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おいしいニュース

2017.12.15

ドンクグループでクリスマスフェア-限定パン、独伊の伝統菓子など

 ドンクグループ「ドンク」「ドミニック・ジュラン」「マリー・カトリーヌ」「ジャルダン・ド・フランス」と、「ジョアン」の5ブランド各店で行われているクリスマスフェアで現在、限定パンが販売されている。  本格的なクリスマスシーズンに突入し、売れ行きが順調だというドンクグループの4ブランドで販売する限定パンは、赤ワインを使ったビーフシチューを包み、チーズをトッピングして焼き上げた「赤ワイン仕立てのビーフシチュー」(270円)をはじめ、ペッパーチキン、ミニトマト、オリーブをのせ、クリスマスリースに見立てて焼き上げた「ペッパーチキンの彩りリース」(303円)、チーズクリームと酸味のあるミックスベリーを合わせ、ふんわりと焼き上げた「ふんわりベリーチーズ」(238円)、シナモン風味のアーモンドクリームとチョコチップ、オレンジピールを巻き込み焼き上げた「パン屋さん」のブッシュ ド ノエル「ブッシュ ド ショコラ」(281円)など6種。  「ジョアン」では「Joyeux Noel~ジョアンが贈るクリスマス~」と題し、サンタクロースや雪だるまをかたどったパンに加え、限定パンとして、「2種類のオリーブとレッドチェダーチーズのお食事パン」(648円、2分の1=324円)やバジル風味のチキンを包み、クリスマスカラーを取り入れ、トマトとオリーブをトッピングして焼き上げた「バジルチキン&トマトオリーブ」(303 […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.12.12

Pain Place CroÛton(パン プラス クルトン) オーナーシェフ 山本 友理さん

「Pain Place Croûton(パン プラス クルトン)」は、南海電鉄和歌山市駅から北大通りを南へ7分ほど道なりに歩いたところにあります。「食べ飽きないこと」、「健康によいこと」にこだわって、みなさまの毎日にそっと添えていただけるようなパンづくりを目指して、母娘2人で毎日焼きたてのパンを販売しています。 子どものころから料理をつくることが大好きで、将来は食に関わる仕事がしたいと思っていました。通っていた中学校の教室の窓からは料理教室の大きな看板が見え、毎日その看板を見ては「ここに入れば料理教室の先生になれるのかな」と考えていました。高校時代も料理への熱は冷めず、卒業後は短大の食物栄養科に進学。栄養士の資格も取得しました。 「将来こういうことがしたい」、「こんな仕事がしたい」と口に出すと、不思議と追い風が吹いてくる。昔から私には、そんなことが度々あります。短大時代のアルバイト先の社長が、中学校のときに毎日看板を眺めていた憧れの料理教室の校長と知り合いだったことから、在学中からそこで助手として経験を積むことができました。卒業後はそのまま就職し、次第に講師としてパンやお菓子の教室を任されるようになっていきました。結婚や出産を経ても大好きな料理の仕事を続けたいと、講師業のかたわら、レストランでの製パンも経験。それと並行して、自宅で趣味としてパンを焼いて友人などにプレゼント […]

パンのテーブル

2017.12.05

ベーカリーのランチボックス

手づくりの料理と自家製パンが人気のカフェから誕生したベーカリー。テイクアウトのほか、併設のカフェは平日朝8時(土曜は9時)からの営業で、いろいろなシーンで気軽に立ち寄ることができるベーカリーカフェです。ランチボックスは1000円(税込)で、予約もできます。 Factory(ファクトリー) 住所:東京都千代田区九段南 3-7-10 アーバンキューブ九段南1F 電話番号:03-5212-8375 営業時間:月曜~金曜8:00~22:00、土曜9:00~18:00 定休日:日曜 ファクトリーは、「麹町カフェ」で評判となった自家製パンの工場として2009年にオープンしました。店長の三浦隆広さんは、麹町カフェのベーカリー部門を担ってきた方です。パンの種類は25種類ほどあり、ハード系には自家製のレーズン酵母液や季節の野菜や果物から起こした液種、ルヴァン種を使い、長時間発酵でつくっています。 「窯から出したての熱々のパンがありますから、店内にカフェを設けて料理と一緒においしいパンの食べ方もご紹介しています。キッチンとベーカリー、つくり手同士がとても近い距離にいることが強みです」と三浦さん。 地域密着型のカフェとして、毎日通っても飽きないように日替わりで1週間分のメニューをつくり、それに合わせて日々つくっているパンにも様々な変更を加えています。「例えばサンドイッチに使う雑穀ブレッドは、はさむ具材に […]

おいしいニュース

2017.11.28

秋田・道の駅うごで新商品試食会 「きんぴら塩パンサンド」など5種

 「道の駅うご 端縫いの郷(はぬいのさと)」(羽後町)で11月28日、新メニューの「商品モニター試食会」が行われた。  火曜と日曜に限定販売している塩パンやクロワッサンを使った総菜パンなどの試作品を提供した同イベント。  この日は、周辺の近隣市町村から公募で集まった15人の一般消費者が参加した。同施設では今回得た意見を参考に新商品に改良を加え、12月中の販売開始を目指す。  この日用意した商品は、羽後産のゴボウとニンジンを使った「きんぴら塩パンサンド」、秋田牛を甘辛く煮た「すき焼き塩パンサンド」、いぶりがっこのタルタルソースを挟んだ「照り焼きチキン塩パンサンド」、羽後産の五葉豆を砂糖としょうゆで甘辛く味付けした「クルミと五葉豆のデニッシュ」、クロワッサンに人気商品のジェラートを挟んだ「クロジェラ」の5種。  参加者からは「お肉を小さくして食べやすくしてほしい」「羽後の特産ということを分かりやすく伝えてほしい」「タルタルソースは食感が良い。『いぶり感』をもっと出してほしい」などさまざまな意見が寄せられた。  4人グループで参加した羽後高校の生徒は「クロジェラがコーンやカップで食べる時とは違う食感が楽しい。今日は『はさがけ米』のジェラートだったけど違う味も食べてみたい」と話す。  商品開発担当者の伊藤歩美さんは「通常はジェラートの製造をしているが普段から産直コーナーに並ぶ素材を意識して […]

