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クロワッサン

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おいしいニュース

2018.04.24

東桜に高級食パン店 有名店で修業・男性店主が開業、ホップ酵母売りに

 東桜に、ホップ酵母を使った高級食パンがメインのパン店「ブランジェリーゼ」(名古屋市東区東桜1、TEL 052-961-6750)がオープンして約1カ月がたった。  店舗面積は約11坪。有名パン店で約5年間修業を重ねたシェフで店長の甲斐貴大さん。パンについていろいろと学ぶ中で、古書でホップ酵母でのパン作りを知り試したところ、おいしかったと振り返る。手作りのホップ酵母は1週間かけて作る。  「イースト菌は膨らみは良いがイースト臭(発酵臭)が気になる。ホップ酵母は発酵臭がしない。また、発酵する際に酵母の餌になる糖分が、ゆっくり発酵するホップ酵母では適度に残るのでパンに甘味がある」と話す。ゆっくり膨らむ生地をあえて小さい型に入れ、「ずっしりとキメが詰まった」食パンに仕上げる。焦げる直前までトーストし「サクふわ」の食感を楽しむことを勧める。  価格は1斤(ハーフ)500円、2斤(1本)1,000円。「どうしても高額なので試しに買ってみたいという声もある」とし、要望に応え1枚切りでも販売する。オープンして約1カ月。来店客は40~60代が多く、オフィスも多いためビジネスマンの利用客も目立ち、「食パンが甘くておいしい」というリピーターの姿もあるという。  そのほか、フランス産高級バターを通常の2倍の量を生地に練り込み、強めに焼き上げカリッとした食感が特徴の「クロワッサン」(300円)、口溶けの良 […]

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2018.04.16

博多にクロワッサン専門店「三日月屋」のカフェ 福岡空港に次ぎ2号店

 JR博多シティ(福岡市博多区博多駅中央街)博多デイトス地下1階に3月22日、クロワッサン専門店「三日月屋」のカフェ「三日月屋 CAFE」がオープンした。  福岡市・北九州市を中心に展開するクロワッサン専門店「三日月屋」の姉妹店で、カフェ形式では福岡空港に次ぐ2号店となる。運営はa.crescent(北九州市若松区)。店舗面積は約30坪、席数は48席。客単価は800円。テークアウトも対応する(一部商品はイートインのみ)。  看板メニューは約10種類のクロワッサンサンド。出来たてを提供するため、注文を受けてから作るのが特徴。一番人気の国産鶏「ごとうもみじ鶏」の卵を使った「たまごサラダ」(420円)をはじめ、女性に人気の「サーモン&アボカド&クリームチーズ」(550円)や、「ハムチーズ」(400円)、「フルーツサンド」(520円)などを用意する。そのほか、7時~10時限定の「モーニング クロワッサンセット」(750円)、カツサンド「九州ブランド豚タルタルソース」(900円)、「ピザトースト」(550円)などの食事メニューや、「ガトーショコラ」(450円)や「チョコレートパフェ」(800円)といったデザートも販売。  ドリンクは、「三日月屋ブレンドコーヒー」(350円)や「キャラメルラテ」(480円)、カフェラテ(450円)など、約20種類を用意(サンドイッチと一緒に注文した場合は50円 […]

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2018.04.16

赤坂にパリ発のパン店「メゾン・ランドゥメンヌ」 オフィス街へ初出店

 赤坂に4月16日、ブーランジェリー・パティスリー「メゾン・ランドゥメンヌ 赤坂」(港区赤坂2、TEL 03-6807-4185)がオープンした。  2006年に仏パリで開店し、現地に14店舗を展開する同店。2011年にはパリの三大グルメガイドの一つにも数えられる「ピュドロ」が発表する「パリ最高パン屋賞」も受賞している。  日本での出店は麻布台本店(港区)に次いで2店舗目で、オフィス街への出店は初となる。石川芳美社長は「東京でのグルメ志向の高まり、共働き世帯の増加によるオフィス街での本格的なパンの需要を見越して赤坂を選んだ。ビジネスマン、ビジネスウーマンの方たちが毎日楽しめるようにアイテムの数やバリエーションを多くすることを心掛ける」と話す。  商品は、薄いパン生地に具材を載せて焼いたもので、40種類の展開を予定する「タルト・フランベ・ヴァリエ」(580円)、サンドイッチにサラダ、デザートを付けた「ランチボックス S」(1,000円)、看板メニューのクロワッサンに、カフェオレボウルを付けたモーニングセット「クロワッサン・ジャポネ」(1,000円)などを用意する。  石川社長は「直営だからこそできる、フランスの本物をお届けしたい。赤坂で働いている方だけでなく、お住まいの方にとって、一日のルーティーンの中に溶け込んでいるような店に育てていきたい」と意気込みを見せる。  営業時間は7時~ […]

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2018.04.12

青森・藤崎のパン店「ル・ボヌール」が5周年 素材にこだわったパン販売し続け

 青森・藤崎にあるパン専門店「ブーランジェリー ル・ボヌール」(南津軽郡藤崎町、TEL 0172-55-8546)が4月12日、開業から5周年を迎えた。  食パンを中心としたパン約50種を製造販売し、「フランスの田舎にあるパン屋さん」を目指す同店。藤崎出身で東京や福岡でパン作りを経験した福井洋太さんが2013年に開業した。  福井さんは高校卒業後、イオン藤崎店(旧・ジャスコ)内にあった工藤パンが経営する「ポニードール」に就職。クロワッサンや食パンなどのパン作りを本格的に始めたいと考え、21歳で上京。原宿にあった人気フレンチカフェ「オーバカナル」などで働き、35歳で帰郷する。「いずれはUターンを考えていたが、どうせだったら自分の店を持ちたいと考えた」と福井さん。  当初は弘前や青森での出店を検討していたが条件が合わず断念。父親に紹介された場所が現在の所だったという。福井さんは「同級生や地元の農家さんたちが声を掛けてくれたりアドバイスを頂いたり、地元の良さを感じている」と笑顔を見せる。  パンは「ルヴァン」という天然酵母種を使いショートニングやイーストフードといった添加物をなるべく使わない製法にこだわる。「極み食パン」(1斤=450円、1本=1,350円)は、より素材にこだわった高級食パンで、「感謝の気持ちを形にした限定メニューだった」と福井さん。現在では金曜に販売し、予約分だけ売り切 […]

