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バゲット

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パンのテーブル

2017.07.19

魅惑のフルーツサンド

東急目黒線と大井町線が乗り入れる「大岡山駅」の近くにあるベーカリー「イトキト」。フランス料理店でも学んだ店主が営むフレンチスタイルのお店です。フルーツサンドだけでなく、さまざまな種類のバゲットサンドなど、鮮度にこだわったパンが地域住民から愛されています。 イトキト(itokito) 住所:東京都大田区北千束1-54-10 佐野ビル1F 電話番号:03-3725-7115 営業時間:[火~金]10:00~20:00/[土曜・祝]10:00~19:00 定休日:日曜・月曜 かつてはデザイナーだったという勝野真一さん。中目黒で人気のベーカリー「ラ・ブランジェ・ナイーフ」(※現在は世田谷で営業)でパンづくりを学び、その後、フランス料理店でも修業を重ねたのち、2007年に「イトキト」を開業しました。モットーは『平凡だけど飽きのこない味』だといいます。 「食パンは毎日食べるもの。奇をてらったものというのは、すぐに飽きられてしまいます。当店の食パンと他の食パンと食べ比べてみると、最初は違いがわからないかもしれません。でも、何回も食べていくうちに『あ、こっちの方が飽きないかも』と思ってもらえるパンを常に目指しています」 そしてもうひとつ、勝野さんが大切にしているのが『どこにでもあるパンはつくらない』こと。季節ごとに具材が変わる人気のフルーツサンドでも、基本である食パンにこだわるのはもちろんのこと、 […]

おいしいニュース

2017.07.06

和歌山・藤並駅近くにパン店「ビスバルト」 ヨーロッパのマルシェ風にパンがズラリ

 和歌山・有田川町の藤並駅近くにパン店「backerei bis bald(ベッカライビスバルト)」(有田川郡有田川町水尻、TEL 0737-52-7787)がオープンして3ヶ月がたった。  パン職人の本多宏嗣さんが独立開業した同店。店名はドイツ語で「backerei=ベーカリー」「bis bald=またね」の意味。資材置き場の倉庫を改装したという店舗は約20坪。  本多さんは「本格的なパンを作りたいと試行錯誤し、フランスやドイツのハード系パンにたどり着いた。パンに合わせて店内もヨーロッパのマルシェをイメージしたため、パンをズラリと並べると臨場感が出る」と笑顔を見せる。  材料はフランス産小麦、発酵バター、天然酵母などをパンの種類によって使い分ける。人気のクロワッサン(180円)や定番のバゲット、バタール(以上280円)、食パン「パン・ド・ミ」(300円)ほか、ミニクロワッサン(2.5円/グラム)、カイザーゼンメル(80円)、ブリオッシュメロンパン(150円)、「オレンジのデニッシュ」、「デニッシュショコラ」、「スモークチキンといんげんのビゼッタ」(以上250円)、生クリームを使用し「耳まで柔らかい」という「純生クリーム食パン」(300円)など。価格は全て税抜き。  「お客さまにとって、見たことないパンがあると面白いので、常識にとらわれず、さまざまなジャンルの料理を参考にして、今は […]

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2017.07.05

調布・野川沿いにベーカリーカフェ 開店3カ月、パンと景色「ごちそう」と評判に

 調布・深大寺の野川沿いにあるパンと野菜料理の店「Cafe a MUSE(カフェアミューズ)」(調布市深大寺元町1、TEL 050-1036-7832)が7月2日、オープンから3カ月を迎えた。  同店は、パンと料理を担当する鈴江奈穂子さんとフロア担当の両角(もろずみ)美菜子さんが共同経営するベーカリーカフェ。趣味のパン作りが高じて2年ほど自宅でパンの販売をしていた鈴江さんと、そのパンのファンでもあった両角さんが一緒に新しい挑戦を始めたいという思いとタイミングが重なり、開店を決めた。  野川沿いの遊歩道脇に建つ立地を生かし、華美にならず、自然の中に溶け込む店づくりを心がけた。古材をリユースした焦げ茶色のテーブルを置くなど、窓からの景色に加え、木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気を演出。店内はテーブル、カウンターを合わせた22席と屋外にテラス席6席を用意する。窓やテラスからは野川を眺め飲食ができる。  「安全、安心、美味(おい)しい、楽しい」をコンセプトに、素材とおいしさにこだわり、安心して食べてもらえるパンと料理を出すことが鈴江さんのモットー。乳化剤や保存料を使わずに手作りするパンには、地元調布の野菜や農家の知人から届く旬の果物などを使う。パン職人としての経歴はないが、自由な発想と感性で「見ただけでおいしいパン」を目指し、パン作りを楽しんでいるという。  パンは、国産、カナダ、フラン […]

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2017.06.28

加古川のパン工房が開店13周年 「健康は自然の恵みから」テーマに

 加古川のパン工房「フールフール」(加古川市平岡町、TEL 079-422-2737)が6月28日、開店13周年を迎えた。  もともとコンピュータエンジニアだったオーナーシェフの小林資征さんは、自分で何かを始めたいとの思いからパン職人の道へ進んだという。  同店の店舗面積は約6坪。入り口手前にはテラス席6席のイートインスペースを用意する。開店以来「健康は自然の恵みから」をテーマに、塩は赤穂の塩、砂糖は三温糖、フランスパンにはフランス産のゲランドの塩を使うなど、良質な素材にこだわってきたという。  お薦めは、低温長時間発酵により小麦本来の甘みが楽しめる「レトロバゲット」(227円)、溶け出したバターで底がカリッと焼けた「塩パン」(108円)、クランベリーとチョコチップを練り込んだ生地にカマンベールチーズを包んで焼き上げた「クランベリーカマンベール」(140円)。 小林さんは「野菜とパンが合うことをもっと知ってもらいたい。毎月の新商品をはじめ、旬の野菜を使ったパンを食べにお店に足を運んでもらいたい」と呼び掛ける。 営業時間は8時~19時30分。日曜・月曜定休。 (加古川経済新聞)