おいしいニュース

2017.11.26

小田原で長すぎるドッグと評判の「ジョイドッグ」 長さほぼ42センチ

 社会福祉法人永耕会「デイセンター永耕」のパン製造部門「パン工房ジョイ」(小田原市永塚)が販売を開始した「ジョイドッグ」(350円)が、長すぎるドッグパンとして注目を集めている。  その長さはほぼ42センチ。パンのおいしさとソーセージのおいしさを充分に味わってもらうことができる長さで、発売と同時に話題になり、「1人で食べるとガッツリと味わえる」「お酒にも合うので大人の味」「2人で食べてもなぜかちょうど良い」と好評。  仕入れるソーセージメーカーで現在作れる長さが42センチ。開発はこの長さとの戦いで、製造過程でいくつかの工夫が施されている。同時期にタラコとジャガイモのサラダをそのままパンにした「タラモサラダぱん」(120円)も発売したが、話題性で「ジョイドッグ」の陰に隠れている状態という。  パン事業を推進する三浦昌弘さんは「クリスマスなどパーティーの機会も増えることから開発されたジョイドッグ。1人でも2人でも思う存分食べられるように開発。パーティの時には自由な長さに切って楽しみながらソーセージとパンの味を楽しんでもらいたい。ワイン、シャンパンなどにも最適」と話す。 (小田原箱根経済新聞)

おいしいニュース

2017.11.16

五反田TOCビル近くにベーカリー「アールベイカー」 80種類のパンと4種類のコーヒーを用意

 東京五反田TOCビル近くに10月20日、ベーカリーカフェ「R Baker Inspired by court rosarian(アールベイカー インスパイアードバイコートロザリアン)」(品川区西五反田7、TEL 03-6417-4813)がオープンした。同ブランドを展開するのは、イートアンド(東品川4)。品川区への出店は初。  第二京浜沿いの大型ビル1階のコンビニ跡。オフィス街の中でも、「非日常的な癒やし」を提供する空間になるよう、壁やテーブル周りに多くの観葉植物を配置している。入り口から、パンを焼くキッチンの様子も見られるようにした。店舗面積は60坪、席数は54席。  同店のこだわりは「非日常と五感を刺激するライブ性」。店長の石塚達也さんは「パンを焼く音、コーヒーの匂い、店内の雰囲気、そして実際に触って食べること。ここにいる時間を五感で楽しんでいただければ。パンを食べて幸せな気持ちになってくれるお客さまのことを想像しながら、1個のパン、1杯のコーヒーにもこだわっている」と話す。  約80種類のパンすべてを店内で焼き上げている。バラを発酵させて育てたバラ酵母を使っているのが特徴。メニューは「やわらか牛肉カレーパン」(220円)や「手作り明太フランス」(240円)、「噂(うわさ)のあんバター」(250円)、「もちもちくるみパン」(200円)、「ハースアラカルト」(350円)など。 […]

ニッポンのブーランジェ

2017.11.14

ブーランジェリー・ヌクムク 与儀 高志氏

田園都市線三軒茶屋駅から茶沢通りを歩くこと8分。ベーカリーカフェ「nukumuku」(以下ヌクムク)が見えてくる。練馬で超人気店「ヌクムク」を展開していた与儀高志シェフが、この地に移転して1年。美味しいパンと、カフェメニューが味わえる店として親しまれている。 看板には「nukumuku」と書いてあり、夏季限定のかき氷の旗がひらめくここは、パン屋というよりハンバーガー店かと思う外観だ。中に入ると1階はベーカリー、2階はカフェで、料理とパンそしてお酒も楽しめる。 1階をのぞくと平台と陳列棚には、与儀シェフ自慢のパンがズラリと並ぶ。夏場は春、秋と比べたらアイテム数は半分ぐらいというが、それでも70~80アイテムが揃う。 平台には人気の「奥久慈卵のクリームパン」210円(税別)や、「フランスパンドーナツ」230円(税別)。福岡のかねふくの明太子を使った「明太フランス」170円(税別)など、こだわりのパンが並び、お客様の眼を惹き付ける。 中村橋の店でも大人気だったもちもちの食パンや「長時間熟成バゲット」300円(税別)、こだわりの具材をたっぷりのせたタルティーヌは道路側の陳列棚に、そして人気のコッペパンサンドやバゲットサンドは奥の棚に並ぶ。そこにはボリュームたっぷりの「焼きそばパン」330円(税別)もある。そのどれもが個性的で完成度が高く、三軒茶屋のパン好きたちをうならせる。 パン生地はもと […]