おいしいニュース

2018.04.04

仙台・クリスロード商店街に「おかしマルシェ」 県内各店のパン・菓子取りそろえ

 仙台・クリスロード商店街のビル「ガレリアクリスロード2」(仙台市青葉区中央2)2階に3月20日、パンとお菓子のセレクトショップ「おかしマルシェ」(TEL 022-797-0272)がオープンした。  運営は、市内でアパレル・インテリア雑貨店舗の運営などを手掛けるフクヤジャパン(同)。2016年2月から同社が展開するインテリアショップ「TIME&TIDE」(泉区泉中央)が商業施設で展開してきたイベント「おかしマルシェ」の常設店として開いた。  同店では、スタッフが一軒一軒回って味を試して厳選したという県内のパン店・菓子店とパートナーを組み、日替わりの商品を販売する。  ブレッドパートナーは、「A demain」「石井屋」「かえるのパン」「工房かやの実」「THE BREAD BAR」「ジャンヌダルクフィスエペール」「デーデのパン」「日和ベーカリー」「パン工房プティ・シアン」の9店舗。スイーツパートナーは、「アトリエ風雅」「菓子工房APUPOWA」「EPICE」「Kos」「Bakeshop Kome te」「33banchi」「Generals」「抹茶カフェ茶歩」「Pie at…」「La Bonbonniere」「Letre'sor」の11店舗。カフェパートナーは、「janSALZ」「cafe de Ryuban」の2店舗。  パンは焼きたてにこだわり、朝と昼過ぎの2回入荷。食パン、ク […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2018.04.03

神戸の老舗喫茶店「にしむら珈琲店」によるベーカリーカフェ

かつてコーヒー豆の代わりに、大豆による代用コーヒーが飲まれていた戦後まもない1948年、神戸北野で、本物のコーヒーを提供する「にしむら珈琲店」が創業されました。そんなコーヒー文化を広めてきた「にしむら珈琲店」によってプロデュースされたのが、「ブロートバール セセシオン」です。 “ブロート”とは、ドイツ語でパンのこと。そんなパンのバールとして2016年9月に誕生。本格ドイツパンをはじめとした多彩なパンとともに、こだわりのカフェメニューやドイツワインなども一緒に楽しめるベーカリーカフェです。 本格ドイツパンを自家焙煎コーヒー豆のエスプレッソに添えて 阪急御影駅より歩いて約5分。にしむら珈琲のスイーツ部門として先に開店していたオーストリア洋菓子店「セセシオン」への道を横目に海側(南)へと進み、「にしむら珈琲店 御影店」や同グループが運営する但馬牛のステーキ店「みかげ館」の入った建物を過ぎた場所に、「ブロートバール セセシオン」は佇んでいます。同店に駐車場はありませんが、「にしむら珈琲店 御影店」の50台もある駐車スペースを利用できるので、車で来店しても安心です。 「同店は、神戸のドイツパン・洋菓子の名店「フロインドリーブ」のシェフ飯田伸一氏を迎え、およそ7~8年もの構想期間を経て誕生しました。本格的なドイツパンは、同店の看板パンです。最近では、ドイツパンといっても日本人の好みに合わせた酸 […]

ニッポンのブーランジェ

2018.03.27

ブーランジェリー パリゴ 安倍 竜三氏

わずか15歳でパン職人の道を歩き始めた安倍氏。中学卒業後、日本の有名シェフを多数輩出した「ムッシュf製パン技術訓練塾」で本格的にパンづくりを学んだ。ムッシュfこと福盛幸一氏の店「青い麦」では、18歳という若さで製造責任者に抜擢。21歳でフランスへ渡り、いくつかの店で修業し、国立製菓製パン学校・INBPにて、フランスでパン屋を開業できる職業適性証のCAPと修了課程証であるBEPを取得。フランスで開催された、第1回クロワッサンコンクール入賞など、5年にわたって研鑽を積み帰国。 2005年に開業したブーランジェリーパリゴは、大阪市内の歴史と落ち着きを感じさせる上町筋沿いにあり、シンプルな外観に思わず通り過ぎてしまいそうになる。中に入るとフランス語のラジオが流れ、若手職人たちが忙しそうに売り場や厨房を行き来する。日本の食文化を意識した日本人に合うパン、小麦の風味がしっかり感じられるパンを求める常連が集う店だ。 はたちを過ぎたころ、これでいいと調子に乗っていたと笑う安倍氏。「福盛先生は、そんな私を見抜いていたのかもしれません。3ヵ月の予定でフランスへ行かされました」 日本びいきで知られ、バゲット・レトロをつくり出したジェラール・ムニエ氏のもとで2年間働いた。仕事は深夜1時から朝9時まで。いったん帰って、国立製粉学校の研究所へ。3時ごろに終わって語学学校へ行くのだが、居眠りばかりしていたという […]

パンとお店と“私”のストーリー

2018.03.20

Pain Chinon(パンシノン) 店主 早川 しのさん

名鉄岐阜駅から徒歩15分ほど、知る人ぞ知る老舗が立ち並ぶ岐阜・柳ケ瀬商店街の東に位置するパン屋が「パンシノン」です。このあたりでは昔からお店を営む個人店の女性も多く、いろいろ勉強させてもらおうとこの地にお店を開きました。“シノン”とはフランスにあるワインの産地の名称。パンづくりをしている中で、「パンに使うチーズやナッツなどの食材は、ワインに合うなぁ」と思っていたため、パンとワインが一緒に楽しめるお店をつくろうと思いました。 パン屋を目指し始めたのは、飲食店のアルバイトを通して小麦の奥深さを知り、一筋縄ではいかないパンづくりの面白さにハマったことがきっかけでした。それまでは、服飾の専門学校を出て子供服のデザイナーをしていたんです。飲食業には興味がありましたし、独立したいという思いもあったので29歳のときに思い切って挑戦しました。飛騨高山にある「トランブルー」や長野県の「ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリーカフェ」のパン工房でアルバイトとして働きながら、パンのつくり方を修得。そのときにできた人脈が、今も支えとなっています。 パンシノンは10.5坪の小さいお店ですが、イートインコーナーがあります。買ったパンをその場で食べられる場所を設けたのは、つくったパンを売りっぱなしにしたくないと思ったから。たとえば、ハード系のパンを買って帰って、固くしてしまったことはありませんか?ここでは、 […]