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2017.06.27

仙台・ハピナ名掛丁にベイクルーズのブーランジェリー 渋谷に次ぐ2号店

 仙台のハピナ名掛丁商店街に6月27日、ブーランジェリー「BOUL'ANGE(ブール アンジュ)」仙台店(仙台市青葉区中央1、TEL 022-714-6323)がオープンした。  ベイクルーズ(東京都渋谷区)初のオリジナルブーランジェリーブランドとなる同店。店名はパン職人やパン店の語源「boulange」を基に、「自然界に存在する酵母の力を『boulange』の中にいる天使(=ange)の力に見立てて」付けたという。  仙台店は6月1日にオープンした渋谷店に次ぐ2号店。出店場所は「ゴントラン シェリエ」跡で、店舗面積は約101坪。店内入り口にベーカリー物販スペース、奥に76席のイートインスペースを設ける。  フランスのパン作りをベースに、世界中から選んだ小麦粉を使い、シーズンごとに届く旬の素材を掛け合わせた「見た目にも美しくおいしいパン」を提供。食パンをはじめ、クロワッサンやデニッシュなどのヴィエノワズリー、バゲットやカンパーニュなどのハード系パン、タルティーヌ、ロールケーキや焼き菓子など常時60~70種類を取りそろえる。  店名を冠した食パンは国産小麦を使い、トースト専用に開発した「Pain de mie "Boul"(パン ド ミ ブール)」(1斤=400円、1本=800円)と、生食専用に開発した「Pain de mie "Ange"(パン ド ミ アンジュ)」(同=500円、 […]

パンのテーブル

2017.06.27

ベーカリーのイースター・フェア

南武線谷保駅と矢川駅のほぼ中間くらい、近くに市役所や大きな公園があり、人の行き来が盛んなエリアに立地する人気店です。ほとんどのパンに自家製ルヴァン種を使い、110種ほどのパンが揃います。看板商品は、ベーグル生地のドーナッツ「もちもちべー」や「塩ロール」、「天使のメロンパン」など。イースター・フェアは3月上旬からスタートし、4月末まで開催されました。 プチ・アンジュ 国立 住所:東京都国立市富士見台2-45-9 電話番号:042-505-4104 営業時間:7:00~19:00 定休日:木曜日 「イースターのフェアは5年前くらいから続けています」とお話してくれたのは、販売チーフの山本瞳さん。「テーマパークなどではイースター前後の3カ月くらいイベントをやっていますよね。そういうところから、『イースター』という季節行事もかなり浸透しているのでは、と始めました。3月上旬からエッグベネディクトなどの毎年人気の商品を販売し、イースター商品がすべて出揃うのが4月上旬くらいです。卵を中心にしたメニューと店内のディスプレイに力を入れています」(山本さん)。お店に入ってまず目を引くのが、女性販売スタッフのキュートなかぶりもの。「卵→ヒヨコのイメージで、これをかぶっていると小さなお子様へのウケもいいですし、お客様に『どうして?』など聞かれるので、そこからイースター商品をご紹介できます」(山本さん)。同店 […]

おいしいニュース

2017.06.20

表参道に仏発モッツァレラサンドイッチ「ンーモッツァ」2号店 イートインも用意

 表参道駅近く青山通り沿いの「青山オーバルビル」(渋谷区神宮前5)に5月、パリ発モツァレラサンドイッチ店「Mmmozza(ンーモッツァ)」の日本2号店「Mmmozza青山店」(TEL 03-5778-9255)がオープンした。経営はベイクルーズ(神南1)。  パリでトラットリアなどを経営し、俳優としても活動するヤニング・サモさんが2011年にマレ地区の街角に開いた同店。同社は3月にテークアウトのショップとなる国内1号店を原宿にオープンした。  2号店となる青山店は「H.I.S」跡に出店。店舗面積は28.49平方メートルで、席数はカウンター席6席を用意。ガラス張りのファサードには、本国のアーティストが描いたイラストを掲出している。  サンドイッチは、フランスから空輸する水牛のモッツァレラチーズ「ブッファラ」を使い、本国と同じレシピで作る。イタリアの女の子をイメージした名前のメニューは、ブッファラやルッコラに、プロシュートやサラミなど4種類のから選べるシャルキュトリーを挟む「LAURA」(ハーフ950円、フル1,480円)をはじめ、同店限定メニューとしてクリームチーズや蜂蜜を加えたゴルゴンゾーラチーズとルッコラを挟む「GORCE」(同778円、1,166円)を用意。パンは、バゲット・チャバタ・フォカッチャから選べる。  ほかにも、シャルキュトリー盛り合わせ(1,296円)や自家製ツナと […]

ニッポンのブーランジェ

2017.06.20

プティ リッシュ 島田 淳一氏

JR京浜東北線・南浦和駅西口から住宅地を歩いて5分、真っ赤なファサードの可愛い店が見えてくる。「Petit Riche(以下プティ リッシュ)」である。「ドゥース・フランスビゴの店」で修業した島田淳一シェフがこの地にパン屋をオープンして約7年。本格的なパンが買える店として地元の人々に愛されている。 「真っ赤なパン屋さん」として親しまれている「プティ リッシュ」。ドアを開けて中に入ると、大きな平台に、ズラリと並ぶパンが目に飛び込んでくる。そして揃いの赤色のポロシャツを着たスタッフの「いらっしゃいませ」の元気な声に迎えられる。 昼近くともなれば、平台には日替わりのピザや、惣菜パンがズラリと並び、近隣のお客様が次々と訪れる。 ランチタイムの人気メニューは、「本日のピザ」210円や「本日のタルティーヌ」190円など具材をふんだんに使った総菜パンだ。 特にバゲット生地に具材をたっぷり包んだ“フランス”シリーズは、「ちょい辛カレーパンフランス」190円、「豚の角煮フランス」190円、「味付き煮卵フランス」190円、「きんぴらごぼうフランス」190円など、7アイテムが揃う。中でもカレーパンはカレーとゆで卵のコントラストが印象的だ。甘辛く煮た油揚げの中に煮卵を丸ごと入れた「味付き煮卵フランス」は、煮卵と甘辛い油揚げとシンプルな生地の味がマッチして面白い味わいだ。生地はシンプルなバゲット生地を使用、 […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.05.30