パンを楽しむ美食の足し算

2017.11.07

バターの達人に聞く、パンとバターのマリアージュ

もとはイタリアンのコックとして、同社直営のレストランで腕を振るったのち、サービス、マネジメント部門を担当。「パンとスイーツとバターの専門店」をコンセプトにしたベーカリー「BREAD&BUTTER FACTORY」の新規出店に携わり、さまざまなバターと出会い、見識を深める中で、「料理もパンもお菓子も、バターによって味わいがまるで違ってくる」ことを実感。プライベートでも、お酒のお供にバターが欠かせないそうです。 近年、フランス産のバターのおいしさについては、エシレなどのブームを通して広く知られるようになりました。日本での一般的なバターとフランス産との大きな違いは、フランス産のバターのほとんどが、伝統的に「発酵バター」であることです。「発酵バター」は、生乳の生クリーム成分に乳酸菌を加え、発酵させた後にバターに練りあげるため、乳酸菌発酵による独特の味わいと旨み、香りが生まれます。また、テロワールを重視するフランス産バターは、地方や生産者ごとに香りや味わいにもはっきりと個性が表れ、同じバターであっても豊かなバリエーションが広がっています。パンとバターは、ごく当たり前の組み合わせだと思われるかもしれませんが、バターを変えれば、おいしさもまた全然違ってくる…そんな発見をぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。今回パンに合わせるバターとして、ぜひ試していただきたいのが「セル ドゥ メール」で […]

おいしいニュース

2017.11.02

岡山駅前にメロンパン専門店 焼きたての熱々メロンパン販売

 岡山駅前商店街入り口付近に10月11日、メロンパン専門店「メロン・ドゥ・メロン岡山駅前店」(岡山市北区駅前町1、TEL 086-234-5557)がオープンした。岡山県での出店は初めて。  「メロン・ドゥ・メロン」は2015年、東京都文京区で初出店。岡山駅前店は全国で30店舗目。岡山駅前商店街の入り口から北へ約20メートル、中華料理店「南京楼」を改装して出店した。岡山駅に面した通り沿いにメロンパンのオブジェやイラストを掲げている。  同店は「焼きたて」を提供できるようこだわっている。店長の渡辺秀樹さんは「オーブンから出して間もない熱々のメロンパンを食べてみてほしい。すぐ食べる場合は焼きたて、持ち帰りの場合は粗熱をとって形が安定したメロンパンを提供している」と話す。焼き上がり時間は売り上げ実績を踏まえて綿密に計画し工夫しているという。  同店では8~9種類のパンを店頭に並べる。人気商品は、卵をふんだんに使ったブリオッシュ生地にグラニュー糖で表面をカリカリに仕上げた「プレーンメロンパン」(190円)、生地と表面にチョコレートを混ぜ込んだ「チョコチョコメロンパン」、表面に抹茶を使った「宇治抹茶メロンパン」(以上210円)の順。季節のメロンパン1種は月替わりで、10月は「かぼちゃメロンパン」(210円)、11月には「安納芋メロンパン」を提供予定。メロンパンのほか「アップルパイ」(280円 […]

おいしいニュース

2017.11.01

屋久島にかまどカフェ まきで焼いた自家製酵母パンをサンドイッチに

 屋久島町に10月23日、「竈(かまど)カフェAperuy(あぺるい)」(屋久島町安房、TEL 080-8588-5288)がオープンした。  かまどで焼いたパンやパンケーキをサンドイッチにして提供する同店。屋久島の魚の薫製や卵、九州産の無添加ウインナーや野菜を挟んだサンドイッチ(400円~)は3種類。敷地内で収穫した野菜や果物を使ったサラダや、焼き菓子とともにランチボックス(800円)にして提供する。店舗前の庭や軒下で食べることができ、スイーツ(200円~)や飲み物(300円~)のみでも販売する。  店主の田中阿弓さんは、2008年に移住。2011年にパン店を開業するも妊娠出産などを機に閉店し、友人と共同で「森のようちえん」の運営に取り組んできた。「ようちえん」の運営が軌道に乗り、子育てのめどが付いたこと、スイーツ作りを担当する濱田梓さんと出会ったことで、念願であったカフェのオープンに至った。  「慣れてしまえば、かまど調理は難しくない。自分たちが楽しいと感じる範囲でエネルギーや食料を自給して、その楽しさを多くの人に伝えていきたい」と田中さん。  移住10年目となる来年には、カフェの隣にゲストハウスも開業予定。  営業時間は10時~15時。火曜定休。 (屋久島経済新聞)

おいしいニュース

2017.10.17

新高円寺のパン店が「ウサギ型シュトーレン」 クリスマスに向け予約受け付け

 新高円寺の「ベーカリー 兎座(うさぎざ)LEPUS(レプス)」(杉並区梅里)が10月20日、ウサギ型シュトーレン「シュ兎ーレン」の予約受け付けを始める。  「和×パン」をテーマに、ウサギをモチーフにしたパンや総菜パンなどをそろえる同店は3月2日にオープン。開店当初から「ウサギ型食パン」が話題となり、高円寺の人気のパン店となった。  ウサギ好きの店主、東山伊織さんがクリスマスに向けて製造するという同シュトーレン。シュトーレンはクリスマスに食べるドイツの伝統菓子で、キリストの生誕を祝うお菓子とされ、生まれたばかりのキリストが布にくるまれた姿をイメージして作られたといわれる。    「シュ兎ーレン」は材料に5種のフルーツと4種類のお酒、7種類のスパイスを混ぜ合わせて作る。フルーツに均等にスパイスとお酒が漬かるよう1カ月間毎日攪拌(かくはん)し、そこからさらに1カ月寝かせて使う。東山さんは9月から準備をしてきた。  「シュ兎ーレン(単品)」(800円)は店頭受け取りのみ購入可能。「シュ兎ーレン2個セット箱入り」(1,800円)は宅配便による配送が可能。予約受け取り200個、店頭販売100個、配送100個(50セット)の計400個の製造を予定するという。  東山さんは「ツイッターでお知らせしたところすでに反響をいただいている。手のひらサイズのかわいい『シュ兎ーレン』をお家に連れて帰っていた […]