パン屋さんからのお知らせ

2018.03.06

1978年よりパンをつくり続けて - トミーズ 三宮店

トミーズが神戸市の魚崎にパン屋を開店したのは、1978年のことです。その後、本店とは別に三宮店が誕生したのは、20年ほど前になります。当初は「ドラゴンパン」という店名で、刺身バーガーや海老バーガーなど、今とは異なる商品展開をしていました。 しかし、阪神大震災を経験し、店名を「トミーズ」に改めて再スタート。小さな店舗ですが小さな窯を備え、焼き立てのミニクロワッサンだけを販売するようになったのです。現在は、お客様のご要望でミニクロワッサンだけでなく、あん食をはじめとする各種食パンのほか、サンドイッチや惣菜パン、菓子パンなど、豊富に取り揃えています。 そして、魚崎本店やこの三宮店ほか、JR三ノ宮駅東口から高架下沿いに歩いて1分くらいの場所に「三宮東店」が、JR六甲道駅の北側にある六甲本通商店街の入り口近くに「六甲道店」もございます。三宮店の多くのパンは、三宮東店で主に製造されているため、フレッシュなパンばかりです。三宮店は、場所柄、通勤通学途中のお急ぎの方やショッピング帰りのお客様が多いため、すばやくパンをお渡しできるようにも気を付けています。駅からも近いので、お気軽にお立ち寄りいただければ幸いです。

パンのテーブル

2018.03.06

シェフこだわりのシュトーレン

東京マリオットホテル1階の「ラウンジ&ダイニング G」内に併設されたショップ。Gourmet(グルメ) & Gift(ギフト)をテーマに、毎朝ホテルで焼き上げるパンやパティシエが丁寧につくりあげるケーキが並びます。近隣オフィスワーカーのランチ需要に応えた、気軽に買いやすい価格や、NYテイストのカジュアルな雰囲気も魅力です。 ペストリー&ベーカリー GGCo.(ジージーコー) 住所:東京都品川区北品川4-7-36 東京マリオットホテル1F 電話番号:03-5488-3929 営業時間:10:00~20:00 定休日:無休 ※クリスマスブレッド販売期間:2017年11月4日(土)~12月25日(月) 2013年の開業から4シーズン目を迎えたGGCo.のシュトーレン。2017年は、毎年定番の「オリジナル シュトーレン」と、新たに「ダーク シュトーレン」をラインアップに加え、それぞれ大・小を11月4日から販売しました。丸いフォルムをしたシュトーレンについて、ベーカリーシェフの岡本晋さんにお話を伺いました。 「当ホテルは、ロケーション的にも大人のお客様が圧倒的に多いので、洋酒をふんだんに使った大人のテイストが特長です。さらにオリジナルには3種類のスパイス、ダークにはビターなカカオを使い、甘さの中にスパイシーさ、カカオの苦みが際立つよう複雑で味わい深く仕上げています」と […]

おいしいニュース

2018.02.28

岡山・新見のパン店で「パン雛」 クロワッサン抱えたひな人形でにぎわいを

 岡山県新見市のパン店「新見パン工房松陰」(新見市西方、TEL 0867-72-2525)で現在、「パン雛(びな)」が展示されている。  7段飾りの人形15体に長さ約7センチのクロワッサンを一つずつ持たせ、同店内に展示している。人形の手の形に合わせ、クロワッサンを横、縦、斜めに載せている。高坏(たかつき)に載せる丸餅、ひし台のひし餅の代わりにクロワッサンを飾っている。  同展示は「にいみ雛まつり」の展示の一つ。人形一式は同イベントのために家庭で飾らなくなったものを主催者が寄付で集め、展示協力者に貸し出している。飾り付け用の小物の太刀(たち)、扇、太鼓などが一部紛失していたため、同店で代わりにクロワッサンを持たせようと考えた。  同店の金山伸広さんは、「昨年はお内裏(だいり)さまだけだったが、今年は全員にクロワッサンを飾った。来店した客も楽しんで写真を撮り、話題になってうれしい」と話す。「パン店らしいひな人形になった。新見のひな祭りがにぎわうきっかけになれば」とも。  「にいみ雛まつり2018」は3月2日から5日まで、JR新見駅前・太池邸・中央商店街・御殿町センター一帯で開催。さまざまなひな人形を楽しめる。  営業時間は8時~18時。月曜・火曜定休。 (岡山経済新聞)

ニッポンのブーランジェ

2018.02.27

ブーランジェリー エス 島田 英治氏

JR横須賀線で東京駅から約1時間。逗子駅に降り立つ。駅前の商店街を歩くこと5分。池田通りにオシャレなパン屋さんが見えてくる。岐阜高山の「トラン・ブルー」で修業した島田英治オーナーシェフが、この地にBOULANGERIE E.S.(以下ブーランジェリー エス)をオープンして10年。美味しいパンが買える店として地元の人々に愛されている。 海の香りがする湘南・逗子。鎌倉に抜ける池田通り沿いに「ブーランジェリー エス」がある。ここは飛騨高山の名店「トラン・ブルー」成瀬正氏の元で修業した島田英治シェフが、弟子としては初めて関東地区に出店した店だ。黒を基調としたオシャレなエントランス。中に入ると、シックで落ち着いた店内には、さまざまなパンが並び、島田夫妻の「いらっしゃいませ」の明るい笑顔が出迎えてくれる。 陳列棚には、自慢のクロワッサンや、ヴィエノワズリ、惣菜パン、菓子パンなどがズラリと並ぶ。正面の平台にはバゲット類が。そして入口横の冷蔵ケースにはデニッシュ類やサンドイッチが並び、昼時ともなれば、近隣の人々が次々と訪れ、お目当てのパンを買っていく。 取材した12月、店頭を飾るのは「シュトーレン」である。「昨年、修業先のトラン・ブルーのシュトーレンが、日本経済新聞で美味しいシュトーレン1位に選ばれて以来、ウチの店でも一段と人気になりました」と島田シェフ。大3,500円(税別)と小1,850円(税 […]