ボン・ボランテ(bonne volonte) 店主 井上 恵さん

ボン・ボランテがあるのは、京阪神宮丸太町駅より歩いて10分ほどの、京都市内でも住宅が多く建ち並ぶ郊外にあります。当店の大きな特徴は、薪をくべて窯でパンを焼いていることです。おかげさまでオープンして16年目を迎えています。 私はもともとアパレルの販売をしていたのですが転職をしたいと思い、就職活動をするにあたりパン屋のような早朝に働けるのは都合がいいと、ドンクで製造のバイトを始めたのがパンの世界に入ったきっかけです。そんな理由だけでパンの世界に入ったのですが、簡単なパンの成形などをするうちにパンづくりの面白さに目覚め、もっとちゃんと技術を身につけたいと思うようになりました。そこでドンクを辞め、パン職人が通う研修施設に通うことにしたのです。1カ月ほど研修した後、その学校が経営するお店で働きながらさらに技術を磨いていきました。そして1年半ほど働いた頃、今度はドンクに社員として就職。しかし、もっと自分の技術を高められる環境に身を置きたいと思っていたタイミングで、イタリア料理店併設のパン屋のオーナーからお声掛けいただき転職したのです。 その後、薪の窯をつくっているオーナーの知り合いから、パンの焼き方の基本を教えほしいといわれたのが薪の窯のオーブンとの出会いでした。そして薪の窯でパンを焼いてみると、電気オーブンより火の通りが早いため、外はカリッと中はしっとりと焼き上ることを体感。一度きりの体験で […]

おいしいニュース

2017.05.25

小倉駅ビルに「ベーカリーバル」 100種以上のパンとアルコール

 小倉駅の「アミュプラザ」(北九州市小倉北区浅野1)1階に5月23日、「ベーカリーバル・グランドアムール」がオープンした。運営は岩本商事(赤坂海岸7)。  元の店舗から西側に約30メートル移動し、アルコール類も提供するようになったことから軽食のメニューを充実させ、「バル」の名称を加えた。同ビルを運営するデベロッパー「小倉ターミナルビル」が、「このエリアの食のイメージ充実を図りたい」とフロア計画を明かしたことに応じたもの。店舗面積は約28坪、席数は21席。  サンドイッチなどの食事系、バゲットなどのハード系、ベーコンチーズなどのスナック系のパンを毎日約100種以上幅広くそろえる。「ミートソーススパゲティ」(480円)や、「マルゲリータピザ」(500円)、「エビとエリンギのアヒージョ」(680円)などの軽食も提供する。  同社の本業は水産加工業で、2004年にパンの製造小売りへ異業種参入し、現在4店舗を展開している。同店では本業を生かした「あじ干物のディップ」や「南氷洋クジラ赤身の刺身」(以上380円)など特徴あるメニューが並ぶ。  市内で特徴ある野菜作りをする農家から野菜を仕入れ販売するほか、それらの野菜を使った「地元野菜パワーサラダ」(480円)なども提供している。  ドリンク類は、ワイン(赤・白380円~580円)、「ザ・プレミアムモルツ生」(480円)、ハイボール(380円~4 […]

パンのテーブル

2017.05.23

Newスタイル アフタヌーンティー

日本初のブリュレフレンチトースト専門店として、2013年9月にオープン。メニューには外はパリッ、中はとぅるんの新食感「ブリュレフレンチトースト」の他、お塩とガーリックを効かせたお食事向けの「チーズフレンチトースト」や窒素が入ったアメリカ発祥のコーヒー、「ドラフトコーヒー」を用意しています。 Foru Cafe(フォルカフェ) 住所:東京都新宿区西早稲田2-4-26 電話番号:03-6233-8739 営業時間:10:30 ~ 20:00(L.O 19:30)※事前予約のナイトアフタヌーンティーは19:00~21:00土曜日のみFORUバル営業 19:00~23:00 定休日:無休(年末・年始を除く) 2016年秋から、新しい試みとして始めたのが「ナイトアフタヌーンティー」です。まず湧いてくる疑問「アフタヌーンティーをなぜ夜に?」を店長の船橋佳恵さんにお聞きしました。「当店はこれまで、フレンチトーストやグラノーラ、コーヒーなど朝にぴったりのアイテムをメインにして、ライフスタイルをトータルで彩る商品を提供してきました。そして、素敵な朝を迎えるには、夜の過ごし方も充実させていきたいね、という視点から平日の夜でもゆっくりと楽しめる『ナイトアフタヌーンティー』が誕生したんです」と船橋さん。 仕事終わりの夜なら、心置きなくアルコールからスタートできるのもメリットです。また、同セットにはアロマキ […]

ニッポンのブーランジェ

2017.05.16

ベッカライトーンガルテン 中川 貴之氏

横浜から相鉄いずみ野線に乗り換え約20分、弥生台駅に降り立つ。駅から住宅地を歩いて4分。センス溢れる白い外観と赤い看板が目印の可愛い店が見えてくる。ベッカライトーンガルテン(以下トーンガルテン)である。中川貴之シェフがこの地にパン屋をオープンして約5年。美味しいパンが買える店として愛されている。 白いドアを開けて中に足を踏み入れると、赤を基調としたヨーロッパ調のセンス溢れる店内にさまざまなパンがズラリと並ぶ。「いらっしゃいませ」の元気な笑顔に、「今日は何を買おうか」とワクワクする。 平台には具材たっぷりの「フォカッチャ野菜」250円や「ソーセージとカレーキャベツ」260円など7種のフォカッチャや、カレーパン、「かねふく明太フランス」160円などの惣菜パン、「プチパン」120円や「ハイジの白パン」120円、「トーンガルテンシュー」200円、期間限定の「アップルパイ」300円、そしてドイツパンまで約60種が揃う。一つひとつ丁寧につくられたパンは、中川シェフの腕が光る。どれもが完成度が高く、「この場所にこんな素敵なパン屋さんがあるなんて!」と地元の人々を感動させる。オシャレだが親しみやすく居心地の良いパン屋さん。まさに中川シェフの想いが店にそしてパン一つひとつに込められている。この店の特長は対面販売形式をとっていることだ。急いでいる人のためにトレーとトングを用意しているが、基本は会話をし […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.05.09