パンのテーブル

2017.10.11

パンとの意外な組み合わせ

四条通に面した西院の店舗から、3年前の2014年に宇多野の閑静な住宅街に移転した隠れ家的ベーカリー。店名にあるように、通り沿いにある階段を降りると姿を現わすお店は、アンティークなインテリアに囲まれ、どこか外国に来たような感覚に包まれます。自然光が差し込む吹き抜けの店内に心地よさそうに並ぶのは、50~60種類のバリエーション豊富なパン。周囲は緑に囲まれ、休日にはハイキングやサイクリングの立ち寄りスポットとして訪れる方も。地域の方から遠方の方まで幅広い層のお客様に愛されるパン屋さんです。 キキダウンステアーズベーカリー 住所:京都府京都市右京区常盤御池町21-15 電話番号:075-275-4866 営業時間:7:00~18:00 定休日:月曜 店頭に並ぶすべてのパンを一人で手掛けているのは店長の中井俊則さん。「おいしさ=(イコール)食感だと思っているので、ふんわり柔らかい食感が味わえるパンを中心につくっています」と中井さんが語るように、誰もが食べやすいソフトなパンは子供から年配の方にも好評です。そんな中、少々異彩を放っているのが「ししゃもぱん」の存在です。誕生のきっかけは6年ほど前、中井さんが大好きなししゃもを食べているときのことでした。「ししゃもの塩っけは絶対パンに合うはず!」と思い立ち、そこから試作の日々が始まったのです。 合わせるパンは、塩味を引き立たせたいということで、サクサ […]

パンを楽しむ美食の足し算

2017.10.03

缶詰の達人に聞く、パンと「缶つま」のマリアージュ

国分グループ本社株式会社 マーケティング開発部開発一課兼業務課主任 「ROJI日本橋」担当 阿部 奈由さん 「K&K」のロゴマークでおなじみの国分グループ本社に入社後、営業職などを経て、現在は国分ブランド商品の開発をフォロー。同社創業300周年を機に誕生したセレクトショップ「ROJI日本橋」を立ち上げから担当。「国分ブランド商品を、宝石を扱うように大切にお客様にお売りしたい」という会長の命を受け、女性だけでチームを組み、2011年にオープン。ショップイメージから店舗レイアウト、包装紙などの細部に至るまで女性目線を生かした店づくりをされています。 「缶つま」は、パカッと開けるだけでお酒にぴったりのおつまみを楽しめる缶詰です。2010年に14種類を発売開始。現在は100種類近いアイテムを揃えています。 缶詰といえば「長期保存できる非常食」、「何もないときに缶詰を開けて済ます」というイメージが強かったですが、「グルメ缶詰」という新しい切り口が静かなブームに。多少お値段は張っても、こだわりの食材を使った、お店で出されるようなおいしいおつまみ料理を缶詰で手軽に、というスタイルがすっかり定着しています。 ウニやふかひれ、あわびといった高級食材を使用した「缶つま極(きわみ)」、洋風おつまみ「缶つま★レストラン」、桜のチップで燻製した「缶つまSmoke(スモーク)」など多彩なシ […]

おいしいニュース

2017.09.27

西武池袋本店で「カレーパン博覧会」-180種、3万個超集結

 西武池袋本店別館2階の特設会場「西武ギャラリー」で9月29日(金)13時より3日間、「カレーパン博覧会2017」が開催される。主催は日本カレーパン協会。  2016年3月に初開催され、話題を集めた同イベント。同店でも日本カレーパン協会の協力の下、グランプリ受賞パンやお薦めパンなどを展開するフェアをデパ地下で行った。2016年8月のフェアでは14ブランド25種類を集め、連日16時ごろには完売状態となり、7日間の開催で7500個を販売。今年4月には13ブランド21種類を日に2回集め、18時ごろには完売し、同期間で1万800個を販売した実績を持つ。  「博覧会」として2回目となる今回。約600平方メートルの会場には、西武池袋線・山手線沿線を中心に、街のパン店をはじめ、ホテルメード、3つ星シェフ監修など約180種、3万個を超えるカレーパンを展開。同イベントならではの新作や会場限定企画品、大手食品メーカーとのコラボ品なども用意する。会場では、事前に行われる「カレーパングランプリ2017」各部門受賞結果を発表。併せて「2017ベストカレーパニスト(最もカレーパンが似合う著名人)」も発表する。入場無料。全品各日売り切れ次第終了となる。  今回初登場するのは、「神戸ビーフ食品直営店 鉄板焼き銀座888」の、冷めても固くならない「タピオカでんぷん粉」を使った「神戸牛カレーパン」(1個432円)をは […]