パンとお店と“私”のストーリー

2018.02.20

Pantricot(パントリコ) 店主 服部 絢子さん

東郷町の住宅街にある“水色のドア”が目印のパン屋が、パントリコです。2010年に名古屋市名東区の一社でオープンしましたが、店舗併用住宅にしたいと考えて土地を探し、2013年の秋頃に移転しました。こちらへ来て、もう4年が経ちます。前の店舗で気に入ってくださったお客様が足を運んでくださることもあり、嬉しい限りです。 「tricot」とは、フランス語で“編み物”という意味があり、ニットを編むように一つひとつ丁寧にパンをつくっていこうという想いを込めて店の名前を「Pantricot」に決めました。店名と同じように、お店に入ったときにも“あたたかさ”を感じてほしいと、木目調で女性らしい雰囲気のインテリアで統一しています。 木製のショーケースは、家具職人である友人にオーダーメイドでつくってもらったお気に入りのもの。毎日“色合い”のバランスを見ながら、一つひとつのパンがいきいきと美味しそうに見えるように並べています。ガラスのショーケースに並んだパンを選んでいただく対面式の販売方法なので、衛生的であると同時に自然とお客様との会話が生まれます。迷っているお客様にも気づけますし、今はアレルギーの方も多いので、そこも対応できます。 パンの話をすると、皆さん不思議と柔らかい表情になるんですよね。「焼きたてです」と声をかけると、嬉しそうに買っていってくれることもあります。 私がパンに興味を持つきっかけとなっ […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2018.02.14

中庭の緑に癒される京町家のベーカリーカフェ

JR京都駅より大阪方面に1駅乗った「西大路」駅から徒歩7分ほどにあるベーカリーカフェ「mina_mina(ミナミナ)」。オフィスビルと古い住宅が混在する、現代の京都らしいエリアです。同店は京町家をリノベートしたお店で、ベーカリーショップの奥にカフェが併設されています。オーナーの山本さんは、以前は香港で働いていた元外資系の会社員。人生の紆余曲折の中、偶然にもパンづくりに関わることになり、周囲の人たちの後押しから、このお店を2013年3月にオープンしました。 人とつながることで、自然の材料にこだわったパンに 看板はなく、大きなガラス窓に書かれた店名と、そこから見えるパンが目印です。家の幅は狭く奥に深い京町家らしい構造で、手前にお店、奥に中庭に面したカフェスペース、さらに奥に厨房があります。カフェは京町家にもなじむ北欧家具が置かれ、お洒落なベルギーの薪ストーブも完備。そんなモダンな雰囲気の中、コーヒーや紅茶などと一緒に焼き立てのパンをゆったりといただけます。 「全粒粉の味わいが好きなので、白い食パンを除くあらゆるパンに全粒粉を混合しています」と山本さん。近所にある無農薬・無化学肥料野菜を扱う「坂ノ途中」という会社と知り合ってからは、少しずつオーガニック野菜も取り入れるように。「もともとは健康志向なタイプではなかったけど、お店をオープンしてお客様と話すようになったり、イベントなどで人とつな […]

パンのテーブル

2018.02.06

ベーカリーのキッシュ&タルト

フランスにあるような、「職人がつくるパンと総菜の店」をコンセプトにしたベーカリー&カフェ。パンを主体に、テリーヌやリエットなどシャルキュトリーを始めとするフレンチデリ、スイーツが揃い、テイクアウトでもイートインでも、ワンストップで1回の食事をトータルにまかなえる店です。毎朝6時に焼きあげるチャバタなどを使ったサンドイッチも開店時から店頭に並び、週末ディナータイムはフレンチビストロとして営業しています。 MAISON ICHI(メゾン・イチ 代官山) 住所:東京都渋谷区猿楽町28-10 モードコスモスビルB1F 電話番号:03-6416-4464 営業時間:8:00~20:00 ※木・金・土のみディナーメニュー営業 定休日:なし 同店のパンは、ハード系をメインに「毎日食べられる食事パン」をコンセプトにしています。自家製ルヴァン種を使い、低温長時間発酵で、もちっとした食感と小麦粉の旨みをひき出しています。 焼きたてのパンと一緒に売り場に並ぶキッシュは定番の5種類をラインアップしています。サックリしたキッシュの台にたっぷりの具材、そしてアパレイユのフルフルとやわらかで滑らかな食感が特長です。「水分(牛乳・生クリーム)と卵の比率をだいたい6:4くらいにしているのがこの食感の秘訣です」と教えてくださったのは、製パンスタッフの太田愛さん。 アパレイユの水分量が多いため、キッシュ台の成形 […]

おいしいニュース

2018.01.25

ドンク&ミニワンで「青森りんごフェア」-ふじ、紅玉、王林を使った9種類

 「ドンク」「ドンクエディテ」135店舗と「ミニワン」129店舗で現在、「青森りんごフェア」が開催されている。  色が良く、甘みがあり、しっかりとした食感に加え、栄養価に優れた青森リンゴ。そんな青森りんごの魅力を「パンを通してもっと知ってほしい」と2013年、青森県りんご対策協議会協力の下、出荷最盛期となるこの時期に青森県産リンゴを使ったオリジナル商品を展開するフェアを始めた。毎年フェアを重ね、現在ではその開催を心待ちにするファンも多いという。  6回目となる今回も、オリジナル商品に使う青森県産は「ふじ」「紅玉」「王林」の3品種。いずれも「ノーワックスのため、皮まで食べられる」特徴を生かし、全9種類を展開する。  「ドンク」「ドンクエディテ」各店では8品を販売。好評の「青森りんごハニー」(227円)、「青森りんごのスイートロール」(281円)、「シナモン香る青森りんごブレッド」(821円、2分の1=411円)に加え、新作として「青森リンゴがよりおいしく感じられるパン」を目指して開発した5種類を販売。  「青森りんごのタルト」(281円)は生のふじリンゴと、コクのあるアーモンドクリームとのバランスが楽しめる菓子パン。「キャラメル・ポム」(238円)はキャラメルチョコチップとふじリンゴを巻き込んだ、ふんわり口どけのいい菓子パン。「青森りんごのチーズケーキ」(260円)は、濃厚なチーズク […]