ラ ロッタ ベーカリー(La LOTTA Bakery) 店主 小林 紀子さん

店名の「ラロッタベーカリー(La LOTTA Bakery)」とは、私が考えた造語です。“La”はフランス語で、英語でいうところの“The”にあたる冠詞です。でも、“Bakery”は英語で“パン屋”のこと。ブーランジェリーとするより、誰もがすぐにパン屋とわかる方がいいなと思ったからです。 “LOTTA”は、スウェーデン映画のロッタちゃんシリーズの女の子の名前からつけました。ロッタちゃんは5歳のすごく自己主張が強い個性的な女の子。その気の強い性格が自分と似ていると感じ、店名にしました。 私がパン屋を志すきっかけとなったのは、仲の良かった父の死でした。私の父は「女性は働くより家庭を守るもの」という、ちょっと古い考えをするタイプで、私はそんな父の側にいられれば安心と、学校卒業後はバイトをするぐらいでフラフラとしていました。しかし、父が亡くなったことで「このままではだめだ」と気持ちが切り替わりました。パン屋かケーキ屋になりたいという子どもの頃の想いがまだ心に残っていたので、パン屋の門を叩いたのが始まりです。 そのときすでに24歳で専門的な勉強もしていなかったので、最初は販売からでもいいという気持ちでした。しかし私がラッキーだったのは、最初からフランスパンをつくる工程に入らせてもらえ、どんどんパンづくりを学べるチャンスに巡り合えたことです。するともっともっとという気持ちが強くなっていきました […]

おいしいニュース

2017.05.02

銀座三越「フランスフェア」-「ルジェ」のリキュール×「堂島ロール」のコラボスイーツも

 銀座三越の7階催物会場で5月3日(水・祝)より、フランスの食を中心に、ファッション&インテリア雑貨も展開する「フランスフェア」が開催される。  会期をパート1(初日~同8日)とパート2(5月10日~16日)に分け(※5月9日は入れ替えのため閉場)行われる同展。パート1では「甘い誘惑」をテーマに、「見てときめく、食べて恋する」スイーツを特集。パート2では「ごちそうハント」をテーマに、「フランスの豊かな食卓」を紹介する。  パート1のスイーツ特集での注目は、仏ブルゴーニュ地方ディジョンのフルーツカクテルブランド「ルジェ」と大阪・堂島に本店を構える「パティスリー モンシェール」とのコラボ企画。「ルジェ」のフルーツリキュールを「パティスリー モンシェール」の代表スイーツ「堂島ロール」を組み合わせ、銀座三越で先行販売する。  クリームにルジェカシスを加えた堂島ロール「カシスシャンティロール」(461円)には、高知県産ブルーベリー「スパルタン」とブラックベリー、エディブルフラワー、ホワイトチョコをトッピング。クリームにルジェピンクグレープフルーツを加えた「シトラスシャンティロール」(431円)は、高知県産かんきつ「小夏」とホワイトチョコ、プチシューをトッピング。クリームにルジェカルテットを加えた「カルテットシャンティロール」(491円)は、愛媛県産イチゴ「紅ほっぺ」とエディブルフラワーをトッ […]

パンのテーブル

2017.04.25

のせて魅せる!オープンサンド

北欧デンマークの郷土料理である「スモーブロー」というオープンサンドを専門に扱うカフェ。「食べることは生きること 生きることは暮らすこと」をモットーに、都市と地域の架け橋として生産者と生活者を繋ぐ料理開拓人として知られる堀田裕介さんがプロデュースしたお店です。パリの一流レストランで腕を磨いたフレンチシェフ葭谷真輝(よしやまさき)さんがメニューを考案し、堀田さんが全国で出会った生産者から集めた新鮮な食材を使った季節感あふれるスモーブローをいただけます。 smørrebrød kitchen nakanoshima 住所:大阪府大阪市北区中之島1-2-10 中之島図書館 2F 電話番号:06-6222-8719 営業時間:9:00~21:00(L.O20:30) 定休日:不定休(年末年始) 「スモーブロー」はデンマークの国民食で、直訳で“バターを塗ったパン”という意味です。夕食の残りをパンにのせてランチにしたのが始まりなのだとか。「デンマークの家庭では、ハムやミートボール、エビ、野菜など好きな具材を黒パンにのせていただきます。ホームパーティでの定番メニューでもあり、日本での手巻き寿司のように、トッピングとなるさまざまな具材を用意し、各々が好きな具材をパンにのせていただくそうです」と店長の大倉伸宜さんが教えてくださいました。 同店で使われているのは、堀田さんがプ […]