おいしいニュース

2017.09.20

北青山「ウマミバーガー」がメニュー刷新 「インスタ映え」など女性客意識

 北青山の商業施設「Portofino」(港区北青山3)内の米LA発ハンバーガーレストラン「UMAMI BURGER(ウマミバーガー)青山店」(TEL 03-6452-6951)が9月16日、オープン後初となるメニューの大幅リニューアルを行った。  2009年にLAで創業した同ブランドは、店名の由来にもなっている「うま味を最大限に引き出す調理法を確立し作るハンバーガー」が特徴。今年3月、米国外初出店として青山店がオープンした。オープン以降7~8割が女性客であることから見た目にもこだわったメニューや日本限定バーガー新たに加えたほか、一部既存メニューもマイナーチェンジしたという。  新たな日本限定バーガーとして、みそメープルベーコンやタマネギ、アメリカンチーズを挟みバーベキューソースで味付ける「U-BBQ(ウマミバーベキュー)BURGER」(1,598円)を作ったほか、米本国で提供しているクリスピーチキンにコールスローなどを挟む「CRISPY CHIKEN BURGER」(1,382円)も新たにラインアップする。  このほか、白身魚(マダラ)のフライをロメインレタスに包んで食べる「MISOYAK BUTTERFISH」(918円)、近年人気を集めているパクチーやベビーリーフ、トマトなどの野菜をオリジナルのセサミドレッシングをあえた「CILANTRO SALAD」(978円)、「インスタ […]

パンのテーブル

2017.09.20

夏こそおいしい!冷やしておいしいパン

活気のある高円寺の商店街にあるベーカリー。地元で18年間愛されてきたベーカリーがオーナーチェンジし、2017年2月に「ブーランジェリー ル・リアン」と店名も新たにオープンしました。ソフトな食感のホテルブレッドやプルマン(山食)など昔から親しまれてきた食事パンをはじめ、酵母種を使い発酵にじっくり時間をかけてつくるベーグルやカンパーニュ、ライ麦パンなども曜日限定で加わります。 ブーランジェリー ル・リアン 住所:東京都杉並区高円寺南3-21-14 電話番号:03-3315-5567 営業時間:10:00~19:00 定休日:水曜 オーナーシェフの溝口純一さんは、「シェ・リュイ」、「ダロワイヨ・ジャポン」での修業を経て自らの店を始める際に、業者さんからこの店舗物件を紹介されました。この場所で長年ベーカリーを営んできた店主さんが、事情で店をたたむことになったこと、たくさんの常連さんがいて、それぞれに長く食べ親しんできたパンがあったことを知り、7割の商品をほぼ元のままの形で引き継ぎ、再現することにしたそう。 「以前の店主さんがつくっていたのは、誰でも安心して、気軽に毎日食べていただける、買いやすい価格のおいしいパン。それは私が今までやってきたこと、これからやろうとしていたことと一致していました。店名は変えましたけれど、地域に根差したパン屋として、昔から店に来てくれていたお客様を大切にしたほう […]

おいしいニュース

2017.09.15

新宿の書店で絵本「おじいちゃんとパン」コラボカフェ復活 再現トースト提供

 新宿の小田急百貨店(新宿区西新宿1)本館10階にあるカフェ併設型書店「STORY STORY(ストーリーストーリー)」(TEL 03-6911-0321)で現在、絵本「おじいちゃんとパン」の中に登場するメニューが食べられるコラボカフェが開催されている。  同書は、コミック「ごはんのおとも」などの著作がある作家、たなさんが初めて手掛けた絵本作品。毎日食パンに甘いものを塗って食べる祖父と、そのパンを楽しみにする孫の成長が食パンレシピと共につづられている。  同店を運営する有隣堂は、6月の刊行に合わせ、同コラボカフェを新宿ほか、秋葉原と平塚の店舗で展開し、絵本に登場する「イチゴジャムトースト」「あんバタきなこトースト」「マシュマロトースト」から1種類を各店で提供した。反響も大きく、今回復活した。  版元のパイインターナショナルの北山さんは「6月に開催した時は、それぞれの店で提供メニューが違うので、3店舗回って全種類食べてくださったお客さまもいらした」と話す。  「もともとたなさんのコミックファンの、20~40代の女性を中心に、『子ども時代に読んだけれど、大人になってからは初めて絵本を手に取った』というお客さまの声もあった」とも。  前回イチゴジャムトーストを提供した同店は、「あんバタきなこトースト」を提供する。カフェ壁面にはパンの形のパネルやモビールなどをあしらい、食品サンプルなども展 […]

おいしいニュース

2017.09.13

吉祥寺にベーカリーカフェ「キャラブレッド」2号店 「くまのがっこう」とコラボ

 絵本「くまのがっこう」とコラボレーションしたパンとドリンクを提供する「CHARABREAD(キャラブレッド)吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-5135)が9月13日、吉祥寺の井ノ頭通り沿いにオープンした。  同店はバンダイ(江東区)が2015年11月、大阪の「EXPOCITY(エキスポシティ)」に1号店としてオープンした直営のベーカリーカフェ「CHARABREAD」の2号店。「CHARABREAD」はバンダイが作った造語で「キャラクター(CHARA)+パン(BREAD)」のこと。キャラクターとコラボしたパンを意味し、ブランド名でもある。大阪以外への出店は吉祥寺が初めてだが、9月6日、吉祥寺にオープンした「Rascal Bakery by CHARABREAD(ラスカルベーカリー バイ キャラブレッド)」は姉妹店となる。  同店で販売する「くまのがっこう」とのコラボメニューは大阪で販売しているもので、期間は10月までだったが吉祥寺店オープンに合わせて2018年1月まで延長された。  店舗面積は61.03平方メートル。パンは専用の厨房で焼き上げる。テークアウトのみで、ドリンクは販売用のカウンターから提供する。オリジナルグッズを並べる棚も設置する。  メインのパンは大阪EXPO CITY店での好評を受けて復活したという手のひらサイズのミニパン。吉祥寺店限定はチョ […]