パンのテーブル

2018.01.15

パンとの相性抜群チーズのパン

売り場の奥にカフェがあり、内装にはアンティークの建具や古材を使い、ヨーロッパの街角に古くからあるような雰囲気のベーカリー。パンの売り場もカフェも空間をゆったりと使い、ベビーカーのままでも、杖をついたお年寄りにも利用しやすいと感じてもらえる店づくりをしています。また、夜遅くまでの営業で、アルコールドリンクと一緒にパンに合う料理も楽しめる、「大人のためのベーカリー&カフェ」がコンセプトです。 nemo bakery & cafe (ネモ・ベーカリー&カフェ) 住所:東京都品川区小山4-3-12 TK武蔵小山ビル1 F 電話番号:03-3786-2617 営業時間:9:00~22:00(LO.21:00) 定休日:水曜(祝日の場合は営業) 30年以上のキャリアで培ってきた、小麦粉と酵母の使い分け、発酵・焼成の温度や時間の最適な組み合わせでパンづくりをするオーナーシェフの根本孝幸さん。チーズのパンもバリエーションに富んだ品揃えで、使っているチーズは10種類を超えています。 「ボーン(枝豆ベーコン)」は、枝豆を練り込んだバゲット生地に4種のチーズを合わせたソースと粒コーン、ベーコンを巻いて、上にシュレッドチーズをのせて焼きあげてあります。骨のような形だから「ボーン」で、手に持ってこのままかじっても食べやすいパンです。 「ゴーダ」は、同じバゲット生地でもミキシング時間を […]

パンを楽しむ美食の足し算

2018.01.10

コンフィチュールの達人に聞く、パンとコンフィチュールのマリアージュ

株式会社ぶどうの木 食品製造課課長福島 大悟さん石川県出身。富山の老舗フレンチ「ル・ポワソニエ」を経て、2001年に「銀座のジンジャー」の母体で、石川県金沢市にある「株式会社ぶどうの木」に入社。フランス料理「オーベルジュ ぶどうの木」マネージャー、社長秘書を務めた後、現職にてコンフィチュールやジンジャーシロップのレシピを監修。金沢の食の宝庫「近江町市場」や近隣の農家さんの畑にも足繁く通い、旬の果実や果実と合わせる食材を探求。出会いを大切にし、素材×素材が生む新しいおいしさをイメージしてコンフィチュール、ジンジャーシロップをつくっています。また、シニアソムリエの資格を持ち、ソムリエ協会北陸支部副支部長を務めています。 ジャムとコンフィチュール、どちらもフルーツなどを砂糖と一緒に煮てつくりますが、何が違うかというと、ジャムは保存を目的にフルーツと砂糖を果実の形が残らなくなるまで長時間煮たもの。パンに塗って食べるのが一般的です。一方のコンフィチュールはヨーロッパのスタイルで、火入れを極力少なくし、フルーツの形を残して、風味や香りなどフルーツそのままのおいしさを生かしてあります。パンに合わせるだけにとどまらず、素材や調味料の1つとして、料理やお菓子づくりにも幅広く使うことができます。 当店のコンフィチュールは、当初はプロヴァンスにある工房で、現地のフルーツや食材を使ってつくったものを入荷し […]

パンのテーブル

2017.12.19

「大山ハム」を愛用する実力派ベーカリー

木のドアを開けると、店内はまるでパリのパン屋さん。安倍シェフが「自分の思いどおりの店をつくりたい」と2005年にオープンさせました。クロワッサン、食パン、バゲットなどシンプルな食事パンに定評があり、「毎日食べても飽きないパン」に魅了された常連さまの多いお店です。 Boulangerie parigot(パリゴ) 住所:大阪府大阪市天王寺区上本町9-3-4 電話番号:06-6774-5087 営業時間:7:30~20:00 定休日:月曜日、第1・第3火曜日 「大山ハムを使っているのは、ベーコンにアレルギーの原因となる卵白を使っていないところが気に入ったから」と話す安倍シェフ。値段は少々高くても、パンに負けない味がするところも、シェフの目指す商品づくりに適しているそうです。 大山ハムでは美味しさを追求するために、厳選された原材料にこだわり、添加物を極力使わないといった、高品質な製品を生み出すためのルールを、かたくなに守り続けています。 手間を惜しまず、品質管理にも最高の労力をかけているからこそ、ベーカリーでも安心して使うことができるのです。 フランス伝統の製法を基本とした、独自の発酵・熟成法による「食事パン」にこだわっているパリゴ。総菜パンにはロースハム、あらびきポークウインナー、カントリーローストなどの大山ハム商品を使用しています。鮮度を保つため、仕入れは3~4日分ずつ、その都度届け […]

おいしいニュース

2017.11.28

秋田・道の駅うごで新商品試食会 「きんぴら塩パンサンド」など5種

 「道の駅うご 端縫いの郷(はぬいのさと)」(羽後町)で11月28日、新メニューの「商品モニター試食会」が行われた。  火曜と日曜に限定販売している塩パンやクロワッサンを使った総菜パンなどの試作品を提供した同イベント。  この日は、周辺の近隣市町村から公募で集まった15人の一般消費者が参加した。同施設では今回得た意見を参考に新商品に改良を加え、12月中の販売開始を目指す。  この日用意した商品は、羽後産のゴボウとニンジンを使った「きんぴら塩パンサンド」、秋田牛を甘辛く煮た「すき焼き塩パンサンド」、いぶりがっこのタルタルソースを挟んだ「照り焼きチキン塩パンサンド」、羽後産の五葉豆を砂糖としょうゆで甘辛く味付けした「クルミと五葉豆のデニッシュ」、クロワッサンに人気商品のジェラートを挟んだ「クロジェラ」の5種。  参加者からは「お肉を小さくして食べやすくしてほしい」「羽後の特産ということを分かりやすく伝えてほしい」「タルタルソースは食感が良い。『いぶり感』をもっと出してほしい」などさまざまな意見が寄せられた。  4人グループで参加した羽後高校の生徒は「クロジェラがコーンやカップで食べる時とは違う食感が楽しい。今日は『はさがけ米』のジェラートだったけど違う味も食べてみたい」と話す。  商品開発担当者の伊藤歩美さんは「通常はジェラートの製造をしているが普段から産直コーナーに並ぶ素材を意識して […]