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2017.04.19

銀座三越「ぎんざでパンとコーヒー」-「365日&15℃」のバーガー登場

 銀座三越の7階催物会場で4月19日(水)より、パン好きとコーヒー好きのためのイベント「ぎんざでパンとコーヒー」が始まった。  行列の絶えない人気ベーカリーや有名ロースタリーなど約25店が集結する同展。  今回の注目は、パン好きの間で人気の、代々木八幡にあるブーランジェリー「365日」と、その近くで「365日」のパンを使ったハンバーガーやサンドイッチを展開する姉妹店のカフェ「15℃」。パティシエ出身の杉窪章匡シェフが手掛ける、北海道産小麦「穂香」を使ったしっとりモチモチした食感の「100%=ソンプルサン」(249円)をはじめ、豚のひき肉と7種のハーブ&スパイスを使った「カレーぱん」(270円)、ショコラガナッシュを生地に忍ばせてサクサク食感のチョコを挟んだ「クロッカンショコラ」(314円)など約30種類を販売。「15℃」のイートインでは、バーガー専用バンズで、吉祥寺の肉料理専門店「内山」プロデュースの牛肉とコラボしたパテのほか、レタス、炒めた輪切りの玉ネギ、自家製ケチャップ、ヨーグルトをサンドした看板商品「29(にく)バーガー」(1人前972円)を提供する。  イートインにはほかにも、大阪をはじめ、銀座などにも出店するパンケーキとかき氷の店「雪ノ下」が出店し、国産素材にこだわった「発酵バターパンケーキ」(1人前756円)を提供。三宿のサンドイッチ・ハンバーガー専門店「ファンゴー」も […]

おいしいニュース

2017.04.19

大阪・中之島に「ハード系」中心のパン店「ア・ビエント」 箕面店から移転

 大阪・中之島のフェスティバルシティ(大阪市北区中之島3、TEL 06-6231-7555)西棟地下1階に4月17日、パン店「ブーランジェリー ア・ビエント 中之島店」(TEL 06-4706-0202)がオープンした。  昨年12月に閉店した箕面店を移転したもので、3店舗目となる同店。店舗面積は125平方メートルで、イートイン14席。製パン技術者歴20年以上の松尾清史さんがオーナーシェフを務める。バゲット生地、カンパーニュ生地、天然酵母入り生地、国産小麦を混ぜた生地などを使い、独特の触感や味わいを生み出している。  ハード系パンが充実しており、同店では約25種類を提供予定。旬の果物を使うデニッシュや、「バナナとクルミ」「イチゴとヘーゼルナッツ」など、ナッツと組み合わせた商品もあり、常時約80種類以上のパンをそろえる。オフィス街にあるため、OLがターゲット。今後、岡山県産の小麦を、店内に設置している石臼で自家製粉した商品も提供する予定。  松尾さんは「現在はカフェスタイルでイートインを設けているが、今後はパンに合う料理やワインを提供するビストロ的なこともやってみたい」と話す。  営業時間は7時~20時。 (梅田経済新聞)

パンとお店と“私”のストーリー

2017.04.18

穂の香 自由が丘店 店主 吉田 由華里さん

自由が丘駅を背にメイプル通りを8分ほど進むと、閑静な住宅街の一角に「穂の香」があります。 店名のPain fermier はフランス語で「農家のパン」という意味。ヨーロッパの農家で家族のために焼かれるパンをイメージして、素朴なパンや焼き菓子を小さな店にたくさん並べています。 私がパン職人になろうと思ったきっかけは、学生時代にカナダでホームステイした先が、朝早起きしてパンをつくる家庭だったこと。お手伝いしながらパンづくりの楽しさに一気にのめり込みました。 帰国後は大手リテイルベーカリーでアルバイトを始めました。そのまま社員に、という選択肢もありましたが、将来は自分で店を持ちたかったので、目指すパン屋の形にいちばんぴったりくるベーカリーを必死で探しました。当時はベーカリーに関する情報は少なくて、やっと見つけたのが「ベッカライブロートハイム」でした。改装する前の、木のぬくもりと手づくり感のある小さなお店で、パンづくりが丁寧で接客も温かくて……。1人で独立するつもりだった私は、「ここしかない!」と思って、何度か断られてもあきらめず、半ば強引に入れてもらった感じです(笑) 8年ほど働いて、販売から厨房の作業もひととおり身につけることができました。途中、「一度外に出てヨーロッパのパン屋さんを自分の目で見てみよう」と思いたち、いったん店を離れて2カ月ほど一人旅もしました。そして、ブロートハイムで […]

おいしいニュース

2017.04.17

横浜ベイクォーターにフランス発のブーランジェリー「デリフランス」

 横浜ベイクォーター(横浜市神奈川区金港町1)3階に3月、フランス生まれのブーランジェリー「デリフランス 横浜ベイクォーター店」がオープンした。  デリフランスは、世界30カ国・400店舗以上を展開するフランス発のブーランジェリーブランドで、1984年にアムステルダムに1号店を開店。カフェスペースを併設した同店では、クロワッサンやデニッシュパンをはじめ、菓子パン、惣菜パン、ハード系のパンまで100種類以上を提供する。席数は41席(テラス席もあり)。  同店のおすすめパンは、粒あんとホイップクリームを包み込んだ「横浜あんぱん」(180円、横浜ベイクォーター店限定)、塩味の効いたロールパンにビスケット生地をのせて焼き上げた「塩メロンパン」(170円)、欧州産発酵バターを折り込んで仕上げた「クロワッサン」(200円)。そのほか、りんごパイ(260円)、キッシュ・デミ・ロレーヌ(220円)、塩フランスパン(130円)、ふんわりチーズタルト(250円)、バタール(260円)、カンパーニュ(ハーフ410円)、フルーツバケット(280円)など。  モーニングセットは、サンドイッチセット(440円)、クロワッサンセット(370円)、フォカッチャ ハム&チーズセット(390円)の3種類。注文後に手作りするオーダーサンドイッチは、バゲットサンド「バジルチキン」(480円)、カンパーニュサンド「 […]

おいしいニュース

2017.04.17

仲町台のパン店、北海道産手作りあんこを使った限定あんバター

 横浜市営地下鉄仲町台駅近くのパン店「ベーカリーリゾート ブルーコーナー」(横浜市都筑区仲町台1、TEL 045-342-8603)は4月10日から、手作りあんこと北海道産バターを使ったフランスパン「絶対にマネの出来ない極上あんバター」の期間限定提供を始めた。  「世界の魅力をパンで伝える」をコンセプトに、国内外各地域の食材や食文化をテーマにしたパンを月替わりで展開している同店。今月のテーマは「北海道・東日本」で、この地域にゆかりのある食材を使った各種限定パンを提供している。  同メニューは、北海道河西郡芽室町の農家から取り寄せた手作りあんこと北海道産バターを使用。このパンのために焼き上げたフランスパンではさんだ。価格は320円。  同店プロデューサーのハンマーさんは「毎年もっとも支持の高い北海道シリーズ。あんバターのバゲット部分は、昨年に比べてかみやすいように少し改良したが、農家さん、酪農家さんから直送の各素材には変わらないやさしさがある。今年も楽しんでほしい」と話す。  提供は5月8日まで。営業時間は毎週日曜日・月曜日の10時~17時。 (港北経済新聞)