おいしいニュース

2017.09.13

ドンクで「推しパングランプリ」-「朝食におすすめのパン」が130店舗からエントリー

 「ドンク」全130店で現在、「ドンク日本一のパン」を決める「第6回推しパングランプリ」が開催されている。  「推しパングランプリ」は、共通のテーマに沿ったオリジナルパン(=推しパン)を開発・販売し、店舗ごとに利用客からの人気投票を競いグランプリを決める企画。2012年に始め、6回目となる今回は「朝食におすすめのパン」をテーマに、各店オリジナルの「推しパン」を1品ずつエントリーする。  各店がエントリーする「推しパン」は、博多阪急店=雑穀とフルーツを使い、グラノーラをイメージして作った、ちぎって食べる「モーニングブレッド~フルーツ&シリアル~」(1個540円、2分の1=270円)、八王子セレオ店=ふわふわのスクランブルエッグにブラックペッパーを利かせ、ベーコンを敷いて焼き上げた食べ応えある「こだわりベーコンエッグ」(1個281円)、富山大和店=メープルシロップとバターをのせた、しっとりふわふわモチモチした食感が特徴のパンケーキ型のパン「メープル香るパンでケーキ」(216円)など。  投票までのシステムは、各店の店頭で「推しパン」を試食し、おいしいと感じたら「おいしいね!」シールを専用ボードに貼って投票。各店での販売個数と利用客投票数(店舗とホームページ)により順位を決定。上位に選ばれた商品を10月末に発表する予定。  実施期間は今月24日(日)まで。 (デパチカドットコム)

竹谷さんだから聞ける パン職人の理想と挑戦

2017.09.05

ベケライ・ダンケ 杉山 大一さんー後編

竹谷  全国にパン職人仲間が多いともお伺いしています。それはどんなところから広がっていったのでしょうか? 杉山  「カリフォルニア・レーズンベーカリーコンテスト」などへの参加がきっかけですね。熊本『タンドルマン』の渡辺裕之さんや、福岡『木輪』の芳野栄さんなど、さまざまな人と出会うことができました。 竹谷  2000年の「第9回カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、2002年には鉄人大賞を受賞するなど、しっかりと成績も残しつつ、参加者との繋がりも大切にされているのは、とてもいいことですね。杉山さんは、コンテストに応募する目的をどのようにお考えですか? 杉山  静岡県という場所にいると、どうしても自分のレベルが今どの辺りなのかが、わかりにくくなってきます。コンテストに参加することで自分の実力を試すという意味が一番大きいですね。 竹谷  ご自身がコンテストに参加するだけでなく、「全国高校生パンコンテスト」 実行委員長も務められていますね。こちらの活動についても教えてください。 杉山  江戸時代、日本で初めて兵糧パンをつくったとされる静岡県伊豆国韮山の代官・江川坦庵公の功績を讃えて「パン祖のパン祭」というイベントを2007年から開催しています。そのメインイベントが「全国高校生パンコンテスト」です。2017年には11回目を迎え、部門も4部門に増やして […]

おいしいニュース

2017.08.28

エキマルシェ大阪にシドニー発パイ専門店「パイフェイス」関西一号店

 JR大阪駅の商業施設「エキマルシェ大阪」に8月30日、パイ専門店「パイフェイス」(大阪市北区梅田3、TEL 06-6344-6226)がオープンする。運営はダスキン(吹田市)。    「オーストラリアの国民食」と呼ばれるミートパイを中心に、特徴的なフェイスマークを描いた円状のパイを販売する同店。  2003年にオーストラリア・シドニーで誕生し、現在ニュージーランド、韓国など7カ国で約48店を展開する。国内では2015年10月に神奈川県川崎市に1号店がオープンし、同店で4店舗目。  店内は、壁面をレンガや木目を生かしたデザインで装飾し、くつろぎやすい空間を演出する。店舗面積は約74平方メートル、席数は33席。店内のショーケースにパイを並べ、テークアウトにも対応する。ターゲット層は20代~40代の女性。  メニューは、ミートパイ「クラシックミンスビーフ」(421円)、角切り牛肉が入ったパイ「チャンキーステーキ」(421円)などセイボリー(総菜)パイ(直径10センチ)を7種類、2種類のチョコを使ったパイ「チョコ&チョコレート」(280円)、アップルパイ「りんご」(302円)などスイーツパイ7種類(直径9センチ)を用意する。  ドリンクは、フェイスマークをラテアートで描いた「パイフェイスラテ」(410円)や「パイフェイスモカ」(421円)など19種類。フェイスマークは4種類あり、 […]

パンを楽しむ美食の足し算

2017.08.08

パテの達人に聞く、パンとパテのマリアージュ

パテ屋 店主林 のり子さん大学で建築を学んだ後、ロッテルダム、パリ、東京にて建築事務所勤務。ヨーロッパの食文化に触れ、好物のレバーペーストやパテが家庭でもつくることができると知って、パテづくりにのめり込む。1973年4月東京・玉川田園調布に「パテ屋」をオープン。庭の緑に囲まれた、小屋組みの店舗とその奥にある厨房は、開業のころから変わらない佇まい。若いスタッフたちと一緒にパテや洋風総菜をつくる傍ら、世界中の気候と風土と食のつながりを探求している。著書に「パテ屋の店先から、かつおは皮がおいしい」(発行:アノニマ・スタジオ)がある。 レバーや肉のパテ、テリーヌは、世界中の肉食をする地域ではどこでも見かけられる保存食です。この店は、私がアメリカで手づくりのレバーペーストをごちそうになり、自分でもつくってみたのがそもそもの始まりです。子どもたちの離乳食にもなりましたし、知人にも好評で、だんだんにつくる種類や量が増えていき、道具を揃え、ついに「パテ屋」として開業することになりました。当店の「レバーパテ」の材料は、新鮮な鶏レバーと野菜、ローリエと塩だけ。大量の玉ねぎとセロリとねぎをオーブンで焦げる寸前までローストし、甘みは出さずに香ばしさだけをひき出します。丁寧に血抜きをした鶏レバーをこの野菜と合わせてペースト状にし、鋳物の型に入れてオーブンで蒸し焼きに。塩分は1.5%ほどで、新鮮なレバーには、 […]