おいしいニュース

2017.11.28

東武池袋で「パン祭」 全国49ベーカリーの350種のパンを販売

 東武百貨店池袋本店(豊島区西池袋1)8階催事場で11月30日から、「IKEBUKURO パン祭」が初開催される。  全国から計49店舗のベーカリーを一堂に集め、約350種のパンを販売する同イベント。ショップ形態での出店は29店、商品提供は20店。  会場では、通算1万個以上のパンを食べ歩いたパンマニア・パン料理研究家の片山智香子さんよりすぐりのパンを紹介。ジャム・チーズ・ワイン・コーヒーなどをそろえるショップも10店出店する。  販売するパンは、麻布「メゾン・ランドゥメンヌ トーキョー」の「クロワッサンフランセ」(519円)、北海道「満寿屋商店」の「十勝産ソーセージのコーンパン」(451円)、「とろ~りチーズパン」(381円)、代々木公園「365日」の「クロッカンショコラ」(314円)、葉山「ブレドール」の「フランス産発酵バター入食パン」(591円、各日限定30個)など。  11月30日・12月2日~3日は11時から、「川越ベーカリー 楽楽」の「小江戸の甘酒カンパーニュ」(281円)、「お味噌(みそ)のパン」(181円)などの商品を販売する。  12月2日15時からは「365日」「サンチノ」杉窪章匡さんと片山智香子さんトークショーを、12月3日15時からは「パンの魅力を知ろう!片山さんセレクト!食べ比べトークショー」(定員15人)を行う。  開催時間は10時~20時(最終日は18 […]

おいしいニュース

2017.11.22

金沢の住宅地にパン新店 脱サラオーナー、クロワッサンにこだわり

 金沢駅からほど近い住宅地に10月5日、「金沢パン工房Couche(クーシュ)」(金沢市北安江、TEL 076-209-5528)がプレオープンし、年明けのグランドオープンに向け準備を進めている。  店名「クーシュ」はフランス語で「層」の意味で、クロワッサンの生地にちなんでネーミングした。店内は明るく優しい雰囲気に仕上げ、店舗面積は約15坪。現在は25~30種のメニューを用意するが、需要を分析しながらグランドオープンに向けてクロワッサンやデニッシュを充実させるという。利用客は近隣のファミリー層などが中心で、客単価は500~600円程度。  オーナーの南孝広さんは金沢市出身で、東京で大学を卒業後システムエンジニア(SE)として働くうち、「ものづくり」と「いずれは地元へ」という思いが募り地元での開業を決めた。約3年間、専門のスクールでパン職人としての技術と経営のノウハウを学んだという。  看板とするのは「クロワッサン」(150円)や、デニッシュ生地を使った「かぼちゃデニッシュ」(180円)、「チキングラタン」(190円)など。開店後の売れ筋は想定外に、あんぱんの各種で「かぼちゃあんぱん」「栗あんぱん」「白あんぱん」「抹茶あんぱん」(各140円)など(税別でプレオープン価格、12月以降は価格改定の予定)。  南さんは「開店からまだオペレーションが追い付かないが、年明けのグランドオープンに […]

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2017.11.22

神楽坂に榎本哲さんのブーランジェリー ワインで仕込むスペシャリテも

 神楽坂・赤城神社裏手の相生坂沿いにブーランジェリー「Pain des Philosophes(パンデフィロゾフ)」(新宿区東五軒町、TEL 03-6874-5808)がオープンして2カ月がたった。オープンは9月18日。  「ドミニク・サブロン」でシェフブーランジェを務め、「俺のベーカリー&カフェ」などでメニュー開発やコンサルティングに携わったオーナーシェフの榎本哲さんが開いた店。「自分の作りたいパン・自分がおいしいと思うパン」をコンセプトに、時間と手間をかけてパン生地のおいしさを追求したという。  出店場所として神楽坂を選んだ理由について、「まず神楽坂という街が好き。ワイン・チーズ・パンという文化がすでに根付いている」と榎本さん。オープンから2カ月がたち「お客さまには(近くに)パン屋ができたことを喜んでいただけているかと思う。私もオーナーシェフとしてのやりがいや楽しさを感じている」と話す。「特に近隣住民の方に、毎日の食卓で楽しんでいただきたい」とも。  厨房(ちゅうぼう)を併設する店舗面積は12.7坪。主なアイテムは、ワインで仕込むスペシャリテ「ル・ヴィニュロン(ルージュ・ブラン)」(2,980円、ハーフ、クオーターサイズもあり)、フランス産発酵バターを使った「クロワッサン」(280円)、湯種法で仕込む「αバゲット」(220円)、リンゴの天然酵母で仕込みジンジャーアップルとクルミ […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.11.21

Boulangerie Painsienne(ブランジェリー・パンジェンヌ) 店主 武野 由佳さん

地下鉄東山線 藤が丘駅から5分ほど歩いたところに、ブランジェリー・パンジェンヌはあります。一見、パン屋に見えない外観なので通り過ぎてしまう人も多いのですが、オープンしてから今年で5年目を迎え、徐々にこの街に根付いてきました。 「パン屋さんに見えない外観にしたい!」という私の挑戦的なアイデアが実り、グリーンを基調としたシックなお店が完成したのは、前職時代のネットワークがあったからです。もともとは、広告写真の撮影現場などをサポートする洋服のスタイリストをしていました。約10年間勤め充分キャリアを積んだ頃、かねてからの好奇心の強さから、「新しいことを一から始めてみたい!自分のお店を持ちたい!」と思い立ち、ずっと好きだったパンの道を目指し始めたのです。修業先は、バゲットとクロワッサンを看板商品とする天白区植田の『ぱぴ・ぱん』。フランスでの修業経験のある師匠の元で一からパンづくりを学びました。 良い素材を選ぶ、添加物・保存料を使わない、生地の状態をしっかり確認する…。当たり前のことに手を抜かず丁寧にパンと向き合う姿勢はこの時、身につきました。また、当時の日本ではめずらしい対面式という『ぱぴ・ぱん』の販売スタイルに感銘を受け、パンジェンヌにも取り入れています。当店では、スタッフ全員が製造と販売の両方を行うのが特徴で、つくり手だからこそできるパンの説明と同時に、お客様の顔も覚えられます。接客中は […]