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2017.04.11

パンと料理の幸せマリアージュを追求

吉祥寺駅を井の頭公園側に出て徒歩3分ほどの場所にある、「ブーランジェリー・ビストロ・エペ」。パンのテイクアウト、ビストロのランチ&ディナー、カフェタイムはパンのイートインもOKで、様々なシーンで気軽に立ち寄りたくなるお店です。“ブーランジェリーとビストロの融合”をテーマに、パンと料理の最高のマリアージュを提案し、フレンチに欠かせないワインがしっかりセレクトされているところも人気の秘訣です。古い倉庫を改装したという店内には、フランスの職人に依頼した家具を配置。使い込まれたマテリアルの質感を現代風に生かし、居心地のよさをつくっています。 相性抜群の料理とパンが出会う場所 ブーランジェリーを率いる神林慎吾シェフが目指すのは「料理と合わせて食べるとおいしいパン」。テロワールにこだわるフランス人に倣い、小麦粉は主に国産のものを使っています。店に入ると、まずブーランジェリーの売り場があり、その奥がビストロの客席です。特筆すべきは、フロアにおけるパン窯の存在感。発酵を終えたパン生地にクープを入れる作業から、窯入れ、窯の中でパンが焼ける様子や香り、窯出しされたパンの姿も音も、お客様がこんなに間近でつぶさに共有できるお店は希少です。 テーブルは料理とパンが出会う場所。ビストロのランチでは、セットやコースの料理に合わせて、焼きたてのパンが供されます。国産小麦粉のバゲットとフランス産小麦粉を使ったトラデ […]

おいしいニュース

2017.04.06

フランスパンや仏菓子の「ビゴの店」リニューアル マロニエゲート銀座2に

 プランタン銀座本館のマロニエゲート銀座2への名称変更と改装工事のために一時閉店していた「ビゴの店 銀座店 ドゥース・フランス」(中央区銀座3)が3月15日、リニューアルオープンした。  同店は1984(昭和59)年、プランタン銀座の開業とともに「ビゴの店」東京第1号店としてオープン。フランスパンや、カヌレ、クイニーアマンなどのフランス菓子を販売してきた。  リニューアルオープン前日の内覧会には「ビゴの店」創業者のフィリップ・ビゴさんも来店。「33年前、ここ銀座でフランスパンに詳しいお客さんは少なかったが、フランスの食文化を日本の皆さまに知っていただくために売れないパンでも毎日焼き続けた。今はパンに詳しく知識があるお客さんが増え、本格的なパンを求める人が多い。これからも伝統的なパンを中心に本物を提供していきたい」と話した。  リニューアル後の店では「バゲット」(292円)、天然酵母のライ麦フランスパン「パン・オ・ルヴァン」(378円)などの定番商品のほか、同店のオープンを記念して作られた銀座店限定のフランスパン「マロニエ」(270円)、桜をテーマにした「桜のフランスパン」(240円)などの期間限定商品を含む約230種類のパンと約60種類のスイーツをそろえる。  以前からの常連客に加え、近隣のスポーツ関連ショップへ行った帰りに来店する20代半ば~後半の若い女性の新規客も増えているとい […]

パンとお店と“私”のストーリー

2017.04.04

griotte(グリオット) 店主 石川 暢子さん

駒沢大学駅から自由通りを自由が丘方面に6分ほど歩いていただくと、「griotte」があります。建物は通りから少し奥まっていますから、赤い看板を目印にしてくださいね。ガラス張りで明るい1階が売り場、地階にはイートインのスペースを設けてあります。すぐ近くには駒沢オリンピック公園があり、公園への行き帰りにお店に寄ってくださるお客様もたくさんいらっしゃいます。 私は、2012年11月にオーナーとしてこの店をオープンしました。以前は会社員として営業の仕事をしていました。30才を過ぎて、このまま定年まで会社勤めをする自分自身をイメージすることができず、自分のペースで続けていける自営業を志したのです。もともと食べることが好きでしたし、女性が1人でやるなら飲食かな、とリサーチも兼ねてフレンチレストランの厨房で2年ほど働きました。 ただ、レストランだと、ある程度の規模がないと採算をとるのが難しい。そこで持ち帰りのできるパンの店にしようと、物件探しに取り掛かりました。資金関係のコンサルタントの方から「大家さんが蕎麦屋かパン屋を希望している物件がある」と、ここを紹介してもらい、ロケーションも気に入って決めました。 パンづくりをお任せしている小島正義シェフは、フレンチの店で働いていた時の知り合いからの紹介でした。彼もフレンチの出身で、パンやお菓子に魅せられてブーランジェになった方。奇遇なことに、当時たまた […]