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2017.07.28

立川に「ビストロ アペロ」 フランス料理と自家製パン・スイーツ提供

 立川にビストロ「Bistro Apéro(ビストロ アペロ)」(立川市高松町2、TEL 042-848-5891)がオープンして2カ月がたった。  子どもの頃から「コックになりたい」という夢を持っていたというオーナーシェフの木下泰明さんはレストランで7年フランス料理を修業後、結婚式場で3年経験を積み、今年5月に同店を開いた。「店を開くなら小学生の時から住む大好きな立川に」と決めていたという。店舗面積は約13.5坪。席数はカウンター4席とテーブル3卓で、計12席。  店名の「アペロ」は「帰宅前に一杯やっていこう」というフランスの誘い文句。店は立川通りに面し、帰宅途中に通る人も多い。「通りながら気になっていた」と立ち寄る夫婦やカップルが多いという。  木下さんは「料理は簡単なことでも手を抜くと味が変わってくる。見せかけの料理ではなくしっかりしたものを作りたい。食べてもらえばお客さまにも分かってもらえると思う」と話す。ディナーは「鶏ももコンフィ」(1,300円)や「肉テリーヌ」(900円)などフランス料理を中心に9種類。全てがお薦めメニューだと木下さん。「料理は熱々がおいしいので、コンフィやキッシュなど中まで熱々な状態で提供する」とも。  「料理はフランス料理でも、日本の食材を使い、作る人、食べる人は日本人。その意識を大切に、組み合わせなどを考えている。お茶漬けをフランス […]

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2017.07.26

松本・芳野に食パン専門店「乃が美」 焼かずに食べる「生食パン」、県内初出店

 松本・芳野に6月28日、食パン専門店「乃が美 はなれ松本店」(松本市芳野、TEL 0263-87-0662)がオープンした。  「乃が美」は2013年創業で、大阪・上本町に総本店を構える食パン専門店。全国に50店舗以上を展開し、県内では同店が初出店となる。  販売するのは「乃が美の『生』食パン」(レギュラー・2斤=864円、ハーフ・1斤=432円)。卵を使わず、生クリームの自然な甘みを生かし、併設の工場で毎日焼き上げる。同商品は、国内最大級のパン専門コミュニティーサイトが選ぶ「パンオブザイヤー2016食パン部門」の金賞を受賞。雑誌「&Premium(アンドプレミアム)」では「日本の食パン名品10本」にも選ばれている。齊藤岳淑店長は、「トーストせずに、そのままちぎって食べてほしい。『生』食パンのおいしさを感じてもらえると思う」と話す。  オープン初日には、100人ほどが並んだという。「本店が大阪ということもあってか、長野での知名度はまだまだ。これから広げていければ」と齊藤さん。今後は、長野市や上田市にも出店を予定している。  交通の便がよく、駐車場が確保できる場所として、国道沿いを選んで出店。「普段使いのほか、お土産や差し入れなど、贈るアイテムとしても人気が高い。まずは一度、『生』食パンを食べてみてほしい」とも。  営業時間は11時~19時。火曜定休。 (松本経済新聞)

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2017.07.26

倉敷・連島に「パン喫茶 アトリエ」 「子連れにも優しい店」目指す

 倉敷・連島に「パン喫茶 アトリエ」(倉敷市連島町鶴新田、TEL 080-1942-8080)がオープンして半年が過ぎた。  今年1月にオープンした同店。「子ども連れでも入りやすい喫茶店&パン店」をモットーに、キッズスペースやおむつ替えコーナーを備える。店舗面積は25坪。席数は19席。  パンは、ベーグル約10種(183円~)、「クリームパン」(172円)、「くるみパン」(108円)、「あんぱん」(151円)など。週末・祝日限定でバゲットやベーコンエピなどのハード系パンも提供する。  軽食メニューは、ベーグルトーストの「モーニングセット」(496円)、「ベーグルサンド」(648円)、2日間煮込んだ「カレーライス」(702円)など。プラス216円で、自家焙煎(ばいせん)コーヒーやオレンジジュースなどのドリンクが付く。  店主の堀雄策さんは10年ほど前から会社勤めの傍らで趣味としてパンを焼いていたが、出店のため退職して本格的に製パン技術を学んだ。妻の宏美さんも店に立ち、ケーキ製作なども担当する。天井の塗装、床貼り、壁紙貼り、しっくい塗り、カウンター製作などは堀さん夫婦の手作業によるもの。  「我が家にも1歳半の子どもがいて、外食する時に困ったり、『こういうのがあったらいいな』と思ったりすることがある。その経験を生かして『かゆいところに手が届く』店づくりを心掛けたい」と宏美さん。  雄策 […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2017.07.25