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2017.11.10

水戸に焼きたてメロンパン専門店「メロン・ドゥ・メロン」 茨城初出店

 水戸に11月13日、メロンパン専門店「Melon de melon(メロン・ドゥ・メロン)水戸店」(水戸市元吉田町、TEL 029-350-7020)がオープンする。  メロン・ドゥ・メロンは2015年、東京都文京区に初出店。水戸店は全国40店舗目で、茨城県では初出店となる。経営するキャピタルトラストの安達航社長が静岡で食べた同店の焼きたてのメロンパンのおいしさに感激したことから、水戸での出店を決めたという。  メニューは、卵をふんだんに使ったブリオッシュ生地にグラニュー糖で表面をカリカリに仕上げた「プレーンメロンパン」(190円)、イチゴ果汁を練り込んだ「いちごメロンパン」、生地と表面にチョコレートを混ぜ込んだ「チョコチョコメロンパン」(以上210円)やヨーロッパ産の発酵バターを使用した「クロワッサン(180円)」など。11月末までのオープニング期間は7種類に限定し、12月からは季節限定を加え10~12種類の商品を用意する。  店舗責任者の櫻井美和さんは「地元の方はもちろん、多くの人が行き交う水戸で焼きたてのメロンパンを楽しんでほしい。オーブンから出して間もない熱々のメロンパンを一度食べてほしい」と来店を呼び掛ける。  営業時間は10時~20時。 (水戸経済新聞)

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2017.11.07

調布・品川通りにベーカリー パティシエが出店、洋菓子の技生かしたパン売りに

 調布市・品川通り沿いに10月28日、ベーカリー「パン de アノー」(調布市国領町5、TEL 042-426-8977)がオープンし、連日多くの客でにぎわっている。  同店オーナーの宮下哲次さんは、2008年に洋菓子店「パティスリーアノー宿河原店」(川崎市)、2012年に狛江店をオープンしたパティシエで、フランスでの修業経験も持つ。全国各地を食べ歩くほどのパン好きが高じ、5年ほど前からパン職人と交流するなど、出店に向けて準備をしてきた。長年、狛江店で洋菓子を作っていたスタッフがパン作りの修業をし、パンの専門家も招いて同店オープンにこぎ着けた。  店舗面積は約43坪で、駐車場を完備。メニューは、調理パン約20種類、菓子パン約30種類のほか、食パンやドーナツなど、全部で約70種類を用意。看板メニューの「クロワッサン デ アノー」(194円)は、毎日使う分だけをひくアーモンドのクリームを採用。パティスリー自慢のカスタードクリームを使用する「クリームパン」(162円)や隠し味にパティスリーで作るチョコレートを加える「自家製カレーパン」(173円)など、洋菓子店ならではの商品を提供する。今後は、フルーツを使ったデニッシュなど、さらに洋菓子の技を生かしたメニューを増やし、100種類以上の品ぞろえにしたいという。  宮下さんは「子どもの頃、ロールパンを作る母を手伝い、パン種が発酵して膨らむ様子 […]

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2017.11.02

岡山駅前にメロンパン専門店 焼きたての熱々メロンパン販売

 岡山駅前商店街入り口付近に10月11日、メロンパン専門店「メロン・ドゥ・メロン岡山駅前店」(岡山市北区駅前町1、TEL 086-234-5557)がオープンした。岡山県での出店は初めて。  「メロン・ドゥ・メロン」は2015年、東京都文京区で初出店。岡山駅前店は全国で30店舗目。岡山駅前商店街の入り口から北へ約20メートル、中華料理店「南京楼」を改装して出店した。岡山駅に面した通り沿いにメロンパンのオブジェやイラストを掲げている。  同店は「焼きたて」を提供できるようこだわっている。店長の渡辺秀樹さんは「オーブンから出して間もない熱々のメロンパンを食べてみてほしい。すぐ食べる場合は焼きたて、持ち帰りの場合は粗熱をとって形が安定したメロンパンを提供している」と話す。焼き上がり時間は売り上げ実績を踏まえて綿密に計画し工夫しているという。  同店では8~9種類のパンを店頭に並べる。人気商品は、卵をふんだんに使ったブリオッシュ生地にグラニュー糖で表面をカリカリに仕上げた「プレーンメロンパン」(190円)、生地と表面にチョコレートを混ぜ込んだ「チョコチョコメロンパン」、表面に抹茶を使った「宇治抹茶メロンパン」(以上210円)の順。季節のメロンパン1種は月替わりで、10月は「かぼちゃメロンパン」(210円)、11月には「安納芋メロンパン」を提供予定。メロンパンのほか「アップルパイ」(280円 […]

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2017.10.17

浜松・住吉にパン店 パンとケーキとカフェのフランススタイル

 浜松・住吉に10月1日、パン店「Place Mange(プラスモンジュ)」(浜松市中区住吉、TEL 053-570-8017)がオープンした。  業界に入った頃から独立開業を考え、客がくつろぐことのできるカフェのような店を持ちたいと考えていた店主の中津川大介さん。浜松の菓子店やカフェで修業をした後、フランスのパン店で4年間修業。同じ形で開業したいという思いから、ケーキも扱うパン店に以前からの夢だったカフェスペースを備えた店として、2年間の準備期間を経てオープンにこぎ着けた。  店舗面積は約7坪。カフェスペースを併設した店内には、テーブル6席を用意。外観は白壁と木張りで、店内は白や淡いモスグリーンの壁紙を使い、柔らかで優しい雰囲気の空間を演出。カフェスペースには写真集などの本を置き、来店客がゆっくりとくつろげるように工夫する。  商品は、発酵バターを使った「クロワッサン」(200円)やクロワッサン生地にチョコを入れた「パン オ ショコラ」(230円)など約25種類を取りそろえる。フランス産やカナダ産、北海道産などの10種類の小麦粉をパンによって使い分け、それぞれの特徴を出しているという。昼時には日替わりの「サンドイッチ」や「クロックムッシュ」(350円)、「タルティーヌ」(290円)などの総菜パンも用意する。  フランスのパン店ではケーキを扱うことが主流であることから、同様にケーキ […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2017.10.17