おいしいニュース

2017.03.30

原宿に仏発モッツァレラサンド店「ンーモッツア」1号店 ベイクルーズ新ブランド

 原宿に3月30日、パリ発モッツァレラサンドイッチショップ「Mmmozza(ンーモッツァ)」の日本1号店「Mmmozza原宿店」(渋谷区神宮前6、TEL 03-5778-3430)がオープンした。経営はベイクルーズ(神南1)。  パリでトラットリアなどを経営し、俳優としても活動するヤニング・サモさんが2011年にマレ地区の街角に開いた同店。今回、パリにも支社を持つ同社がライセンス契約を結び国内に初上陸させた。  アメカジショップ「ラブラドールリトリーバー」に隣接するテークアウト専門店で、店舗面積は約21平方メートル。ファサードのガラス面や店内の黒板には本国のアーティストが描いたイラストをあしらっている。  サンドイッチは、フランスから空輸する水牛のモッツァレラチーズ「ブッファラ」を使い、本国と同じレシピで作る。イタリアの女の子をイメージした名前のメニューは、ブッファラやルッコラに、プロシュートやサラミなど4種類のから選べるシャルキュトリーを挟む「LAURA」(ハーフ950円、フル1,480円)、ブッファラやルッコラに、ナスやズッキーニなど4種類からグリル野菜を選べる「YAYA」(同842円、同1382円)など3種類。パンはバゲッド・チャバタ・フォカッチャから選べる。  同社野田晋作上席取締役副社長は「フレッシュでジューシーなモッツァレラをダイナミックにパンにサンドしたり、注文を受け […]

おいしいニュース

2017.03.30

伊勢丹新宿店で初のパンフェス「ISEPAN!」-行列店・人気店など40店が集結

 伊勢丹新宿店本館6階催物場で3月29日(水)、初めてのパンフェスティバル「ISEPAN!~パン好きのための、パンの祭典~」が開催された。  日本各地の行列店や人気店など約40店が集結する同イベント。会場にはパン作りにこだわりを見せるシェフたちが来場し、会場で焼きたてパンを披露するほか、特別企画による会場限定パンなども多数登場する。  注目企画では、フランスで行われるパンの世界大会「モンディアル デュ パン2017」に出場予定の「ヴィロン」松田武司シェフ、同大会に2度出場している「ブーランジュリー パリゴ」安倍竜三シェフ、同大会の日本アンバサドール協会審査員に名を連ねる「ボン ヴィボン」児玉圭介シェフが来場。それぞれパン生地を練り、発酵、焼き上げまでの工程を会場で披露し、「焼きたて・出来たて」の会場限定パンを販売する。松田シェフは「クロワッサン」(378円)を、安倍シェフは、「バゲット・ド・トラディション」(281円)を、児玉シェフはトラディショナル&モダンな「ショコラとプルノーのソシソン」(519円)を実演販売。こだわりやおすすめの食べ方などを直接聞くことができる。  「パンの街」として知られる神戸で、パンを通して暮らしを楽しくする提案活動を行うブーランジェリーの集まり「KOBE Boulangerie Club」に参加するシェフが日替わりで来場。会場にはオーブンを設置し、日替わ […]

パンを楽しむ美食の足し算

2017.03.28

はちみつの達人に聞く、パンとはちみつのマリアージュ

株式会社ラベイユ 営業部部長 光益 秀輝さん JSA認定のソムリエの資格を持ち、ワインソムリエとして活躍した後、チーズ専門店を経て、はちみつ専門店「ラベイユ」に入社。国内外の数多くの養蜂家を訪ね、草花とミツバチを育む豊かな自然環境に触れ、自他ともに認める「ミツバチ&はちみつLover」に。さまざまな食材とはちみつとのマリアージュを探求し、奥深く幅広いはちみつの魅力を伝えるべく、イベントやセミナーなどの講師としても活躍しています。 赤ワインには肉や赤身の魚を合わせるように、パンとはちみつも「色」を合わせてあげると選びやすいです。白いパンには淡い色のはちみつ、黒いパンには色の濃いはちみつが合います。 淡いやさしい色味のはちみつは、クセがなく、やさしい味。色が濃くなるにつれ、個性的な味わいや風味が際立っていくのです。 また、多くのはちみつは、低温になるとブドウ糖が白っぽくシャリシャリした結晶になります。唯一「アカシア」は低温でも結晶化しにくい「リキッドタイプ」。一方、最初から細かな結晶を混ぜて丁寧に撹拌し、なめらかなペースト状にした「クリームタイプ」のはちみつもあります。パンと一緒に、ジャムやスプレッドの感覚で楽しめます。 フランス産「ROMARIN」(ローズマリー)は、フランス南部、地中海沿岸のラングドック・ルーションで採蜜されたはちみつです。白あんにも似た温厚で豊かな甘みが特長のクリ […]

ソトパン パンがおいしいお店へ出かけよう!

2017.03.22

5.5坪の小空間で、こだわりのサンドイッチとエスプレッソに出会う

渋谷駅から徒歩10分ほど、落ち着いた雰囲気の奥渋谷エリアにある、サンドイッチとエスプレッソが自慢のコーヒースタンド。5.5坪のコンパクトなスペースで、店の外にベンチが置かれていますが、テイクアウトが基本のお店です。ただし、つくりおきは一切せず、ドリンクもサンドイッチも注文を受けてから「おひとりおひとりのために」、職人気質ともいえるこだわりでつくったものが手渡されます。 サンドイッチ担当の成瀬隼人さんは、アメリカで寿司職人のキャリアをスタート。日本の寿司店で修業を積んだ後、「日本で店を始めるなら」と、かねてからの念願だったサンドイッチの世界へ。バリスタの鈴木 啓太郎さんは、「ストリーマー・コーヒー・カンパニー」の出身。高校時代から18年来の親友という2人の店は、まるでラクダの背中のごとく、サンドイッチとエスプレッソがふたつ並んで、それぞれの高みを目指しています。 パンを味わうためのサンドイッチと、珠玉のエスプレッソ ご自身もパンが大好きで、「サンドイッチは、パンが主役」と言い切る成瀬さん。代々木公園界隈の名店「365日」「カタネベーカリー」「タルイベーカリー」のパンを使い、現在のラインアップは、バゲットのサンドイッチ7種類と小ぶりのコッペパンの「すしやの玉子サンド」。いずれも、成瀬さんがほれ込んだパンの個性に合わせ、パンそのものをよりおいしく味わえるように、具材を考え抜いてつくりあげ […]