朝に夕に、寄り道したくなるビストロ

カフェのように軽快な空間で、開店から14時まではパン、焼き菓子やブランチメニューを。18時からはワイン&フランス料理で、軽く1杯からしっかりコース、ドリンクペアリングまで、自由に、気ままに味わうことができる店です。オーナーは、「トロワグロ」でパティシエとして腕を振るった後藤裕一さんとフレンチシェフの原太一さんのお2人。日々の暮らしの中で、ここに立ち寄ってお腹を満たし、ほっと息抜きできるように、そしてフレンチをまだ味わったことのない人にとっては気軽な入り口に……店名の 「PATH」にはそんな想いが込められています。 手仕事から生まれる、パンと焼き菓子と料理 店頭に木のベンチとテーブルがあるほかは、看板なども出ていませんが、朝8時の開店を待っていたかのように次々とお客様がお店に入っていきます。キッチン前のカウンターには焼きあがったばかりの焼き菓子たちが並べられ、マドレーヌはプックリふくらんだおへそに朝の光を浴びてスタンバイ。オーブンの中ではクロワッサンとパンオショコラが刻々と色づきながらバターの香りを放散させています。 「パンもお菓子も料理も、奇をてらったものはありません。食材の産地やオーガニックなどにも頑なにとらわれるのでなく、まっとうなものを使ってどのようにおいしさを表現するかが僕たちの仕事」と後藤さん。大切にしているのは、人の手がかかわっているからこそ生まれる、温かみ、心地よさ、 […]

パンのテーブル

2017.07.19

魅惑のフルーツサンド

東急目黒線と大井町線が乗り入れる「大岡山駅」の近くにあるベーカリー「イトキト」。フランス料理店でも学んだ店主が営むフレンチスタイルのお店です。フルーツサンドだけでなく、さまざまな種類のバゲットサンドなど、鮮度にこだわったパンが地域住民から愛されています。 イトキト(itokito) 住所:東京都大田区北千束1-54-10 佐野ビル1F 電話番号:03-3725-7115 営業時間:[火~金]10:00~20:00/[土曜・祝]10:00~19:00 定休日:日曜・月曜 かつてはデザイナーだったという勝野真一さん。中目黒で人気のベーカリー「ラ・ブランジェ・ナイーフ」(※現在は世田谷で営業)でパンづくりを学び、その後、フランス料理店でも修業を重ねたのち、2007年に「イトキト」を開業しました。モットーは『平凡だけど飽きのこない味』だといいます。 「食パンは毎日食べるもの。奇をてらったものというのは、すぐに飽きられてしまいます。当店の食パンと他の食パンと食べ比べてみると、最初は違いがわからないかもしれません。でも、何回も食べていくうちに『あ、こっちの方が飽きないかも』と思ってもらえるパンを常に目指しています」 そしてもうひとつ、勝野さんが大切にしているのが『どこにでもあるパンはつくらない』こと。季節ごとに具材が変わる人気のフルーツサンドでも、基本である食パンにこだわるのはもちろんのこと、 […]

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2017.07.14

小田原のパン工房で「コーラあんパン」発売 おいしくてインパクトもある商品

 2016年に「ラムネあんパン」を販売し注目された「パン工房ジョイ」(小田原市曽我岸)が7月19日、「コーラあんパン」を発売する。  社会福祉法人永耕会「デイセンター永耕」(小田原市曽我岸)のパン製造部門である同店。「食べておいしく見て楽しい」をモットーに商品を開発。「ラムネあんパン」から始まり「コーヒーあんぱん」「ラーメンぱん」「煮卵パン」「小田原いちごあんぱん」「焼売パン」などを開発。いずれもヒット商品となりメディアにも取り上げられてきた。  同店の三浦昌弘さんは「今回の『コーラパン」は『ラムネあんパン』に続くモンスターぱん。コーラと餡(あん)の融合に時間をかけて開発した。小田原の鈴木製餡所との連携で完成した餡で両社にとって自信作。おいしくてインパクトもある商品に仕上がった」と経緯を話す。  コーラの旨みを再現するため試作を繰り返しているときに三浦さんは「このパンを食べるとコーラを飲みたくなることに気がついた」と話す。それもひとつの特徴と割り切り発売に踏み切ったという。  価格は150円。 (小田原箱根経済新聞)

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2017.07.13

小平にベーグル店「クリカ食堂」「まる福ベーグル」 育児中のママが開業

 小平・学園坂商店街内の「学園坂タウンキッチン」(小平市学園東町1)にベーグルを販売する2店舗「クリカ食堂」と「まる福ベーグル」が相次いでオープンした。いずれの店の運営者も育児中で、子育てをする傍ら、曜日限定で営業している。  学園坂タウンキッチンは、趣味を生かして稼ぎたい人、いつかは店を開業したい人などを対象に、食の「小商い」をサポートするスペースで、特定の曜日や月1回だけ店をオープンしたり、マルシェ出店のための工房として利用したりすることも可能。運営はタウンキッチン(小金井市)で、メンバー間のコラボのサポートや個別の創業相談などを行いながら、業務用のキッチンスペースを提供している。店内にはイートインスペースもあり、買ったパンをその場で食べることもできる。ゆったりと配置されたテーブルは全24席。ベビーカーの持ち込みも可能で、気軽に立ち寄れるためママたちの憩いの場にもなっている。  クリカ食堂は4月18日にオープン。ベーグルは「プレーンベーグル」(160円)、「ダブルチーズベーグ」(240円)、「チョコスコーン」(220円)のほか、季節限定ベーグル(ねぎみそクリームチーズ、きんぴらごぼう、ジェノベーゼチーズなど)をそろえるほか、イートイン用のコーヒーや自家製ドリンクも用意。北海道産の小麦や長崎県平戸島の塩などを使い、低温長時間発酵させて「より味わい深いベーグルになるように工夫してい […]