パリのどこにでもあるカフェのように

店内でつくられた焼きたてパンを気軽にイートインできるベーカリーショップ&カフェ。雑誌から文庫本、絵本まで多彩に置かれているので、ブックカフェとしても利用でき、一人でも子ども連れでも入りやすいのも魅力です。そして、夜はワインを片手にタルティーヌをといった、お酒も楽しめる場所にもなります。夜遅くまで開いているので、お腹を満たす1軒目として、仕事帰りに焼きたてのパンを買いに、といった使い方ができて便利。本やポスター、猫の手描きのイラストなど、どこか雑多な雰囲気が居心地よく、ついつい長居したくなるカフェです。 フランスで味わった舌の感覚を大切に オフィス街という顔と、複合施設や博物館のほか個性的なカフェやショップも多く出店している烏丸御池エリア。「Année(アネ)」は、そんな地下鉄烏丸御池駅から徒歩5分ほどにあります。近所にある手づくりパンがいただける「CAFE KOCSI(カフェ コチ)」の姉妹店で、2014年7月にオープンしました。 オーナーでパン職人でもある坪倉さんいわく、「カフェがとにかく好き。カフェ コチよりもっとパンの種類を置けるところがあればと探して、出会ったのがここでした」とのこと。そのため、アネはパンの種類が豊富で、購入はもちろん、充実したドリンクメニューとともに焼きたてパンをイートインできます。 また、ランチセットでは、食事にあうパンが3種類ほど好きなだけいた […]

パンのテーブル

2017.10.11

パンとの意外な組み合わせ

四条通に面した西院の店舗から、3年前の2014年に宇多野の閑静な住宅街に移転した隠れ家的ベーカリー。店名にあるように、通り沿いにある階段を降りると姿を現わすお店は、アンティークなインテリアに囲まれ、どこか外国に来たような感覚に包まれます。自然光が差し込む吹き抜けの店内に心地よさそうに並ぶのは、50~60種類のバリエーション豊富なパン。周囲は緑に囲まれ、休日にはハイキングやサイクリングの立ち寄りスポットとして訪れる方も。地域の方から遠方の方まで幅広い層のお客様に愛されるパン屋さんです。 キキダウンステアーズベーカリー 住所:京都府京都市右京区常盤御池町21-15 電話番号:075-275-4866 営業時間:7:00~18:00 定休日:月曜 店頭に並ぶすべてのパンを一人で手掛けているのは店長の中井俊則さん。「おいしさ=(イコール)食感だと思っているので、ふんわり柔らかい食感が味わえるパンを中心につくっています」と中井さんが語るように、誰もが食べやすいソフトなパンは子供から年配の方にも好評です。そんな中、少々異彩を放っているのが「ししゃもぱん」の存在です。誕生のきっかけは6年ほど前、中井さんが大好きなししゃもを食べているときのことでした。「ししゃもの塩っけは絶対パンに合うはず!」と思い立ち、そこから試作の日々が始まったのです。 合わせるパンは、塩味を引き立たせたいということで、サクサ […]

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2017.09.26

野々市にメロンパン専門店、北陸初出店 高級食材使い焼きたてにこだわり

 イオン御経塚店近くに9月23日、メロンパン専門店「Melon de melon 野々市御経塚店」(野々市市御経塚1、TEL 076-287-3877)がオープンした。  2015年に東京都文京区内に「千駄木店」として1号店をオープンした「Melon de melon」は、この2年で全国展開を続け、30店舗目となる同店で北陸初出店を果たす。店長の水野達弥さんは「地元である静岡県三島市に帰った際、三島広小路店に行列ができていた。並んで食べてみたところ、そのおいしさに感動し、まだ出店がない北陸地区でも多くの方に食べていただきたいと思った」と開店のいきさつを話す。  提供するのはヨーロッパ産のバターや小麦粉をふんだんに使った焼きたての「プレーンメロンパン」(190円)など。メロンパンだけでも「いちごメロンパン」「チョコチョコメロンパン」(以上210円)など常時9種類と季節限定商品数種類を販売する。生地にヨーロッパ産発酵バターを100%使った「クロワッサン」(180円)や「アップルパイ」(280円)も人気が高いという。  テークアウト専門の店舗は大きなメロンパンの看板が通りからも目立ち、「おしゃれでインスタ映えする店舗デザインも人気の一つ」と水野さん。「常に焼きたてで提供できるよう、焼き上がりの時間にも配慮し、作り置きはしないよう心掛けている。高級食材ならではの風味の違いを感じていただける […]

ニッポンのブーランジェ

2017.09.26

みやび亭 新井 雅也氏

東武伊勢崎線の羽生駅から市役所方向に歩いて15分、広い道路沿いにモダンな四角い店が見えてくる。「みやび亭」である。行列で名高い京都の人気ベーカリー「たま木亭」で修業した新井雅也シェフが、この地にパン屋をオープンして約3年半。美味しいパンが買える店として近隣の人々に親しまれている。 「みやび亭」とは一見、日本料理の料亭を思わせる店名だが、「美味しいパン屋さん」として地元で評判だ。中に入ると、前後左右の陳列棚にズラリと並ぶ本格的なパンが目に飛び込んでくる。このパンこそが京都の人気ベーカリー「たま木亭」で修業した新井シェフが、同店で習得した技術をふんだんに取り入れたレシピで焼き上げる渾身のパンである。 あの「硬焼きバター」180円(税別)や「洋風あんぱん」200円(税別)や「クリームクロワッサン」230円(税別)など、人気メニューがここで買える。カナダ産小麦を使った「マニトバ」220円(税別)などの食事パン、クルミやアーモンドなどをふんだんに盛りつけた「木の実のクロワッサン」240円(税別)などが勢揃い。お客様の目を引き寄せる。 そして自慢のパンを使った具材たっぷりのサンドイッチ類も揃う。昼時ともなれば、美味しいパンを求めて近隣の人々が押し寄せる。 しっかり焼かれた美味しいパンを見ていると、修業先の玉木潤シェフのパンに対する情熱をきっちりと継承していることを感じさせる。 人気メニューベス […]