パンのテーブル

2017.03.14

パンとコラボで新しい楽しみ方 パン+○○

東京・中目黒にある人気ブーランジェリー「トラスパレンテ」がプロデュース。「『パンと雑貨の融合』をテーマに、毎日の暮らしと食を繋げ、心豊かな空間と時間づくりのお手伝いをする」というのがコンセプトです。駅ビル1階にゆったりと広いスペースを構えたベーカリーカフェです。 Sesto(セスト) 住所:東京都立川市柴崎町3-2-1 グランデュオ立川1F 電話番号:042-540-2235 営業時間:10:00 ~21:00 定休日:なし 店名の「sesto」は、イタリア語で「6番目」の意味です。イタリアで修業した森直史シェフが中目黒で「トラスパレンテ」を2008年にオープンし、現在は都内、神奈川県内に6店舗を展開。系列の6店舗目、ということで名づけられました。 「うちの店は、トラスパレンテグループの中で、多摩地区への出店、駅ビル内の店舗・雑貨を取り扱う、という点も初めてですし、カフェスペースは全店で一番広く設けてあります。全店に共通するのは『誰かのためにパンをつくること』。お客様に喜んでもらえて、お客様もスタッフも幸せになれること、立川という地域で愛される店を目指しています」と語ってくれたのは、店長の染谷茜さん。 「パンと雑貨」をテーマにした店舗は、早い時期から森シェフの構想にあったそう。「これまで、おいしいパンを提供することで食を楽しんでいただいていましたが、さらに雑貨が加わることで、生活シ […]

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2017.02.16

「パン画家」奥田澪さん、大阪・天神橋で個展 卓上の幸せ描く

 大阪・天神橋のギャラリー「hitoto」(大阪市北区天神橋5)で現在、奥田澪さんの作品展「ふっくらかがやく」が開催されている。  展示は、8号・10号キャンバスに描かれた8作品。全てシルクスクリーンで刷られたパンのある卓上の風景。2014年に開いた初の個展「明日のパンの話をしよう」以来、3年ぶりの作品展となる。  奥田さんは1990年生まれの26歳。大阪教育大学大学院の美術研究コースを修了した。2012年ごろから、繊維の目をインクで詰まらせるシルクスクリーン版画でパンの絵を刷り始めた。  大学在学中、先生に「パンがおいしそうじゃない」と言われて奮起。以来、現在までに描いた作品は全てパン。力の掛け方、刷る向き、布の種類など試行錯誤し、かすれやムラを生かした質感の出し方を探究した。  もともと大のパン好きで「パン屋へ行くと描きたいものが必ず見つかる」という奥田さん。パンのある風景は「幸せそうに見える。それだけでうれしい気持ちになる」。  パン屋で働こうと考えたことはないというが、パン屋を巡るのは好き。「パンがどれも優しい色をしている」と、大阪・十三の酵母パンと喫茶の店「ひやわま」が気に入っている。  「『おいしそう』の一つ先にある『幸せそう』と感じられるものを作品にしたい」と奥田さん。次は、バケットをちょっと大きめのキャンバスに描きたいという。  開催時間は13時~19時(最終日は1 […]

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2017.02.01

札幌パルコ・フードコートがピコ太郎とコラボ 期間限定PPAPメニュー提供へ

 札幌パルコ(札幌市中央区南1西3、TEL 011-214-2111)地下2階にあるフードコート「FOODIES MARKET(フーディーズマーケット)」が2月4日から、「PIKOTARO 『PPAP』meets FOODIES MARKET」を開催する。  フードコートの飲食店10店舗がピコ太郎とコラボして、リンゴやパイナップルを使ったオリジナルメニューを提供する。ピコ太郎をあしらったフードコートのオリジナルロゴもデザインする。期間中、PPAPメニューを1つ注文するごとに特製オリジナルコースター(3種類)を1枚進呈する。  メニューのラインアップは、ピコ太郎ビール「PiPAP」とナッツの「ピコ太郎ほろ酔いセット」(900円~)、チャイにチョコペンを溶かしながら飲む「ペンチョコピコチャイ」(390円)、お米とミルクソフトクリームを使った「パインパインアップルパフェ PPAPバージョン」(580円)。  このほか、角煮バゲットサンドにパイナップルとアップルのグリルコンポートを挟んだ「PPAPバゲット」(594円~)、タイ料理のガパオをパンで挟んだ「パンガパオパン」(580円)、「パイナップルドーナツ&アップルジュース」(800円)、「ローストビーフ丼&PPAPレモネード」(900円)。 ピクルス・パテ・有馬サンショウリエット・ポークハムの「ピコピンチョス」(300円~)、カレーパンに […]

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2017.02.01

麹町にオーストリア老舗ベーカリー 神田万世橋から移転リニューアル

 麹町駅近くに12月20日、ベーカリー&スイーツショップ「エーデッガー・タックス by Neues(ノイエス)」(千代田区麹町3、TEL 03-6261-1172)がオープンした。  1569年に創業し、ハプスブルク帝国の皇帝から御用達の称号を与えられたオーストリアの古都グラーツの老舗ベーカリー「エーデッガー・タックス」。昨年秋に東京・神田に日本初上陸を果たし、今回移転リニューアルオープンした。  新店舗は、1999年に開業したウィーン伝統菓子専門店「Neues」を率いてきた野澤孝彦シェフが全面プロデュース。併設した厨房(ちゅうぼう)で製造する本格的なドイツ系パンのほか、日本ならではのパン文化に独自のアプローチを加えたオリジナルアイテム、オーストリア菓子などを販売する。  店舗面積は9坪。約40~50種のパンと約20~30種のスイーツを取り扱う。主な商品は、ガリッとした食感の岩塩と薫製のような香りが特徴の「ブレッツェル」(250円)、同店の代名詞でグラーツ本店の職人技で一つ一つ生地を織り込んで成形する「ハンドカイザー」(200円~)、「フルーツデニッシュ」「ノイエスバゲット」(以上350円)、サクサクとした食感の一口菓子「シシーブッセル」(9個入り800円、30個入り2,500円)など。  広報担当の加藤明子さんは「お客さまの中には当店で初めて買ったブレッツェルを気に入って、ちょく […]