュリー ボネダンヌ」である。パリで5年半修行した荻原浩シェフが、2013年に独立してオープンした。荻原シェフの妥協無しのパリへのこだわりが、ファンを少しずつ増やし、今や三宿の隠れた人気店となっている。 売り場面積4坪という店に一歩足を踏み入れると、まさにそこはパリ。幾何学模様のタイルの床、クラッシックなシャンデリア、アンティークなポスターや雑貨たち。それらがマッチしてノスタルジックな雰囲気を醸し出す。 バゲットトラディションやカンパーニュなどの食事パンや、クロワッサンやヴィエノワズリーが並ぶ正面の平台、そして入口横には焼き菓子コーナーがあるが、両方併せても約30アイテム程度という。パリには70や80ものアイテムをつくるパン屋さんはない。毎日のパンをしっかり焼いて、近隣の顧客の食を担う。それがパリのパン屋の役割だ。そんな毎日きてくれる地元のお客様のためにパンを提供したいと、3年前にオープンした。ここは荻原シェフが、かつてパリ時代に修業した14区のパン屋さんをそのまま再現しているという。まさにパリの息遣いが感じられる店となっている。 三軒茶屋や三宿にはパン屋が多い。しかしそんなことは全く考えずに出店したと荻原シェフ。妥協無しにパ […]

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2016.06.11

町田に「久遠チョコレート」関東1号店 オリジナル商品も

 町田高校近くに6月11日、チョコレートとパンを製造販売する「久遠チョコレート×スワンベーカリー町田店」(町田市中町3、TEL 042-785-4533)がオープンした。運営は、障害者の就労支援事業などに取り組む一般社団法人ディーセントワールド(山崎町)。  同法人が運営していたスワンカフェ&ベーカリー町田1号店のリニューアル。最低賃金の支給が義務付けられた就労継続支援事業A型を継続的に発展させるため、パンの生産量を2倍に拡大するとともに、チョコレート製造事業を導入した。  久遠チョコレートは、障害福祉サービス事業を手掛ける一般社団法人ラ・バルカグループ(愛知県豊橋市)とショコラティエ野口和男さんのタイアップで誕生した障害者がつくる高級ショコラブランド。京都、大阪、和歌山、尾道、豊橋など7店舗20拠点を展開。余計な油分を一切加えない「ピュアチョコレート」を使用した各地域オリジナルチョコ、障害者が描いた絵をパッケージデザインに取り入れるなど、グループ全体のラインアップ充実を図っている。  町田店は関東地区1号店。店内には、同グループ1号店「NEW STANDARD CHOCOLATE」(京都)が開発した人気商品「京テリーヌ」(3種セレクトミックス702円)のほか、ボンボンショコラ(9種、3240円)、ショコラショー(216円)など約70種類を取り揃えるほか、ラスクをほうじ茶や抹茶チョ […]

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2016.05.24

国連大学前で「青山パン祭り」 「懐かしのパン」テーマに一日40店舗出店

 国連大学(渋谷区神宮前5)中庭で5月28日・29日、「第9回青山パン祭り」が開催される。主催はNPO法人Farmer's Market Association、メディアサーフコミュケーションズ(目黒区)、同社内の「Bread Lab」。  2013年秋に始まり、9回目を迎える同イベント。今回は「懐かしのパン」をテーマに、Kuumba du Falafel(神泉町)、Fluffy(螢谷町)、Lotus baguette(猿楽町)、ルヴァン(富ヶ谷2)など、渋谷周辺のパン店を含めた都内や山梨、広島、宮城など国内各地から集まるパン店が、あんパンや焼きそばパンなどの菓子パン・総菜パンを販売。カタネベーカリー(西原1)片根大輔シェフの青のり入り食パンに、フレンチレストラン「レフェルヴェソンス」(港区)生江史伸シェフ監修の焼きそばをのせた「片目焼きそばパン」は一日200食限定で登場する。  そのほか、ジャムやはちみつ、チョコレート、コーヒーなどのパンの「お供」をそろえる店舗やフードカートなどを含めた約40店舗が各日出店。自家製天然酵母パン店「タルマーリー」(鳥取)は、天然菌を使ったビールを販売するビールスタンドとして出店する。  場内には、Bread Labのメンバーが「自分たちが食べたいパンを集めた「購買部」も展開。ukumuku(練馬区)の「Bocchiのピーナッツのピーナッツクリームコ […]

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2016.05.11

浜松にベーカリーショップ新店 食パンを主軸に20種類

 浜松・高林に5月9日、ベーカリーショップ「やま市パン商店」(浜松市中区高林、TEL 053-471-6132)がオープンした。  店主の山市響さんは、神奈川のベーカリーショップで8年間修業をしていた。浜松の友人から物件を紹介されたことをきっかけに独立を決意。友人たちと建築事務所だった店内を1年かけて改修し、オープンにこぎ着けた。  店舗面積は約60坪。店内は「中小企業の工場が多い街並みに合わせたい」という思いから、むき出しの鉄骨が見える高い天井や、コンクリートの床面が特徴的な工場をイメージし作り上げた。木の風合いを生かした商品棚や、手塗りで優しいイメージを演出した白い壁面は、無機質な工場のイメージと対照的にナチュラルな雰囲気を演出している。「静岡文芸大で設計を勉強していた友人を中心に、皆で作り上げた自慢の店内」と山市さん。  販売する商品は、南箱根の丹那牛乳をふんだんに使い焼き上げた、店主一押しの食パン「ミルク食パン」(370円)や、カフェオレを練り込んだ「カフェオレ食パン」(370円)、大阪の老舗あんこ屋「茜丸」のつぶあんに、小豆を蜜漬けした「大納言かのこ」を混ぜつぶつぶ感を強調した「つぶつぶあんぱん」(140円)、カフェオレ食パンの生地にチョコレートを練り込み、コーヒー豆の形に焼き上げた「コーヒービーンズ」(120円)など。リーズナブルに販売したいという思いから、商品数を約2 […]